ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

855      三田はニガテ?

2007-12-04 22:53:05 | Weblog
※ こういう暮らしはやめましょう。
  
希少動物(ホッキョクギツネ、オセロットなど)の毛皮のコート
トカゲの鉛筆立て
ナイルワニ、ミシシッピーアリゲーター、メガネカイマンなど
ワニ革仕様のバッグ類
トナカイの敷物
シマウマの剥製

クリック♪


まる2日ブログをサボッてしまった。

きょうはちょっと冷え込んだせいか、目覚めると9時を過ぎていた。
温かくして寝ないと、眠りが浅くなって朝起きられなくなる。
今夜からはあ~ったかくして寝ることにしよう。

お昼、ワンタン風ギョウザを食べたあと外出。
ふぁみりい劇場事務局で忘れていた会費を払った後そのままドライブ。
天気はもうひとつ。
「冴えん天気やなあ・・・きょうは写真はムリかなあ」
Nがつまらなさそうに呟く。

アテのないまま長尾山トンネルを抜け西谷へ入る。
「どこ行く?」
「ウ~ン・・・きょうは紅葉はムリやろうしなあ」
「メリーはどうしてるかな?」
「こんな寒い日にメリーと会ってもショウガナイやろう」
「別にしょうがなくは無いけど」

「あっ、そうだ! 三田のナントカいうショッピングセンターに行ってみようよ」
「なんか買うもんでもあるの?」
「いや、別にないけど・・・でも前から行ってみたかったしさ。 夢人さんもブログに載せてたし」
「うん、じゃあ行ってみようか」

「どの辺にあるん?」
「さあ・・よく分からないけど。 三田だと思うよ」
「三田のどこ?」
「だからワカンナイってば。 三田か新三田の駅前なんじゃない?」
「三田は違うやろう」
「じゃあ新三田の駅前だよ、きっと」

新三田からナントカタウンというような住宅街に入る。
ニョキニョキとそびえ立つ高層マンションの群れ。
付近に人の姿は無い。
日常生活に事欠かぬよう、周囲には大型スーパーや各種ショッピングセンターも揃っている。
「なんだかスゴイね~」
小学生の頃によく描いていた ‘未来都市’ の絵のようだと思った。

よく判らぬまま走るうち、カーナビの画面に 『人と自然の博物館』 の文字が現れる。
「あっ! ここ行きたいっ
以前から、行きたくて行きたくてたまらなかった場所だ。

少し迷いながらも到着。
ガランとした小山のような駐車場に降り立つとビックリするほど寒い。
「きょうがもし定休日だったらツライねー」

さいわい博物館は開いていた。
「あの、ここでは写真を撮ってもいいんですか?」
受付係りの女性に尋ねると、「ハイ、どうぞご遠慮なく。 館内中ゆっくりと撮影して下さいね」
ニコニコ顔の女性を見ながら、(ああ、将来こういう人が息子の嫁に来てくれたらなぁ) と思う。

入るとまず、イノシシ・鹿・ニホンザル・熊・リス・タヌキ・キツネの剥製達がお出迎え。
頭上には、ウサギをくわえたワシまで飛んでいる。
なんともリアルな演出だ。
丹波恐竜の部屋(発掘調査時のマネキンあり)を見たあと、照葉樹林時代~雑木林時代~アカマツ時代~はげ山時代~植林時代~再び照葉樹林時代への移り変わりを説明したパネルが面白かった。
‘照葉樹林’ というと、どうしても 劇団コーロによる 『聖の青春』  を思い出すのだ。

画面のスイッチを押して答える生き物クイズも楽しいし、世界のめずらしい蝶やカブトムシ、ちょっと苦手なカミキリムシのコレクションもすばらしい。
丹波恐竜・第一次発掘調査の模様を映したビデオもおもしろかった。
でも、きょうの写真でもアップした、‘人間のゼイタクのために部屋へ並べられた数々の動物達’ を見て、なんともやり切れぬ気持ちになる。
部屋の角のタンスには、どこかの力士やボクサーが着ていたと同じロングの毛皮も掛かっていた。

「早よ出んと・・・もう閉館やで」
Nにうながされ、名残惜しい気持ちでスゴスゴと建物を出る。
「ありがとうございました、又いらして下さい。 どうぞ気をつけてお帰り下さいね」

ああ、やっぱりこの人をお嫁さんに欲しい

車に乗り込んで、今度はショッピングセンター(イオンモール)を目指す。
新しい施設なのでナビでは検索できない。
近くを通る女性に道を尋ね、言われたとおり幹線をまっすぐに進む。
花や木の名前のついた通りや橋をくぐりぬけるが、それらしき施設は一向に現れない。
「おかしいなあ」 と言いつつ、同じところをグルグルグルグル回る。
「ここ、もう通った?」
「通ったよ、多分」
「ヘンだなあ。 この道以外ほかに無いし」

迷っているうち段々暗くなってくる。
「もうきょうは帰ろうよ」
「そうやなあ・・・」
それでもまだ諦めきれずにグルグル回り続けるN。
「ねえ、もういいやん。 帰ろうよ」
すると
「だから帰ろうと思ってるんやけど・・・帰ることが出来ないで困ってるの!」

ナルホド・・・

この辺は大きな1本道が住宅街を中心にグルリと回っており、いったん間違うと永遠にグルグル走り続けなければないような地理になっている。
時間帯のせいだろうか、やたらと飛ばすクルマも多く、あぶなくてヒヤヒヤする。
1台の後続車がすごいスピードで我々を追い越し、赤信号を無視して走り去った。
「コワイよお!」
「ひどいなあ」

なんとかグルグル地獄から抜け出し、ホッとしながら走っていると、突然Nが叫ぶ。
「あれえ?! これ六甲北有料道路だ!」

「ええーっ? これ何処へ向かって走ってるんやろ??」
間もなく目の前に現れた標識を見ると、まっすぐ先は フルーツフラワーパーク のようだった。
「フルーツフラワーパークだよ」
「ええ~???」
「アハハ、フルーツ狩りでもして帰ろうか」 
半ばヤケ気味に答える。
100円払って有料道路を降りると、辺りはゴルフ場の入り口のようだった。
「どっちへ行ったらいいねん・・・・」
キョロキョロしながら走るうち、道端に ‘三田アウトレット’ と書いた看板が現れる。
「ああっ、これだよ。 探してたショッピングセンター」
「でもアウトレットって書いてあるで。 違うやろ」
「なんでよ。 アウトレットだからショッピングするところなんじゃない?」
「違う違う! 全然関係ないで」

ほどなく前方に、それらしき巨大なシルエットが現れた。
「ホーラね! やっぱりそうだった♪」

神戸三田プレミアムアウトレット

「あ! 夢人さんが写真に撮ってたよ、ココ」
高級そうなブティックが並ぶまっすぐな通りを歩く。
晴れた日中ならキモチ良さそうだが、きょうはもう5時を回っていてかなり寒い。
ニコンの店だけをのぞいて、あとはガタガタ震えながらサッサと通り過ぎる。
突きあたりにマハラジャの宮殿みたいな建物があり、その右手が我々の目指すイオンモールのようだった。
宮殿からクルリとUターンして震えながら駐車場へ戻る。

なんとか イオンモール へ到着。
「あー、腹へった~」
少し早いが夕食にする。
3階のフードコーナーで、Nはペッパーランチ、私は丸亀製麺のぶっかけうどん(冷) を食べる。
食後、バリ雑貨の店で籐のふたつきバスケットを購入。
ついでに自分用の下着も買った。
Nも待っているあいだに自分の靴下を買っていた (いつも靴下ばかり買っている。 フシギ)

そろそろ帰らないとトビオ達がお腹をすかせて待っている。
ナビを新三田に設定して出発。


ただ今AM12時35分。
疲れきったNはいつになく不機嫌で、毛布をかぶったままソファーで眠り込んでいる。

ああ、
もう2度と連れてって貰えないだろうな
三田アウトレット&イオンモール・・・・・・


ルンルンなつかし劇場

この人のファンって、存在してたのかなあ・・・
コメント (6)
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