1月29日(木) いちじ
三日目に入る。朝、パジャマやシーツ類など汚れ物の洗濯をと、着替えや取り換えの手助けを連れ合いに頼んで、母の部屋に入る。しかし、驚いたことに、母は完全にといってよいほどに、復活しているようだった。着替えるからと、いうと、布団の上に起き上がる。補助をしてやるままに、自分で体を動かし、脱いだり着たり。シーツを取り換えるから、椅子に移動するように言うと、ゆっくりだが、移動できた。昨晩とはえらい違いだ。
しかし、食欲はまだ無いようで、お茶だけを要求する。しばらくして、ケアマネさんが来てくれる。点滴の前に、体を拭いてくれるという。お湯を用意する。私たちだけだと、着替えだけで済ませるところ、助かった。
午後になるとだいぶ元気になって、ベットの上に起き上がっていることが多くなる。夕方に顔を出すと、おなかがすいたという。昨日と同じくらいに持ってゆくと、これだけかという。完全復活だ。
やはり、眠りは、熱のせいだったようだ。熱が下がったおかげで、起きて居れるようになった。着替えや食事のことなどは手がかからなくなるだろう。しかし、起きて居るとなると、それはそれで問題だ。いろいろと欲求も出るだろうし、便所も必要になる。便器周りを汚すだろうし、部屋の中で、何をするかわからない。困るようなものはほとんど片づけてはあるが。想像もできないことをするのが認知症。しばらくは、時々の見回りと、モップ掃除が欠かせなくなる。
一日、コンバインの分解清掃。刈取り部のカバーを外しての清掃。終わらず。夕方には、急速に寒くなる。