昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

今日の雑記(4)

2005-02-15 20:07:03 | 日々の雑記


   ☆ 掛け時計
 
 先日修理のために遥々茨城県まで送っていた掛け時計が、午前中早くに元通りに直って戻って来た。六年ばかり使って来たもので特別仕様という程の代物ではないのだが、今は故人となった義妹(妻の妹)縁りの品で「ハミング・ロード」と云って、一般的なメロディー5曲(乙女の祈り・赤いスイートピー・SAY・YESなど)が時報となっている。老妻などは家事をしながら、時報のメロディーに併せて口ずさむ程慣れ親しんで来ただけに、いざ動かなくなると何だか気抜けしたような虚ろな気分となった。

 初めは電池切れだろうと交換してみたのだが、動く気配が無く愈々寿命かなとも思いながらも、縦にしたり横にしたりと色々と手を加えた結果裏返しにすると正確に時を刻む事を発見した。天井等に貼り付けると時計としての役目を立派に果たすのである。
 しかし実際にそんな事が出来る訳も無いので、パソコンで製造会社を調べ電話してみた。やはり一部機械の寿命らしく一万円以内で直ると言う事で、その上義妹の形見とも云うべき物だけに修理に出す事を決めたのだった。

 早速く所定の壁に掛けると立派に動き出し、更に時報の懐かしいメロディーも元通りに甦り部屋中に溢れた。全く不思議なものでポッカリと空いていた胸の穴が・空虚さが、その瞬間に影かたち無く消えていた。

   ☆ 確定申告書
 今朝の気温はマイナス16,5℃と云う事と、更に日中の歩く時間帯が曇りから雪にもなるらしいので、今日の外歩きは早い内から諦めていた。約小一時間家歩きで我慢して、先日来心に留めていた「確定申告書」の整理作成に取り掛かった。
  
 先ずパソコンに保存していた「医療費・社会保険料(任意)・各種保険料など」の十六年度分の諸掛りの仕訳から始めた。項目別に整理した数値を書き出し、送られて来た資料の手引書と首っ引き、次に昨年の控えを出して来て照らし合わせてどうにか下書き用申告書は出来上がった。
丹念に点検したがどうやら間違いは無さそうである。一応ホットした。後は提出時に係りの人に再点検して貰い清書するだけである。
今はわざわざ税務署へまで行くことも無く、今月の24日昨年同様近くの地区会館でも受け付けて呉れるのでその日を待つのみである。