西郷隆盛は佐藤一斎を愛読していたと「日本思想体系 大塩中斎 佐藤一斎」の解説にある。この解説を読んでいるうちに、買い込んだ中公新書を机の下に放り込んだままにしていることに気が付いた。維新前夜の群像シリーズ「高杉晋作」「坂本龍馬」「勝海舟」「木戸孝允」「大久保利通」「西郷隆盛上・下」「岩倉具視」(中公新書)の8冊に加えて「伊藤博文」「徳川慶喜」「幕末の長州」「幕末の薩摩」(中公新書)の計12冊がそろっている。志士たちを突き動かした原動力に興味がある。休みの間に目を通してみる予定だ。
仕事が引けてから本屋に寄らなかった。家でも読まなかったので昨日は休肝日ならぬ休本日になった。読まないと頭が軽くなる。軽くなったところで思った。全ての時間には限りがある。この世にいるうちにあと何冊の本を読むことができるのだろうか。