畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

仕事始

2014-01-04 18:04:26 | 農作業

1月4日(土)  ときどき 

営業店、二軒への出荷。あすから営業を始めると云うことで、荷物を作る。

作業場を、非日常の餅つき場から、出荷作業場へと模様替えが、仕事始め。杵や臼などは、また一年間は、物置の隅で、眠っていることになる。作業台は、また、一年間、いろいろな野菜たちの整理調整の台として、活躍してもらわなければならない。私たちは、それに応えるべく、四季を通じて、途絶えることがないように、いろいろな野菜の生産に精を出さなければならない。

一年の始まりを、新たな気持ちで、スタートだ。この数年、4日に営業すると云うから、3日が仕事始めだったが、今年は、三が日をゆっくり休めて、もうけもののような気持ちでの仕事始めだ。昼過ぎには、荷物を作り終える。

充分、陽が高いので、次の仕事に手を付ける。昨年できなかった作業で、最も急ぐこと。種イモ類の貯蔵だ。一月以上遅れてしまった。でも、これから、1,2月の厳寒期を地中深くで、過ごさせないと、腐ってしまう。すでに遅すぎるかもしれないが、放ってはおけないからと、ミニショベルを、花畑に運び、穴掘りに手を付けてくる。貯蔵の為の、藁やもみ殻を用意し、明日、すぐに出かけられるよう、準備完了。


三が日

2014-01-04 07:35:26 | 暮らし

1月3日(金)   いちじ 

駅伝は、箱根の山を下り、ゴールへと出発した。正月の三が日の最後の日。

娘は、トップ校がゴールする頃、帰って行った。

入れ替わりに、Koさんが来る。年末に、正月に遊びに行っていい?、と言っていた。彼とは、私たちが移住した頃からの友人。近くの村で、ニワトリを飼い、タマゴを消費者、自然食品店に販売していた。私たちより、一回りほど若く、一人で、農業生活を目指していた。お互い、同じような方向を向いていたことから、親しく付き合い、協力し合っていた。数年後、結婚し、その後、私たちの住む町に移住してきた。子供が生まれる。移住農業者には、農業だけで、生計を立てるのはきつい。持っていた技術を生かし、設備関係のメンテナンス業で生計を立てるようになる。彼女の方が、農業を続け、彼は休めるときに手伝う位になって行った。私たちは、本格的に農業一本で暮らすようになり、あまり合うこともなくなって行った。

子供たちも成人し、独立してゆき、数年前から、メンテナンス業を止めて、かつての夢に戻った。再び、ちょいちょい顔を合わすようにもなり、昨年暮れには、連れ合いの入院もあり、ミカンに関して、全面的に依頼することになった。私たちの野菜の不足の時には、彼の作る野菜も、お客さんに食べてもらうようにもなった。そんな付き合いが復活して、暗くなるまで、今後の農業のことなどを話題に、杯を傾け合った。

2014年の正月も、こうして幕を閉めた。