加賀乙彦著「不幸な国の幸福論」(集英社新書)を読んだ。特に『第3章 幸福は「しなやか」な生に宿る』が興味深い。
パスカルの賭け
神が存在する方に賭けた場合、勝てば得るものは大きく、負けても失うものは何もありません。いや、神に愛されたいと務めたことで、より良い人間になれるだろう。一方、存在しない方に賭けた場合は、勝っても得られるものは現世の幸せだけで、死ねば来世での幸福すべてを失ってしまう。ならば神を信じた方が得ではないか。
パスカルの賭け
神が存在する方に賭けた場合、勝てば得るものは大きく、負けても失うものは何もありません。いや、神に愛されたいと務めたことで、より良い人間になれるだろう。一方、存在しない方に賭けた場合は、勝っても得られるものは現世の幸せだけで、死ねば来世での幸福すべてを失ってしまう。ならば神を信じた方が得ではないか。