2018.10.20、泗水草友会による山野草展にて花を撮影したが、その幾つかを、略"新種"(我が「花写真鑑」に未登録の花)と思ったが、確認が取れないで居たものや、また、名前が書いて無く調査に時間がかかったものなどについて、その後、判明したもの4点について記す。
この植物は、山野草展では「イソサンショ」と書いてあった。 帰って私の持てる数冊の山野草や野草の載る本を見たが、全く見当たらない。 そこで、ネット上で調べると、通販やオークション上には記載されているが、経歴などは全く記載が無かった。
半ば諦めていたところ、通販の記事の中に「テンノウメ」と書いたものを見付けたので、これで検索した結果、やっとその素性を見付けたが、未だにその属名は分かっていないが、確認は取れたので登録とした。
園芸品種かも知れないし、あまり流通していない、貴重なものかも知れないなど、推測の範囲にあり、兎に角正確な資料がなかなか見出せないでいる。
これも名前は山野草展会場のテーブルにメモがあり、そこに名前が書いてあったものであるが、なかなか素性がわからなかったが、どうやったら現れたのか、分からない内に突如出現し、登録にこぎ着けたのであるが、未だに一体何を戸惑って居たのかさえ分からないで居る。
下の写真、もう少し実ると、実が黄色くなり、その先端がまっすぐに伸びて、仏の指のように見えるらしいが、これも「ミカン」の仲間だと言う、変わったやつだ!。 山野草愛好家とは、形が美しいものばかりかと思いきや、珍しさにも重点があるのかも知れない?。
植木鉢が直径35mm位、木の高さが50~60mm位、花と言えば1~2mm位という、誠にちっちゃい、繊細なものである。 私の持つ本は全ページめくってみたが、書いて無く、ネットで問い合わせたら、二日後に返事が帰ってきたのであった。
流通名は「フィランサス・フェアリー」と言うらしいが、「コモレビソウ」の方がより実際の姿を現しているように思えたので、私の「花写真鑑」では「コモレビソウ」を正式名称にした。
「フジバカマ」や「イソギク」などとの寄植えになっており、"新種"かも知れないと想ったが、昨年に登録済みであり、花写真の追加のみとした。
前に今回の山野草展にて、"新種"登録は2+α種としたが、今回の3種を加えたので、合計5種となったので、表を書き換えた上、再度掲載した。
山野草展と"新種"の取得数
撮影日 | 主 催 | 場 所 | 新種 | 掲載blog | ||
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2018 | 10.20 | 泗水草友会 | あさけプラザ | 5 | 20181029 | 1874 |
06.16 | 泗水草友会 | 四日市文化会館 | 8 | 20180621 | 1809 | |
05.19 | きらら会 | 西菰野公会所 | 3 | 20180526 | 1786 | |
05.18 | 三重さわらび会 | 小山田美術館 | 3 | 20180523 | 1783 | |
05.04 | 四日市花の会 | 四日市文化会館 | 6 | 20180507 | 1772 | |
04.22 | メダカ山野草盆栽展 | 松菱(津市) | 2 | 20180426 | 1766 | |
04.21 | きらら会 | 西菰野公会所 | 6 | 20180425 | 1765 | |
04.09 | (山野草販売) | (パラミタ) | 6 | 20180416 | 1758 | |
2017 | 10.28 | 泗水草友会 | あさけプラザ | 5+ | 20171102 | 1679 |
05.20 | 泗水草友会 | 四日市文化会館 | 8+ | 20170525 | 1620 | |
05.21 | きらら会 | 西菰野公会所 | 11 | 20170524 | 1619 | |
05.06 | 三重さわらび会 | 四日市文化会館 | 27 | 20170513 | 1613 | |
05.04 | 花と緑の会 | 四日市文化会館 | 11 | 20170506 | 1610 | |
04.16 | きらら会 | 西菰野公会所 | 12 | 20170426 | 1598 |
以上