パソコンのデスクトップの背景のソラ。
毎朝、パソコンで、天気予報をチェックする。朝、一番だ。
ソラが逝ってしまって、10日が過ぎる。でも、私たちには、ソラと一緒の時を忘れることはできないようだ。
連れ合い。朝起きると、ついついテラスのほうを向いてしまう。でも、そこには、サッシを開けてもらうのを待つ、ソラはいない。連れ合いに送れること30分ほど。居間に行く私に声をかけるソラはいない。軽トラで出かけるとき、玄関前の道路で、スピードを緩め、テラスを見ても、声をかけると、ものうげそうに首を上げて、見送ってくれる、ソラの姿はない。
こんな、ソラと過ごした日々を引きずることは、まだしばらく続くだろう。
だから、毎日顔を見ることにした。ちょっととぼけたような顔。おはよう! ソラ君。おはよう ソラや。