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旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

秋の夕暮れ

2015年10月12日 17時31分06秒 | Weblog

風邪は十分な睡眠をとって、結膜炎は抗生物質の力を借りて、化学物質アレルギーは原因を遠ざけることによってほぼ完治した。明日からの就業に支障はない。
休養する予定だった3連休は瞬く間に過ぎた。気分を切り替えようと思っても、読書、映画や絵画の鑑賞、畑を耕すこと、ドライブくらいの方策しかないことを寂しく思う。以前なら、より動物的な、食べる・飲むというふたつの嗜好がこれに加わっていた。何とも侘しい秋の夕暮れだ。


自然的理性という冷水

2015年10月12日 09時16分24秒 | Weblog

フォイエルバッハは、その著作「キリスト教の本質」上下(岩波文庫)の『第一版への助言』の中で、自然的理性という冷水の用法と効用の譬えを教示している。「水は精神的な眼にとってはなはだ優秀な薬なのである。冷水はすんだ眼を作り出す。そして、ただすんだ水をみつめるだけでも、どんな大きな喜びだろう!また眼を水にひたせば、どんなに魂が爽快になり、どんなに精神が明快になることだろう!たしかに水は魔術的な刺激でもってわれわれを自然の深い所へ引き込む。しかしまた水は人間に対して人間自身の形像を反映させる。水は自己意識の似姿であり、人間の眼の似姿である。すなわち水は人間の自然的な鏡である。」このひとは洗顔の習慣がなかったのかと疑わざるをえないくらいの気の入れようだ。それでも、言わんとするところが汲み取れないわけではない。
今朝は眼の調子が良いので、ネット検索で遊んでいたら、法哲学者ラートブルフにフォイエルバッハという名前の刑法学者に関する著作があったので「へー!?フォイエルバッハって刑法学者だったのか、どおりで妙に緻密で論理的な文章を書くのだなあ。」と勝手に妄想していたら、違っていた。アンゼルム・フォン・フォイエルバッハは刑法学者で、「唯心論と唯物論」「キリスト教の本質」「将来の哲学の根本問題」を著したヘーゲル左派、上述のアンドレアス・フォン・フォイエルバッハはその4男であることが分った。Web検索は本当に便利が良い。