昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

チューリップ

2006-06-06 19:03:42 | 日々の雑記
 先日春採湖のウォーキングを済ませてから帰る途中、やはり街中の鶴ヶ岱公園に依って来た。 
 実はこの公園では先月末に、恒例の釧路市チュ-リップ&花フェアが済んだばかりだった。生来こうした催し物の混雑が煩わしくて嫌いだっただけに、この花フェアに行ったのは、孫たちがまだ低学年の頃に、やいやいとせがまれて一度出掛けたきりだった。それも混雑した駐車場での出入りが大の苦手だったから、その時は途中からタクシーを拾った。

 初めは約一週間前に花フェアの行事は終わっていたから、その後のチューリップの様子は全く分からず、全ての花びらは球根保護のために、早々と摘み採られているだろうと、半ば諦めながら出掛けてみたのだった。
 しかしそんな心配を他所に、チューリップは公園中央の瓢箪池の一画に見事に咲き誇っていた。そして多くの人々が花の散策路で写真を撮り合っていた。

 クシロヤエを無惨に散らした先日の風雨と云いどもその魔手は、小高い丘と周りの建物に阻まれ、流石にこの公園には及ばなかったのであろう。
このせっかくの天の配剤に感謝しつつタップリと堪能し、更に色々とアングルを変えてカメラにも納めて来た。

チューリップ<1>

<2>

<3>


この木何の木?、気になる木!

2006-06-04 21:43:08 | 日々の雑記
 三日間続いた風雨の後少し天候が回復したので、気になっていた釧路市在来種の「クシロヤエ(釧路八重桜)」の様子を見るために、時折り強く吹き付ける風を押して公園に出掛けた。
 ある程度予想はしていたのだが、先日訪れた時には満開目前だった「クシロヤエ」は、やはり三日間の風雨に曝されて、無惨にも色褪せ散ってしまっていた。
 それらの痛ましい桜が並ぶ遊歩道を気落ちしながらも、一応ウォーキングだけは続けようと歩を進めていた。
 今まで桜ばかりに惹かれて少しも気付かなかったのだが、パークゴルフ場の雑木の中に白く花咲く木を目にした。それは遠目にはけぶるように見えたが、
近寄るとその感じはまるで白色の桜のようだった。
 プレーの邪魔にならないように素早くコースに近寄り、急いでカメラに納めて来た。家に戻ってから直ぐに図鑑やパソコンで調べたが、やはり素人同然の知識では全く分かる筈が無かった。
 唯色々と調べた結果、花びらや葉の形が、とても「スモモ」にとても似ているような気がして、失礼ながらそのスモモの写真(4枚目)を、勝手にパソコンから取り出して載せた次第です。
この木何の木?、気になる木・・・の正体!

花びらの形が桜(白色)にとても似ている

参考までに木の葉を撮って来た

見た目にはとても似ていると思った、パソコンからの「スモモ」の花


雨上がりの湿原

2006-06-02 20:58:52 | 日々の雑記
 三日ほど続いた雨は漸く止んで、今朝は早くから青空も姿を見せていた。しかし風の方は相変らずで、時折り強風が煽るよう勢いで吹いていた。
 そんな中でのウォーキングは若干無理と思われたが、久しぶりの青空を見せられては、家の中でじっとして居られなくなり、急遽車を出して湿原道路に向かった。

 初めは強風が心配だったが、湿原に来て見るとその風による肌寒さはさほど気にならず、むしろ予想以上に暖かかった。それに季節の移ろえは確実で、先日見たニリンソウやエゾエンゴサクの数が増え、更に小鳥たちの数も確実に増えていた。
 昨年の春先から今頃にかけて、湿原の野面を飛び交う小鳥たちの姿の少なさに、多いに心配させられてものだが、今年はまさに一変して天空と地上を往き来するヒバリも、枯れ葦の中に営巣するシジュウガラやコヨシキリたちが餌漁りに余念が無かった。それらの小鳥たちの殆どは人の気配を察して直ぐに飛び立つが、やや大きめの此の鳥だけは、カメラを向けても知らぬ顔だった。しかし名前は色々調べたが分からなかった。小鳥たちが多かった分、大空を旋廻する鳶などの大型の猛禽類の数も増えていた。

 雨上がりの湿原は絶好とは云い無かったにしろ、それなりに程々のウォーキング日和であった事は確かで、ほぼ満足して切り上げ家に戻った。   

雌阿寒岳の残雪は粗方消えて僅かに筋状に残る程度だった。

雨上がりを喜ぶように小鳥たちが野面を飛び交っていた。

小鳥たちの数が増えた分だけ「トビやノスリ」の猛禽類も多かった。

何時も見慣れた市内の「日本製紙釧路工場」の煙突が・・・