以前いくつかのスーツケースの壊れたキャスターを直した。
今度はキャスターは壊れていないが、ガタガタするので直してほしいとの依頼。
最近の軽量スーツケースは薄いポリカーボネート製のものが多いが、これは過渡期のABS樹脂にポリカを重ねたもの。軽量スーツケースは角が大きく潰れているものが多い。普通に逆から押しても直らないし、無理やり押したり叩いたりしたら、割れてしまう。
そんな時は、ドライヤーで内外から温めて、柔らかくなったところで押してやれば、この通り。
少し跡は残るが、直った!。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
他の「直った!」の修理記事はこちらのリンクで
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スーツケースでよくある、車輪コロの交換に関して
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちょうど良いサイズのハンマーキャスター(老舗メーカー)の車輪のみをホームセンターの隅の部品棚で見つけられればラッキー。何台かのスーツケース修理後、車軸をステンレスのボルトと袋ナットで綺麗に仕上げする方法に辿り着き、キャスターのコロを修理した。
下記にリンクを記したので、参照してほしい。
① スーツケースのキャスター再修理
② スーツケース修理の請負い
電気ドリルとバイスグリップ(無ければ誰かがペンチで固定)さえあれば、数万円のスーツケースをお陀仏にすることなく、千円程度でキャスターの修理で再生できるのでお薦め。