畑のつぶやき

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秋野菜

2011-08-20 19:22:28 | 農作業

8月20日(土)  

昨晩も少し降った雨は、上がって、曇りの一日。雨量は、それほど多くなく、程よい雨だった。畑はたっぷりと潤う。昨日蒔いたニンジンには、最適の状態だ。覆土が流されるようなこともなく、種は十分水分を吸い、発芽の準備を始めていることだろう。

田んぼは、水がたまると云うほどではなく、充分な水分を保ち、あと一週間か10日の、完熟まで、イネの活動を援護することだろう。今までの、猛暑の後の雨ゆえに、ある程度倒伏するのはいたしかたない。見回ってみると、全体の半分近くが、倒伏状態だった。しかし、完全に地面にべったりと倒伏している田んぼは少ない。暑さにあえいでいた稲が、天然のシャワーを浴びて、ホッと一息つくように、なびく程度に斜めになってしまった、と、そんな状態がほとんどだ。私の稲も、そんな状態だった。(全部を見て回ってはいないが) 数日は、雨がちの予報なので、稲刈は、少し遅くなるだろうが、それほどの影響はなさそうで、安心している。

今年は、夏野菜の具合が悪い。例年なら、11月くらいまで、後を引いてくれるピーマンも、ほとんど全滅という。ナスも弱っている。そんな訳で、連れ合いは、秋冬野菜の育苗を速めている。それで、今日、私も菜っ葉類を播種することにした。例年より20日以上速いが、程よく、秋雨が続くので、駄目元で、やってみる。太陽熱処理の短い畝に、チョウホウナとミズナを蒔き、不織布をべた掛け。飛来害虫を防いで、どの程度育てられるか、見てみよう。

午後は、トラックに、アルミブリッジを吊り下げれるように、金具を取り付ける。去年からのコンバインは、アルミブリッジを積み込むスペースがなくなり、余分の運搬を余儀なくされた。アルミブリッジだけを運ぶために、車を一往復させなければならなかった。トラックに、ブリッジを運べるような金具を取り付ける。少しは能率は良くなるだろう。


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