旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

パスカルの賭け

2011年12月14日 22時50分28秒 | Weblog
加賀乙彦著「不幸な国の幸福論」(集英社新書)を読んだ。特に『第3章 幸福は「しなやか」な生に宿る』が興味深い。

パスカルの賭け
神が存在する方に賭けた場合、勝てば得るものは大きく、負けても失うものは何もありません。いや、神に愛されたいと務めたことで、より良い人間になれるだろう。一方、存在しない方に賭けた場合は、勝っても得られるものは現世の幸せだけで、死ねば来世での幸福すべてを失ってしまう。ならば神を信じた方が得ではないか。

古賀茂明さん

2011年12月14日 18時58分54秒 | Weblog
「官僚の責任」を読んだ。

斜に構えるわけではない。末端の国家公務員として、この新書を買った者として、ひとこと言わせていただきたい。古賀さん、あなたが仰っていることは理に叶っている。現在の公務員制度は柔軟性を欠くし、行政は非効率だ。しかし、この国の公務員が本気で柔軟性を発揮したら、この国の行政はどうなるのだろうか、行政が効率的になったら、国民は幸せになれるのだろうか。