畑のつぶやき

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食、農への思い

籾摺り

2008-01-23 13:36:00 | 農作業
22日は  時々 

昨晩、籾摺り作業を書いて、ちょっと中断し、夕食の準備をと思って(x)印を、「あ!」っと思ったときすでに遅し、記録は見事にクリア。
で、翌日になって、再び。

籾摺りは、機械の準備、掃除と片付けにかなりの時間がかかる。籾で貯蔵しておくのも、場所をとる。多くの農家では、自家消費くらいしか貯蔵しないから、収穫時に、全部籾摺りしてしまう。米の販売は、供出も含め収穫後すぐに終わらす。だから籾摺りは、収穫期だけの作業だ。我が家では、米の出荷は年間を通してだ。米の品質を保ちたいから、籾摺りは何回かに分けて行う。玄米にしたものは、大きな保冷庫に貯蔵しておく。こうしておくと米の質はほとんど変わらない。
自家製の二トンくらい入る穀入れの下に、バネコンベアを入れて籾を落とし、籾摺り機に移動させる。
籾摺り機は、籾殻をはがして玄米にする機械。二個のゴムロールを回転させ、その隙間に籾を通すことで籾殻をはがす。このとき、二個の回転が同じだと、ただ通るだけになるから、回転数を違えている。籾殻はファンで外に飛ばし、玄米は選別されて出てくる。この玄米を米選機で受ける。今までは米選機と計量器は別々だったが、今回購入したものは一台で両方やってくれる。米選機は網目の筒を回転させ、小米やくず米を選別しよい玄米だけにする機械。この玄米を米袋に30kg入れる。これは、計量器が30kgになると自動的にシャッターを閉じてくれる。
この一連の作業は全て機械が自動的にやってくれる。私は、機械の具合を見ながら、米の入った袋を計量器から下ろし、袋の口を縛り積んで、新しい袋をセットするだけ。でも、一時間に二十数袋となると結構きつい。予定の作業が終わると、米袋を保冷庫に運び入れるが、この時期、保冷庫の中のほうが暖かい。

自家製の穀入れ
下の白いパイプがバネコンベア


バネコンベアが籾を籾摺機に入れる


籾摺り機 煙突状のパイプで籾殻を外に飛ばす。
奥のが米選計量器


玄米が袋の中へ


米袋を積む


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