昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

黒百合と鈴蘭

2006-06-19 17:32:43 | 日々の雑記
 今朝目覚めたら、思いがけなく戸外が明るかった。しかも窓からは少しだが青空さえ見えていた。昨夜の予報では「一日中曇り」だったから、余り期待はしていなかったのだが・・・こんな期待はずれなら大歓迎です。
 しかしその青空も時が経つにつれて次第に曇り空に変わってしまったが、空に残った明るさからすると先ず雨の心配は無さそうでした。

 家の庭は家の周りの空き地を利用した、まさに猫の額に相応しい裏庭ですから、窓からでは全体が見られません。ただ居間の大戸から見られるのは、この度の長雨と風雨ですっかり散り果てた「ヨドガワツツジ」の花弁の残骸と、これから咲き始める「レンゲツツジ」の蕾です。それらは一時に花開こうと、大きく膨らみ色づいています。

 家の横の細長い場所の草木が気になり、久しぶりに庭に出て見ました。それは裏の物置への通路脇の50センチ幅に満たない細長いものです。
 其処には色々な草木が「殆どが雑草」が、見るからに所狭ましと植わっています。その中のスズランとクロユリが、何時の間にか今を見頃に咲いていました。

 クロユリはともかくスズランの方は、昨年の見事な咲き振りに比べてかなり貧弱でした。昨年はきっとスズランの当たり年だったのでしょう。そのように納得して寂しい咲き具合でしたが、「我が家の花」の年度別ファイルに、今年の分として保存するためにカメラに納めた次第です。
 
鈴蘭の葉と雑草の中でひっそりと咲く黒百合

アイヌ乙女の悲恋を秘めた黒百合の花弁

鈴蘭~花の数が昨年に比べてぐうーと寂しい