ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

2297    阪急電車

2011-04-25 09:36:11 | Weblog
きのう(4月25日)のブログ。

朝。
ちょっと早起きして、タケノコを炊きながら肉ジャガを作っていると
いきなりの激しい雨と共に雷鳴がとどろき渡る。
春の嵐だ。

9時ジャスト、ピピアへ、映画 『阪急電車』 の予約電話を入れる。
どうせ混み合って通じないだろうと思っていたが、すんなりつながり、11時35分上映の分が取れた。
そのあとNが歯医者さんへ。
窓辺へ置いた金太郎が、外を向いてひとりシャベリを始める。



「イイコヤナー」
「オイデ、オイデ」
「トビオッ トビオ」
「♪テッテイテキー、テッアッシ~~」
「キーンチャン ドドドドーン」
「キンチャン、オイシーヨ」
「センセ~、センセ~~」
「アーショーボ、アーショーボ」
「♪タララララ、ウォウ」
「ウワア、キンチャン アブナイヨ~」


11時前にピピアへ。
映画館のロビーはすでに人でいっぱいだったが、
驚いたのは集まっている人の年齢層で、平均年齢60代後半といったところ。
受付で整理券をもらったあと (14番と15番) 地下のコープでサンドイッチを買い、映画館の外のベンチで食べる。
雨上がりの澄んだ空気の中、満開のローズマリーの青い花が涼しげだ。

映画のくわしい内容に関してはネタバレになりそうなので書きませんが、まず自分でも意外だったのが
「かなり泣けた」 ということ。
副題が “片道15分の奇跡” とあるように、今津線 (宝塚から西宮北口) までの所要時間約15分のあいだに
小さな人間ドラマが次々と絡み合います。
OL、学生、老女、少女・・・・・たまたま同じ電車に乗り合わせたというだけの他人同士。
でもみんなそれぞれ、大なり小なり、日々の悩み、苦しみ、変えようのない現実を生きている。
だれもが抱えているような、あるいは 「ああ、分かるなぁ」 と共感できるテーマが、2時間のあいだに見事に物語られます。
ただ単に、今津線沿線を売りにしたという映画ではなく、清々しい元気と勇気をもらえるような作品です。

でも、冒頭の喫茶店 (神戸の○ロインドリーブ) や、宝○ホテル (披露宴会場を出る翔子に、係りの男性が引き出物を手渡すシーン。 なかなかグッときました)
競馬場帰り、電車の中からいつもションボリと見つめる、かぶと山を背にしたひょうたん池
宝塚~南口間の武庫川沿いにかかる鉄橋 (歌劇場の赤い屋根が目印)
しょっちゅう行ってる小林のイ○ミヤ
そして、つい最近まで満開だった今津線沿線のサクラ並木等々、地元民ならではの馴染み深いシーンもいっぱいあるのだが、
このブログに書いたことのある駅や場所もしょっちゅう出てくるので、もし機会があればゼヒ1度ごらんください。
なお、映画館受付では宝○ドーナツも販売されております (これは地元だけかも知れませんが)

そして最後にひと言。
この映画を観るきっかけを作ってくれた 「かねとしがばなーさん」 へ、厚く感謝申し上げます



というわけで、実にスッキリとさわやかな気持ちで帰って来たのだが
一服したあとPCを開いて某ブログを見ると、サイッッアクなことが書いてあった
おかげで気分は最低 血圧は最高に


教訓

いい気持ちになった直後にあのブログを見るのはやめよう







おわり

コメント (2)
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