6月3日(金) ときどき
久しぶりの感じで、汗が出るほどの陽気になる。そんな中、午後は草刈。共同作業を欠席する地区にある田んぼの草刈を、終わらす。その後は、一時間ばかり時間があったので、家の周りの、草刈。
6月は、草刈月だ。集落の共同の草刈が、集中する。この時期に、暖かさと、たっぷりの水分に恵まれ、草はぐんぐん伸びる。夏草の生育の旺盛な月だ。梅雨明になってしまうと、草の背丈は高くなり、その上、蜂が巣を作り、子育ての真っ最中にもなる。気付かずに、蜂の巣を壊してしまい、刺されることもよくある。さらに、暑さも加わり、草刈の様な重労働は大変になる。そんな訳で、生育の最盛期の今、夏草を一度刈っておく訳だ。その後の生育を抑えることになるし、周囲の環境の維持活動にもなる。農道や、水路の見晴らしがよくなることで、事故などの発生も防げる。大雨に降られても、状況把握がしやすくなる。背丈ほどの草に覆われていては、そうはいかない。6月の共同草刈は、そんなためである。
また、この月は、神社や、寺の、共同草刈も昔から行われている。梅雨入りころに草を刈り、きれいにして、夏を迎える訳だ。そして、もう一度は、秋。秋祭りの前ころに、やはり、草刈を行う。こうした共同作業で、地域の環境を維持する訳で、市町村道などの草刈もおこなわれる。行政による道路環境維持を求めても、小さな財政ではとてもやりきれない。そこに住む住民による、地区の維持活動である。
午前中は、母のショートステイの迎えが来る日なので、待ちながら、なにやかやの雑用。お出かけは、10時ころ。また10日ほどは、気持ちが解放される日を過ごせる。