昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

釧路湿原の夢ロードで・・・

2010-06-18 20:47:46 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 
夕べの天気予報では、太平洋沿岸では霧が出るでしょうとあったが、朝から晴れたり曇ったりのうえに、いつも吹いている風が穏やかで、ウオーキングにはまさに打ってつけの日和でした。
 めったに無いそんな恵まれた日中、家の中でパソコンにしがみ付いている手は無いと、取りあえずは昼食までの時間を歩いて来ようと思った。
 さて、このところ行き続けている河畔や近くの自転車道路は、あまり代わり映えもしないし、かと言って春採公園までの時間が無かった。
 そこで思い付いたのが、暫く行って居なかった鶴野の駐車場から先の{湿原夢ロード}だった。
 幸い駐車場にも空きが在って直ぐに停められたので、さっそく歩き始めることにしたのだが、先ずはその前に用を足してからとトイレに向かった。
 昨年の手術の後、毎日飲む薬が九種類にも増えていたから、とにかくトイレに立つ回数が多くなっていたのだった。
 街から離れた湿原の中だからと言って、大の男の立ショんは許されないことだろう。それがたとえ白髪頭の年寄りであっても、それは同じことなのだ。

 アンダパスを過ぎて緩い坂道を登りきると、視界が開け目の前には背丈ほどにも伸びた葦原が一気に広がった。
 視界の先前方遠くには、半分ほど雲に覆われた阿寒連山が見えた。雌阿寒も雄阿寒も最近は、いつも靄に霞んでいるか雲に隠れてはっきりしなかった。
 また例年ならば道端のエゾエンゴサクやムサキケマンなどの草花が目を楽しませてくれたのだが、今年は河畔の遊歩道などと一緒で目に付くものは雑草だけだった。
 ただ今年は小鳥の鳴き声が多かった。その鳴声に混じってカッコの鋭い鳴声も聞こえた。
 小鳥たちは素早く飛び交うので、その種類までは判りづらかったが、時おり近くの木の枝や葦で無き交わすのが見られた。

コヨシキリが葦原の中でコヨシキリがしきりに啼き交わしていた。

       同    上

同      上

ノビタキ

のどが赤い初めての鳥で、色々と調べたが遂に名前が分からない!