畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

作業日記

2016-09-21 18:41:25 | 農作業

9月21日(水) 

台風は、早くに温帯低気圧に変わってくれた。こちら被害なし。雨も早めに上がってくれたようで、助かった。

午前中は出荷作業。午後にも少しかかる。その後は、新米の贈答用などのための石抜き精米。土入れしてあるトレイに葉物の種をまく。連日の雨続きで、畑作業ができない。菜っ葉類も育苗トレイに蒔いておいて、畑に移植という手段を取らざるを得ない。400もの小さなトレイの穴に、菜っ葉の小さな丸い種を、ピンセットで拾い上げて、落とす作業。神経を集中し、眼もぐっと開き、指先にも神経を注ぐ。認知症予防のリハビリのような作業だ。一トレイだけで、疲れてやめて、早めに家に入る。

ソラの死が、かなりのダメージを与えてくれた。想定以上で、気持ちが立ち上がらない。気の抜けたような状態で、何をやっても、気がおもく、ため息ばかり。しばらくは、、、、、、。

明日は、再び雨のようだ。ゆっくりとソラとのことを思い出してみよう。


作業日記

2016-09-21 18:13:30 | 農作業

9月20日(火)  ときどき 

夜のうちはかなり降ったが、日中は、小雨だったり、曇ったり。暗くなってから、また本降り。台風本体の雨雲のようだ。

午前中は、ソラの火葬。午後は、籾摺り後の、機械の掃除、片付け。


遺影

2016-09-20 18:44:32 | 猫、犬

18日。

連れ合いも配達から帰ってくる。私は夕飯の支度をしている。

窓際の座布団で横たわっているソラが、か細い声を上げる。そばに行き、どうしたの、声をかけながら、さすってやる。ソラのしっぽの下のバスタオルが小さく濡れてくる。おしっこがしたかったのだ。こんなに体力もなく、ただただ横になっているだけのソラなのに。

二人で、バスタオルを取り換えてやる。新しいバスタオルの上で、同じように、半分目を開けるようにして、小さくおなかを上下して、休んでいる。

今夜もそばで寝てやることにした。

20日

雨が降り続く。ソラが死んで、一夜が明けた。

ソラの好きだった、テラスの前の庭に埋葬してやろうね、と話していたが、この雨では。台風の大雨も予想される。この辺りは、地下水位の高い、粘土質の土だ。この続く雨では、ちょっと掘っただけでも水が上がってくるだろう。ソラを水につけるのは忍びない。どうしようかと思案。そういえばすぐ近くに、ペット霊園があるのを思い出す。

突然、連れ合いが話しかけてきた。

「ソラは火葬にしようか」

同じことを考えていたのだ。すぐに調べる。営業は9時から。まだ2時間ある。ホームページを調べる。納骨堂もあるし、仏葬もやっている。しかし、ソラは火葬だけでよい。お骨は我が家に安置して、よい季節になったら、庭に埋葬してやればよい。料金を調べると、先日、コメを販売したお金のうち、ソラの治療費にと、渡しておいたお金とぴったり。小さなソラの火葬料は、20000円。

9時になる間も惜しんで、電話を掛ける。今日の午後は、予約が入っているが、10時からならやれるという。お写真があるならお持ちくださいと言われ、ブログ投降した中から、よさそうなものを探す。

こぎれいなペット霊場に到着。ほぼ同じ手順だ。窯の前に横たわるソラにキャットフードを脇に、芙蓉の花で飾ってやる。もうこの姿を見れないのかと思うから、涙があふれる。ソラの体をさすって、最後の別れ。吸い込まれ、扉が閉まる。

小さなソラでも、1時間はかかるそうだ。特に小さな猫たちは、お骨を残すように火葬するには、あまり高温にはできないのだそうだ。11時を少し回ったころ、控室の私たちに声がかかる。ステンレスの容器に入った小さな骨。小さなツボに二人で、お骨を拾い入れる。

ソラの好きだった、電話ファックスの上に骨壺を置き、遺影を飾った。

 


作業日記

2016-09-20 07:39:02 | 農作業

9月19日(月)  ときどき 

午前中、知人の籾摺り。1時間少しで終わる。

午後、トレイ土入れ。10トレイ。コート種子播種。5トレイ。

玉ねぎ品種。昨日の3トレイは、浜笑。今日、2トレイ貴錦。3トレイは浜育。

出荷用の精米も二袋済ます。

ソラの様子を見に入ったり出たり、落ち着いて仕事はできなかった。


ソラが死んだ

2016-09-19 17:23:56 | 猫、犬

9月19日(月)  ときどき 

16時50分だった。

我が家に来て、5年と6か月と10日。

一匹の小さなネコの死だが、我が家にとっては、私にとっては、とても大きな別れである。埋めようがないような大きな穴がぽっかりと開いた。


危篤

2016-09-18 18:15:32 | 猫、犬

9月18日(日) 

パラパラすることもある曇り。

ソラの容体が急変した。

夏の初めごろから、食欲が落ち、急激に痩せてきていた。我が家の大事なソラゆえに、獣医さんに診察してもらう。腎臓が弱り、じん不全じゃないかとの診断。血液も薄く、貧血状態でもあると。治療をして、食欲が出て、体重が増えれば乗り切れるという診断だった。治療を続けた。注射をしてもらうとしばらくは、食欲も回復するように見えたが、3~4日もするとまた元の状態に。小柄な猫だが、それでも体重は1.7kgほどに落ちた。2kgになればと獣医さんも言うが、全くダメ。このところ、2日おき、1日おきと、通院するが、容態は少しづつ悪くなっていっていた。体力がなくなり、ふらふらするようになってきていた。

しかし、そんな状態でも、外が好きで、私たちが、部屋にいるときには、戻ってくるが、餌をちょっとなめるようにしては、すぐにサッシを開けろと要求していた。テラスの専用席で、丸まったり、寝そべったり。テラスから降りて、日影のコンクリートの上で、涼んだり。そのテラスからの下り、上りも危なっかしくなってきていた。

昨日も、午後に、注射を打ってもらってきた。獣医さんから、もう外に出さず、部屋で見てやったほうが良いのではとも言われた。それで、部屋の座布団の上にバスタオルを敷いて、休ませた。外に出してと、冊子を開けてという要求を、だめだといって、部屋の中に置いていた。夕方から容体が急変。見た目にも具合の悪さがわかるようになってきた。

夕食後、ものすごく大きな声で、外に出してと訴えてきた。トイレかもしれないと、一緒に外に出る。テラスの下におろしてやる。ふらふらとアスファルトの道に出て、少しだけおしっこをする。そのまままたふらふらよろけながらも、道を進んでゆく。突然痙攣するように震え、倒れ、身もだえをする。

「ソラが死んじゃうよー」と大声を上げる。連れ合いも出てきて、さすってやったりする。苦しそうにせき込み、吐く。とにかく連れてゆこうと、抱き上げ、部屋に入れて、横たえる。起き上がることも困難なようでも、外に出たがる。横にして、体をさすってやっていると、少しづつ落ち着き、静かに休むようになってきた。すやすやと眠りにも就いた。ソラの体をさすり、そっと手を載せておいてやると、安心して眠れるようだ。それをやめるとしばらくして、泣き始める。外に出して!という欲求のようだ。そんな時に、何回か、苦しそうに、吐きもどした。二人で、順番に手を添えてやっていた。

連れ合いは、今朝は、4時起きで、出荷の卵の準備だった。先に休むように言って、私が様子を見ていた。だいぶ一緒にいて、静かに落ち着いたようなので、私も床に就く支度をしていると、上半身を起こし、苦しそうに泣き、そのうえ、また戻す。しょうがないからと、掛け布団を用意し、ソラに添い寝だ。うつらうつらしながら、さすり、手を添えながら、朝を迎えた。その間も何度か、手が離れた時か、声を出した。

そして、今日、鳴き声を出すことも少なくなり、眼も半空きぐらいで、せわしく腹部を小さく動かしながら、横たわっている。何度か吐くこともあり、おしっこも垂れ流しになった。ソラの名誉のために、そんな時は、大きな声を出し、体を動かそうとしている。もう首を上げるくらいしか、力はなくなっているのに。

今も、そんな状態が続いている。

長いこと、二人ともいなくなることはやめようと予定を組む。午後は、お祭りの準備の行燈張、だったが、作業だけで、懇親会は休み、帰ってくる。連れ合いの、配達行きとバトンタッチ。

玉ねぎ育苗用の培土作り、448穴の育苗トレイに土入れ。5トレイ。コーティング種子で種蒔。3トレイ。


共同作業

2016-09-17 17:11:08 | 農作業

9月17日(土)  ときどき 

お祭り前の草刈り。今年3度目の草刈りで、7月以来だが、夏の多雨のおかげで、草丈は高く、いつもの秋の草刈りより、ずっと手間がかかる。3時過ぎまで、目一杯やって、ようやく終了。

今日は慰労会はやらず、そのまま解散。4時前には帰るが、水路脇など、かなりの勾配の草刈りだったので、疲れて、家での作業はしない。


作業日記

2016-09-16 17:38:12 | 農作業

9月16日(金) 

相変わらず続く。雨雲は小さく、千切れ雲で通るから、時折パラッとする程度だったが。

午前中、花畑。モアで、進入路などの草刈り。土はしっかり湿って、ほぼ飽和状態。耕すにはちょっと水分が多すぎる。

午後は、コンバインの洗浄。高圧洗浄機で、水を吹き付けて、クローラーなどの足回りの洗浄。泥だらけになる。


作業日記

2016-09-15 18:13:59 | 農作業

9月15日(木) 

すっきりしない天気。ぱらつくこともある。

一日、家の周り、ハウス回り、鶏舎周りの草刈り。もう何度目だろう。今年のように、たびたび草刈りをするのも珍しい。とにかく、雨が降るから、草はすぐ伸びる。伸びた草に雨が降るから露を持つ。連れ合いは、短い長くつで歩くから、ズボンが濡れてしょうがないとよくこぼす。しょうがないと、草刈りだ。まあ、お祭りも近いことだし、周囲をきれいにしておこうと。

夕方、寺の案内を配りに一回り。梅雨空に、点々と残る、黄金田。何とも言えない気持ちだ。


2016-09-14 18:24:18 | 暮らし

9月14日(水)  のち 

雨は、午前中だったが、しっかりと降ってくれた。なにもやる気が起きない。

午前中は出荷作業。人数も少ない日で、昼前、早めに終わる。

午後は、寺の事務作業。10月に行う施食会の案内や、事務作業。