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旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

ネット

2011年12月24日 22時41分54秒 | Weblog
昨日からネット接続がうまくいかなかった。たまりかねて、朝一番にプロバイダーに電話をした。古くなったモバイルが原因だという。モバイルに耐用年数があるのならば前もって連絡のひとつもくれればよいのにと思いはしたが、使い方で耐用年数に差が出るであろうことは容易に想像がつく。私はモバイルを酷使している。使い始めてから優に10年はたつ。いつ、くたばってもおかしくはないモバイルだ。プロバイダーの方から至急取り替えるといってよこしたので苛立ちは収まった。

1時間ほどで指定業者が来て、素早くモバイルの交換を終えた。モバイルはリースなので当面の費用はかからない。快適な環境でのネット散策に満足している。この間、もしも接続ができなかったらどのような禁断症状が出るのだろうかという不安が胸をよぎった。軽い(と思う)ネット中毒にかかってしまっているようだ。

山田史生著「寝床で読む『論語』」ちくま新書、ひろさちや著「『狂い』のすすめ」集英社新書の2冊を買った。かなり不真面目な表題だ。論語を寝床で読むとか、狂えとか尋常ではない。しかし、いづれの著作も学者にありがちな理屈っぽさがない。しかし、奇を衒った著作でもない。それどころか内容は幅があって道理に叶っているので腑に落ちる。

敬愛する主治医の先生の待合で池波正太郎著「人を斬り半次郎」新潮文庫を読み始めた。半次郎、後年日本で最初の陸軍少将になった桐野利秋の生涯を描いた作品だ。この類の小説は好きではない。それでも医院から借りて帰った。著者池上は小学校しか出ていない。株式仲買をやったのち、東京都の職員として下谷区役所に勤めた。