畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

イノシシ

2015-01-11 17:38:19 | 農作業

1月11日(日)  ときどき 

しゅうちくの共同作業。草刈りから始めるが、作秋の草刈り以降、あまり伸びていないので、2時間もしないで、終了。

秀地区は、峰岡の山系のすぐ麓にある。峰岡の山系には、かなりの頭数のイノシシが生息している。長狭平野の北側には清澄山系、南側が峰岡である。サル、シカを含め、ほとんどの害獣は、本来清澄山系に生息していた。農地の被害は、清澄山系の麓を中心に広がっていった。峰岡の方は、ほとんど被害はなかった。10年少し前ころからだろうか。イノシシが、峰岡山系にも移り住んだといわれだしたのは。西側で、平野は狭まり、山と山が接近している。イノシシが、ついに、そこを通る県道を超えたと言われ始めた。それからはあっという間に、西から東の方へと、峰岡山系の南も北も、農作物の被害が拡大した。

秀地区は、そのもっとも東といえるところだが、数年前から、山際の農地が被害にあい始めた。地区では、防獣対策を取るべく、集落で話し合い、補助金を受け、防獣フェンスで、集落の農地をぐるりと囲む対策を申請した。作業は、集落で行うことを条件に、資材を支給してもらえることになった。鉄パイプの支柱を立て、高さ、170㎝の金網を張り巡らすというものだ。そんな作業に、昨年末から取り掛かっている。

有志が参加し何回かは作業してきたらしいが、今回の、共同作業時にも予定を組んでいるから、できたら手伝ってほしいとの依頼があった。経験したことのない、初めての作業でもあるし、私も、借りている畑が、キョンに被害を受けているので、加わることにした。

10時過ぎからは、フェンス張作業に切り替わる。昼食をはさみ、夕方4時ころまで、目いっぱいの作業だった。

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