畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

潤い

2015-08-17 17:57:25 | 農作業

8月17日(月)   いちじ  いちじ 

潤った。今日は、本物だった。朝の空は、降りそうな曇り空ではなかった。今日もまた、肩透かしを食うんじゃないかと思っていた。8時近くから、パラパラし始める。農協や郵便局に行くので、少しのんびり雨雲の動きなどを見ている。小さな雲だが、強い雨を降らせる雲が通過する予報だ。ほんとだろうか、今まで、何度も騙されているから、と思っていたら、真っ黒な空に変わり、バケツをひっくり返すようにきょうれるな雨粒が、テラスの屋根を打ち始める。傘をさしても、外には出たくないような雨。本当に降ってくれた。時間は短く、10時過ぎには小雨になり、出かける。

畑に回り、土の具合を調べる。スコップで掘ってみると、深さ20㎝以上は、水分を含んでいた。野菜たちも生き返るだろう、とほっとして、帰ってくる。

その後は、田回。今までの雨不足のため、水手はそのままにしてある。今後の予報だと、降る日が増えるようだ。水が溜まり、ぬかる田面は、刈取りに支障が出るため、水手を切り、水がたまらないようにしておく。全体的に、乾き気味だった田んぼで、カラカラ天気に耐えてきたイネ株も、気持ちよさそうだった。

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雨音

2015-08-17 06:36:13 | 農作業

8月16日(日)   ときどき  いちじ 

目が覚めると、何か聞きなれない音。なんだろう。さっきトイレに起きた時、2時くらいだったか、耳に入らなかった。外は、明るくなりかけている。5時には、まだだいぶある時間だ。この、懐かしい音は、トタンをたたく雨音だった。連れ合いは、心地よい、子守唄、と言っていた。このシトシト雨は、2時間近く続いたか、バケツの底の量から、数㎜くらいの雨量か。広い範囲の雨ではなさそうだが、畑の方も降ってくれたのだろうか。

様子も見たいと、今日の作業は、花畑を選ぶ。通路や、作付けしていないところの草刈り。このカラカラ天気では耕すことはできないが、一度潤ったら、秋作の準備をしなくてはならない。暑い、暑いと言ってはいても、季節は待ってはくれない。

畑にも降ってはいた。カラカラの畑土には、ほんのちょっとのお湿りのようで、土の表面は、強い日差しが、もう白く変えていたが。

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