goo blog サービス終了のお知らせ 

旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

エキサイティング

2007年05月25日 22時27分29秒 | Weblog



当てが外れることは往々にしてあるものだ。しかし今回は一日だけで4件も当てが外れた。〆て○百万円近い当てが外れるとさすがに落ち込む。出す方の当てが立たなくなってしまった。

予定通りなら、自由に使えるお金が50万は残ると思っていた。そのお金で2~3日の京都旅行を楽しみ、高くて手がでなかった本を思いっきり買う。近くのホテルでフランス料理とワイン、ラウンジでカクテルを味わってから、気が済むまで眠る。バラの株だって欲しかった。スーツやメガネも買い替える予定だった。ささやかな夢は、シャボン玉と消えた。

入るべきものが入らないと落ち込むし、下っ腹に力が入らない。今日という一日が生ける屍のようなブザマさである。緊張の糸が切れてしまった。性質がギャンブラーだから、お金がないと何もできない。風邪までひいてしまった。泣きっ面に蜂という構図か。

将棋の米長邦雄に言わせると、「不運は人を強くする。幸運も不運も実力のうちである。落ち目のときこそ真価が問われる。私利私欲を捨てれば必ず道は開ける。」のだそうだ。

ところがどっこい、よくよく考えてみると、入ってくる予定のお金が不渡りになったわけではない。入る当ては外れたが、今月中には確実に入ってくる。米長流に言うと「避けようのない不運にも光は射す。」ということだろうが、私はまだまだ成仏できそうにない。

米長のように達観してしまうと、人生がつまらなくなるような気がする。娑婆でのた打ち回って苦楽の思いに身を焦がす。こういう生活の方がエキサイティングで面白い!