昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

線香

2013-05-02 20:09:59 | 日々の雑記
 
 一般的には線香に触れる機会は、お盆とお彼岸の時などでせいぜい年に三度くらいのもので、私もずうっとそうでした。
 しかし今は、一昨年亡くなった妻のために、朝・昼・晩と就寝時の四度毎日のように線香をあげております。
 これは私一人ではなくて娘(長女)も一緒ですから、消費する線香の数はかなりのものになりますが、今のところ心配はありません。
 と云うのは、これまで初七日・三五日・四九日などそれぞれの七日忌の日にお参りに来てくれた親族や知人の方々から頂いたものが、今もかなりの数が 残っておりますから、今のところ当分買う必要は無いのです。
 
 そして初めて知って驚いたのが、その線香の種類の多さでした。
これまで普通線香といえば、テレビのコマーシャル等に出て来る、青雲や毎日香だけでしたが、実際には色々と多くの種類の存在を知ったのです。
 今実際に家に在るものや、これまでに使った物には、実に次のとおりの物があります。
   ※ 青雲・毎日香・家庭菜園の香り・茶園・お茶の香   り・ココア・キャラメル・コーヒー園・清靄(せいあい)~等々

 この中でココアの香りは、まさにココアそのもので、仏間一杯にその香りで満たされるほどでした。しかしそれが仏事に相応しいのか如何か判りません。
 さて清靄(せいあい~京都鳩居堂)ですが、これは、娘(次女)の友人で京都にお住まい方から頂いた物で、その香りはこれぞ線香というに相応しい最高のものです。
 ですから私は、この線香だけは普段は使いません。今のところ月命日などで、菩提寺の住職などがお出での時など特別な時にだけ使うことにしています。

 この日には、亡妻もこの線香の素晴らしい香りに包まれて、きっと心安らかに感謝していることでしょう。

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