私が撮った花の写真を「花写真鑑」としてNet上で公開しています。 ここには2015.04.08現在1095種類の植物を載せています。 内容は花が中心ですが、その色違いや、実(種)も含め、内容を濃くしようと図っているところです。
その写真は、我が家の庭に咲いた花が中心になりますが、公園や植物園、そして旅先で見つけた花を撮っていますが、それが合計千種を超えてきますと、「花写真鑑」に無い花を見つけることが、次第に困難となってきて、”新種”の登録のテンポが著しく落ちてきました。
そのために、数よりも質の向上としたものの、中々その実が上がらないので、改めて数を増やす努力もやるべきと考え、そのために、では、今まで撮った写真はどこが多いのか、言い方を変えれば、何処に行けば”新種”に出会えるかが分るのではと考えたのです。
そこで、公開中の「花写真鑑」に登録の全て1095種について、それぞれどこで撮った写真を掲載しているかを調べてみたのです。 つまり、「写真の出所」を書き出し、1095種分をその出所別に集計してみたのです。(写真の枚数には関係なく場所ごととしました)
ではそのベスト25を紹介します。
順位 | 出 所 | 掲載数 n | 占率% n/1095 | 訪問 回数 |
1 | わが家の庭 | 257 | 23.5 | - |
2 | 名古屋・東山植物園 | 155 | 14.2 | 8 |
3 | 近所のお宅 | 148 | 13.5 | - |
4 | 近くの山野 | 114 | 10.4 | - |
5 | なばなの里 | 82 | 7.4 | 22 |
6 | ブルーボネット | 63 | 5.8 | 5 |
7 | 草津・水性植物公園 | 53 | 4.8 | 3 |
8 | 松阪・ベルファーム | 41 | 3.7 | 6 |
9 | 東谷山フルーツパーク | 40 | 3.7 | 3 |
10 | 菰野町・正眼寺 | 33 | 3.0 | 4 |
11 | 三重県民の森 | 24 | 2.2 | 10+? |
12 | 乗鞍岳 畳平 | 22 | 2.0 | 1 |
13 | 京都・植物園 | 21 | 1.9 | 2 |
14 | ニュージーランド | 19 | 1.7 | 1 |
15 | 伊吹山 頂上周辺 | 18 | 1.6 | 2 |
16 | 御在所岳 頂上周辺 | 18 | 1.6 | 10+? |
17 | 田畑 農場 | 16 | 1.5 | - |
18 | 咲くやこの花館 | 15 | 1.4 | 2 |
18 | 四日市・南部丘陵公園 | 15 | 1.4 | 5+? |
20 | 鈴鹿サーキット | 11 | 1.0 | 2 |
21 | 立山 室堂周辺 | 9 | 0.8 | 1 |
22 | 尾張旭・森林公園 | 7 | 0.6 | 1 |
22 | 木曽三川公園 | 7 | 0.6 | 3 |
24 | 久屋大通庭園フラリエ | 6 | 0.5 | 2 |
25 | 安城・デンパーク | 5 | 0.5 | 2 |
1. 予想の通り「我が家の庭」がダントツ一位となり、約1/4を占めています。
我が夫婦が揃って、花好きであり、きれいな花を見ると、植えてみたい衝動を抑えることが出来ず、貧相な懐の中を考えず、つい買ってしまうからなのです。 特に最近は、”新種”を見れば100%買う癖がついてとどまらないことなどから、我が家の庭が賑やかになるのです。しかし、園芸店に”新種”はもう無く、先行きは暗いです。
2. ”新種”を見つけるのなら、手頃で有効なのは植物園。
東山植物園は訪ねた回数は多いですが、花の命は短いために、見逃している花も結構多いと思っています。 ここには6月と8月は訪ねていませんし、最低でも月二回行くとすれば、まだまだチャンスありと思っていますし、大阪の長居植物園も狙っているところです。
3. 近所のお宅は先行き期待薄い。
庭の中に入らせていただくには、難しい面があり、また、山野草を除き普通の花は殆ど撮り尽くしたと考えており、ご無理を言うだけの価値が感じられないので、消極的になっています。
4. 野原や山も宝庫。
近場の野原はその殆どを撮り尽くしたと考えていますので、野原はこれから先は場所を変えることと考えています。 例えば友から「いなべ市の奥の道路沿いに”新種”があったと、情報をもらっており、チャンスを伺っています。
御在所岳頂上付近はもう終了しましたが、少し下ればありましょうが、足腰が不十分の今は、不可能になってきました。乗鞍岳や立山周辺には高山植物が”わんさと”ありますが、バスツアーでは取材時間が不足であり、自家用車で行くのは”老人には運転許可が下りない(?)”など困難を極めます。
友からは、六甲高山植物園、白山高山植物園、白馬五竜高山植物園などには”新種”が多いとあらかじめ調べた上での情報をもらっており、いつ、どうやって訪ねるか、思案中です。
また、樹木は相当数あると思われますが、名前の判別が難しいので、敬遠勝ちですが、そうも言ってられなくなりました。 さらには、苔、茸、昆布や水中食物、さらにはカビなどもありますが、植物学者の領域にはいりそうで・・・?。
5. なばなの里などの公園。
なばなの里は訪れた回数も多いですが、「花写真鑑」を始める前から撮っているので、載せている花は多い(先勝)ですが、先回訪問時の”収穫がゼロ”であったように、ここは毎年同じ花を植えて経済性と確実性を重視しているようで、ここはもう終了です。
その点ブルーボネットは、”新種”の数は少ないものの、訪れる度のゼロ回答は無く、訪れる月日を変えて、これからも攻めたいと考えています。 東谷山フルーツパークは、他にないフルーツで数を稼ぎましたが、先は見えてきました。 しかし、日を変えれば、まだ若干はあると思います。
草津の水の森は、7月の蓮、睡蓮の時期に3回訪れて”新種”が54点は非常に多いと思います。 しかも水生植物は私の好みも深いし、他に無い種類の可能性も大きく、訪問の月を変えて、何度も尋ねるべきことを再発見しました。
6. 正眼寺のすばらしさが浮き彫りになりました。
田舎の大きくないお寺でありまた、奥様が一人で植えておられるのに、4回訪れて山野草を中心に新種33点は立派なもの。 まだまだ先は有望です。我が家から自転車で行ける所故に経費も掛からず取材が出来るなんて最適です。 お賽銭はいか程にすべきでしょうか?。
7. 海外
海外に行けば、”新種”に出会えることは確実性が高いが、花の名前を調べるのが大変なのです。ニュージランドの場合は、日本でありきたりの花も多かったが、たまたま旅先で大変高価であったが、日本語の花図鑑を購入できたので初見の花も名前を知ることが出来ました。 しかし、ネパールではこれがなくて、没にした花もありました。 また、スリランカへ行く夢はまだまだ捨て切れてはいませんがどうなることでしょう?。
更に、データ収集と解析を進め今後の行動計画に反映したいと考えます。
以上