木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

1671 庭の花(2920)購入”新種”

2017-09-25 08:00:00 | 我が庭の花

  食事会を津市内で実施しての帰り道、津市の北部にある、比較的大きい園芸専門店に立ち寄った。 ここは以前紹介した「レッドヒルヒーサーの森」の経営母体となるところで、試験農場的運営も行っているので、園芸品種が中心となるが、“新種”(私の「花写真鑑」にまだ無い花)を見付ける可能性が高いところである。 

 今回は、友が同行しているので、何時ものように“隅から隅まで綿密に”見るわけには行かないが、大急ぎで全体を見て回った所、以下の4種が“新種”として登録することが出来た。 

 

 「カ ラ ミ ン サ」   “新種”登録  第1570号

 カスミソウと言う名前が付いてもおかしくないような、小さな花が階段状に多数付いている。 ミントの香りやハーブティーとして利用されているという、ヨーロッパ産の花である。  (¥480) 

 

  

 

「エキザカム・ベンガルブルー」  “新種”登録  第1571号 

  巨大化させた園芸品種“臭い!“。  (¥480) 

  

 「エロディウム・マネスカウイ」  “新種”登録 第1572号

 素性が全く不明の花。 園芸品種か?。 葉が全く異なるが、フウロソウの一族としては、花が大きいように思う。  (¥680) 

 

 

 「ロベリア・パラシオンブルー」  “新種”登録 第1573号

 最近作られた商品。   (¥280) 

 

 

ここに来ると、“新種”に出会える事は略間違いないが、折角見付けても、それが多くは園芸品種だったりすると、喜びも半減する。

 

 

 


1670 第11回食事会(3)東洋軒と道中

2017-09-23 08:00:00 | 飲食店

  高校時代の仲良し四人による、食事会と称する集まりをしているが、その前座たる「テオヤンセン展」を終えて、車で数分、城跡の東に来て、本題の“お食事”とした。 

「東洋軒」

    津市丸之内29-17 

 

 店のホームページによれば・・・・・

 東洋軒の創業は明治22年(1889)、伊藤耕之進が肉料理専門店「今福」の名で東京三田四国町に開業したのがはじまりです。
明治30年に「東洋軒」と改名し西洋料理店としてスタートいたしました。
そして昭和3年に三重県津市に「東京東洋軒出張所」を開設いたしました。現在は三重県を中心に他、東京、名古屋を含め8店舗にて営業中です。

  

 名物の「ブラックカレー」

  前に口にして、すでに10年は経つが、変わらぬこの濃いすばらしい味に、昔の私が最も輝いていた時期を思い出し、ここに連れてきた、数々の人の顔が走馬燈のように・・・・!。 考えて見るまでも無く、ここには何度も来たが、カレー以外は一度も食べていない・・・・!。 

 

店のホームページによると・・・

ブラックカレーが昔も現在も愛されている理由は、名産の松阪牛と小麦粉、秘伝のスパイスを手間暇かけてじっくり炒めた香ばしさと旨みのある“ブラック・ルゥ”にあります。
真っ黒になったルゥは、松阪牛本来の甘みや旨みを強調し、口に入れたとたん、その見た目からは想像できないまろやかな味わいを奏でます。手間ひまかけた比類なき一品です。

 デザート、コーヒー

 

ここは津市であるが、私は隣り街の旧久居市に17年間仕事をしており、その間この店は度々訪れている。 ただ、東洋軒の歴史や味を知らないものは、ここに来ることを決して喜ばず、費用を安上がりにしようとしているとして、よい顔をしなかったかったことを覚えている。

 

  

  あとは、本日の道中に於いて目に付いた花を紹介しよう。

 

 「トキリマメ(吐切豆)」   “新種”登録 第1574号

三重県立美術館の裏の垣根に自生していたものであるが、「タンキリマメ」と殆ど変わらないが、毛が少ないので、「トキリマメ」としたが・・・・?。 

  

「ヤドリフカノキ」またの名を「ホンコンカポック」「シェフレラ」

 この種はハイドロカルチャーにおいて、「シェフレラ」としているもの、園芸品種の要素が多分にあり、形態が違ってきているなど、同じ種としておくには、若干無理が出てきたようであるが、従来通り今は一括りとしておくが、いずれは分割の必要の可能性あり。 
  なお、実のついた写真がなかったので、追加登録とした。

  

ハイビスカス

 

 

「ム ク ゲ(槿)」

 花が大きいから「アメリカフヨウ」かもしれないが・・・?。

 

 「ショウキズイセン(鍾馗水仙)」またの名を「リコリス」

  過去は黄色のみであったので、今回追加登録。 なお、同じような花として、この他に「シロバナマンジュシャゲ」=白(薄い黄色)「ナツズイセン」=白があり、これら三者を「リコリス」としており、悩むところであるが、いずれは機会をみて、統一することが望ましいのかも知れない。 

 

 

  帰路の東名阪亀山SAにて、コヒーブレイクし、次回(10月度)の幹事を確認し、午後4時ころ集合地点に帰りついたのであった。 かくして、楽しい一日は終わったのであった。

                       << 完 >>

 

 

 


1669 第11回食事会(2)テオヤンセン展

2017-09-21 08:00:00 | 資料館

  食事会と言いつつも、ついでに見る物の方が主体になりつつあるが、今回のブログはそのメインイベントとも言える、三重県立美術館における開館35周年記念と称する展示品を見るのであった。 

開館35周年記念Ⅱ テオ・ヤンセン展

    2017年7月15日(土)~9月18日(月・祝)
   テオ・ヤンセン展 展覧会特設サイト 

 

 テオヤンセン(Theo Jansen)とは、オランダ、ハーグ出身の物理学専攻の芸術家のようで、風で動くアート作品「ストランドビースト」と名付けた(造語)、プラスチックの多数のパーツで作り上げた、風や圧縮空気で動く造形物を世界のあちこちで展示しているようだ。 

  ストランドビーストとは、オランダ語で、砂浜を意味する”Strannd”と生命体を意味する”Beest”を繋げたもので、テオヤンセンの言う”生物”であり、作品の総称とされているようだ。・・・では、その”生物”をじっくり見せて戴こう。

 

おびただしいプラスチックのパーツの数々・・・・・!。これを何人で作ったか知らないが、何とも手間のかかる作品ではあるなあと、まず感心!。

 風を受けて全体が動いたり、各部分が動いたりする。

 

このようなプラスチック製の細かなパーツを気の遠くなるほどの数を組み立ててつくられている。

プラスチック製パーツを加工したり、組み立てるために使う、いわば治具と思われる。

 

風力の代わりに、人力で動かすと、面白げに、生物のように歩き始める。

 風力を受けて、プロペラが周り、主軸を回すので、そこに付いているクランクにより、”歩行”するのが、この”生物”の基本となっているようである。

主軸の回転を”足”の動きに変えるクランク部分。

 これは右端の三角の部分が不規則に伸びるのが”ウリ”のようであるが、三角を作る各辺の長さが不均等に変化することで、見た目に滑稽さが出て観衆を喜ばせる。 なを、上部にある透明なものは、ペットボトルであり、コンプレッサーでここに圧縮空気を溜め込み、その力で三角の部分を動かしたり、クランクを回して歩行するようになっている。

 

芋虫のように、うねりながら動く姿が、とてもユーモラスである。(実演はなく、ビデオ映像による)

 

 

日に数回、この”生物”を横方向(写真では手前、奥方向)に動かせてみせる。 動力源は上部にびっしり並ぶ、ペットボトルに移動式コンプレッサーで圧縮空気を溜め込んだもの。

 

上部にある、魚のヒレのような物が、バサバサと音を上げ、ヒラヒラとうごめく。

 

 以上であるが、結構見応えのある”生物”であった。

 

                   << つづく >>

 

 


1668 第11回食事会(1)三重県立美術館

2017-09-19 08:00:00 | 資料館

  高校時代の仲良し四人で食事会を行っており、今回はその11回目となる。 食事会とは言いながら、メインは食事よりも見る物にこだわりつつあるが、今月はY君の発案で県立美術館で行われている「テオヤンセン展」を見るために、津市にやってきた。

 そのメインイベントは稿を改めるとして、まずは・・・・

 

三重県立美術館

   津市大谷町11 
       常設館を含めた入場料 ¥1000
       無料駐車場はあるが、小さいので満車であった。

展示について

美術館活動の成果が最も目につくかたちをとるのは、作品の展示においてです。とりわけ美術館の真価が問われるのは、その常設展示によってです。本館の常設展示は年間4期に分けて、日本近代絵画を中心に、現代に至る美術の流れを系統的に捉えることを目指しています。また企画展示室では独自のテーマによる自主企画展を催すとともに、より広い観点での共同企画展を行っています。  (美術館のホームページより)

  メインとなる「テオヤンセン展」については、別途にして投稿する。 また、当然と言えるが、常設館内部は撮影禁止であるから、写真は無し。

 

 

 

 

 

 

                     << つづく >>

 

 


1667 たまには野原もいいもんだ

2017-09-17 08:00:00 | 野原の花

  先般、念願の白馬五竜高山植物園を訪れながらも、足腰の痛みで十分な取材が出来なかったことと、怪我の功名ながら、コンデジの良さを知って、そのテストをするためと、足腰を鍛える目的で、散歩を開始し、ついでに野草(雑草)を撮ってみた所、私の「花写真鑑」にまだ登録の無い花(以下“新種”という)が結構あることに気づいた。 

 それならばと、コンデジとの比較検討するためと、更に詳細な写真を撮るために、マクロ撮影用の装備を持って散歩に出ようとしたが、装備はかなりの重量になるので、以前作成した“カメラキャリアー(?)”に撮影機材を載せて、運搬の労力低減を図ったのであった。 

 “カメラキャリアー”と称するのは下記。

なお、写真では三脚は見せる ために、突き出させてあるが、運搬時は上のふたが閉じられる。また、レンズなどもこのままでは、ぶち当たるので、ケースに入れるなどの保護をすることは、言うまでも無いこと。下段には、リングストロボなどが入るが、当日は省略した。 


  それではその成果を披露しよう・

「アメリカキンゴジカ(アメリカ金午時花)」  “新種”登録 第1566号

  今日歩く散歩道は、団地に入居以来、何十年も歩いた道であるが、 今までに見た事も無い植物が多々あることが判明した。 道端の植物、雑草でしかない花に過去は目を向けなかったこともあるし、カメラを向ける対象のレベルが変わった事も考えられるが、これら帰化植物はその範囲が拡大して、目にするようになったことも考えられる。 

花はまだつぼみのようである。 下で見るように、つぼみの外形は5mmも無い小さなものであるから、過去は見過ごしていたことも考えられる。

 

 

 「ヤマノイモ(山の芋)」  “新種”登録  第1568号

 「ジネンジョ」である。 子供の頃この実に唾液を付けて、鼻にくっつけて遊んだ事を思い出した。

  

  「カナムグラ(鉄葎)」  “新種”登録  第1569号

 何とも地味な花、 これも蕾ではないかと思うが・・・・?。

 

 

「ク   ズ(葛)」

花の大きさの目安とすべく、「花写真鑑」に追加登録とした。 

 

「キンミズヒキ(金水引)」

 「花写真鑑」の充実のために、葉の部分を追加登録とした。

 

 

 「ウ   ド(独活)」 

 

 

 「オオニシキソウ(大錦草)」

 花の大きさが読めるようにと、「花写真鑑」に追加登録。

 

 

 前回当ブログに掲載した“新種”が6点であったから、併せて9点が新規登録となった。 雑草は名前を調べるには、資料が少なくて難しいが、それでも“新種”が手に入るなら今後も注意深く見てゆこうと思った。 

                                                             以上

 

 

 

 

 


1666 野原に”新種”がぞくぞく

2017-09-13 08:00:00 | 野原の花

  先の、白馬五竜高山植物園では足腰の不調から不満足な結果に終わり、日頃の散歩と体操の重要性を再認識し、また、持参カメラが使えず、友のコンデジを借りて撮った結果から、どこにでもピントの合うバカチョンの良さを知ってしまい、ならば・・・と私の持つバカチョンカメラを野原に持ち出して試した所、一定の効果があり、使える場面があると知ると同時に、野草をマクロの目で見ると、私の「花写真鑑」に未登録の雑草(以下”新種”という)が結構存在することも併せて知ることになった。 

 そのために、今日は以前購入し着用していた、写真撮影専用の大きなポケットが幾つも付いた、特殊なベスト(チョッキ)をタンスから引っ張り出し、軽くて使用範囲の広い60mmマクロレンズと、2.0倍のテレコンをポケットに入れ、予備の電池とSDメモリーなど、それに一番軽くて持ち運びの容易い三脚を持って散歩に出た。  2017.09.06(水)14.00 

 先日の散歩でどこに行けば、何があるかを知り得たので、その辺りを重点的に見て回った。 今回は一つの被写体を見付けると、三脚を構えるから、歩く距離は少なく、殆ど散歩にはならないが、疲労度は前回以上となり、体力の低下がまたひとつ強く感じられた。 レンズなどの重みが直接肩に掛かってくるのが、慣れないこともあり、結構負担になることも解った。 

 野草(ここでは野原や山にに自生する植物を指す)を撮影したのは数年前のことであり、当時は“マクロの目”は無く、無視して通り過ぎた植物がかなりあることが判明したのであった。 中には従来目にした経験がない花もあり、これが外来植物であったりすると、以前は見当たらなかったものが、最近育ち始めたようにも感じられる。 

 また、新しい雑草や、美しくも無く、小さいし目立たない、誰も振り向かない花は市販の図鑑には多くは掲載されていないので、名前を知ることが出来ない。 このため、 ネット上の二つの“花の名前を教えるサイト”に登録をして、写真とコメントを送って、漸く植物の名前が判明したものから、とりあえず”新種”6種をここに紹介する。 

 

「オオフタバムグラ(大双葉葎)」  “新種”登録 第1560号

 北アメリカからはるばる、お出でになったようだが、歓迎会はなかったそうな!。  

  

 

「ノブドウ(野葡萄) 」   “新種”登録 第1562号

 

  下はスズメバチと思われるが、近くに来ても襲っては来ないと安心してパシャパシャやってたら、ふと見るとすぐ近くに、太い柳の木の根元に穴があり、この蜂が盛んに出入りしている。 慌てて写真も撮らずその巣らしき穴から離れてほっとした!。 

 

 

 「キレハノブドウ(切葉野葡萄)」   “新種”登録 第1561号

  名前の通り、葉の切れ込みが、上記「ノブドウ」に比べて大きい。

 

花はまだ蕾のようだ。

 

 

 「ヒ メ ク グ (姫莎草)」   “新種”登録 第1563号

 今、初めて目にしたもので3は無いと思っているが、漸くの登録と相成った。 

 

「 ヒメヤブラン(姫藪蘭)」   “新種”登録 第1564号

 これも同じく随分前から、「ヤブラン」なのか、別の種なのかと思いつつ通り過ぎていたが、この際調べたら、“新種“であることが判明し、遅まきながらの登録となった。

 

 

「メリケンカヤツリ 」   “新種”登録 第1565号

  これも同様に、従来は無視して、時には踏みつけて歩いたかも知れないが、これからは、踏まないように気をつけねば!。 

 

 

 「キツネノマゴ(狐の孫)」 

  

 「ウ ル シ (漆)」

  下は私のバカチョンカメラで撮ったもの。 背景の草にもピントが合い、主題の「ウルシ」の花が、沈んでしまっている。 (前出の写真) 

 

  下は、撮った日が異なるが、 常用のレンズ(16~300mm望遠マクロ)で撮ったものであるが、背景の草が少しボケており、主題がよりはっきりしたと思い、私は後者を好むため、従来は下の写真を主体にしていたが、 諸氏はどちらを好むのであろうか?。

 

 

                 

                     << つづく >>

 

 

 


1665 散歩の道すがら

2017-09-11 08:00:00 | 野原の花

  体調不良と夏の暑さで、ビールを美味しくするための散歩を“さぼって”いたが、先日の「白馬五竜高山植物園」での無様な姿に、やはり日頃から歩いて、体を動かし続けないと、「使わない器官は退化する」を実感したので、散歩の重要性を再認識していた。 2017.09.04(月)ようやく涼しくなり、体調も悪くないので、久々にコンデジカメラを持っての散歩としゃれ込んだ!。 

 私の散歩コースは、我が家の裏手の「三滝川」沿いの堤防を歩くのであるが、その川の北側を今建設中の「新名神」が通るので、その進捗状況をカメラに納めたいし、また、先日来「北アルプスの恵み満喫の旅」において、友から借りたコンデジのある場面での優位性を感じたので、その実用テストとして、私の持つバカチョンカメラを試すことおも考え合わせ実行したのである。 

 試用カメラは購入してから、少なくとも10年は経過しているという、骨董品級のIXY-Digital(Canon)であるから、今市場にある物と比べれば、これこそバカチョンカメラ、オモチャみたいなレベルであるから、参考になるとは限らないが、先ずはその実力を確認したかったのである。今回の当ブログは全てこのカメラで散歩中に撮影したもの。

 

1. 新名神の工事状況

① 「B&G海洋センター」から西方に見える部分

右のピークは「御在所岳(1212m)」、中央やや左奥は「鎌ヶ岳(1161m)」。 

 

 ② 我が団地から北西に見える部分

 

 ③ 団地の北側に見える部分。 あと1~2年で開通のはずだが・・・・・?。 手前の道路は国道新477号で四日市方面への取付道路。 奥が新名神道。

  

 ズームアップには物足りない感じがするし、ピントも甘いが、ピンボケは出来難い、正に“バカチョン”丸出しであり、良くも悪くも無い平板な写真である。 無理をすれば、使えない事は無いが、今市場にあるカメラの実力がどんな状況なのかを知りたくなる。

 

2. 道端に咲く花の近接撮影

 次に、私の撮影に於いて、最も撮影数が多い、花のクローズアップがどうかを試して見る。 撮影に失敗しても、経費の掛からない手段として、被写体は散歩道、三滝川堤防付近に自生する、雑草や木々を撮る。 

 

「ク   ズ (葛)」

 花にピントを合わせたつもりであるが、全体にピントがあっているが、甘いのは上の遠景写真と同じく、このカメラの問題だろうか?。 なお、根本的な問題であるが、この際は立体感のない写真「図鑑的写真」となる事は、気にしないことにする。

 このように二つの主役がある場合は、通常のカメラの場合は二つの花がレンズから均等の距離になるように微調整をしなければ成らず、移動しつつ何枚かを撮る癖がついているが、コンデジの場合は焦点深度が深いから、一発で決まり極めて効率的ではあるが・・・?。

 

「ウ ル シ(漆)」

 被写体の色合いが違えばある程度引き立つ(上の「クズ」の写真)が、下の写真のように、同系統の色合いになると、主題が何だかさっぱり解らなくなり、ここは背景をボカすべきと考える。 その代わりに、ここに通常使用のレンズを使えば葉の部分にもボケがかかるので、ピンボケ写真と見られるかも?、痛し痒しである。

 

  結論としては、こんな場面では、ピンボケ写真と指摘されても、葉や花の一部がボケても、明らかに通常のレンズを使うべきと考える。

 

「ヘクソカズラ(屁糞葛)」 or 「サオトメバナ」

 バカチョンでは、このような小さな花にピントをシャープに合わすのは難しい。殆ど不可能。合ったとしても、それは偶然の産物でしかない。 但し、通常のカメラでは、一つの花にピントを合わせた場合、少し離れた花は必ずボケることを覚悟しなければならない。

  

「マルバルコウ(丸葉縷紅)」

 主題が小さいと、うるさい背景に埋没してしまい、何が何だかさっぱり分からない写真になる。 写真として重要な「花心」の部分がボケているのは、致命的欠陥と私は思っていたが、世間一般はどうなのか?。全体にピントが合う方がよいのだろうか?。

 

「ヤ ブ ラ ン(藪蘭)」

 こんな場面では、多少甘いのは目をつぶれば、全体にピントが合い、問題の少ない写真となるが。

 

「ク    リ (栗)」

 同上。 「図鑑的写真」の典型例。 極めて雑然とした写真。 こんなのがよいとする人がいる以上、この写真をを捨てる訳にも行かず・・・・???。

 

「センニンソウ(仙人草)」

 今市場にあるカメラなら、もっと近寄れるが、このカメラではこれが限界のようだ。 このカメラに欲をいってもどうにもならないが、 解像度がいまいちなこともちょっと気に掛かる。  

 

「ウ   ド (独活)」

 花の詳細がぼやけているので、「花写真鑑」に追加登録したいが、これではねー!。 ズームアップの場面でレンズの性能が問題かも?。今売られている機種なら、もっとシャープにピントが合うのだろうか?。

 

3. 結論 

  上記の如く、奥行きの無い写真、主題がかすむ写真ながらも、コンデジにも長短があり、その都度の場面によっては、使えることがあるとはっきりした。 ポケットに入るので、あまり邪魔にはならないが、だからと言って明日から持参とは行かない。 やはり格段に進歩した今のカメラで試さないと、本当のことは解らないかも知れないから。  余計な事だが、新コンデジが良すぎて、今のカメラを使わなくなる恐れは無い?。

  先に、超マクロ撮影に於いて、コンバージョンレンズを使い高倍率望遠のコンデジに装着して撮影すると、更なる「最大撮影倍率」が得られるとあって、その用途にも合い、且つ、予備カメラとして必要な機能をもつコンデジを捜した経緯もあるが、この欲の深い欲求に合うカメラが市場には無く、頓挫している。 そこに新たにこの要求が出てきたので、用途を分割するなど、改めてコンデジを考えたいと思っている。

                    ひとまず 以上

 

                                                                                                  

 


1664 北アルプスの恵み満喫(7)元善光寺

2017-09-09 08:00:00 | 旅行記

  2017.08.25~26と、高校時代からの仲良し三人による、長野県北西部をめぐる旅は最後の訪問地となる、飯田市にやってきた。 ここでは少し趣きを変えて、今回有一のお寺訪問とした。 

 

 「元善光寺」

     飯田市座光寺2638

         拝観料 境内無料  

 

 

 「山門」 

 

 寺の伝記によれば・・・・

推古天皇十年に信州麻績(おみ)の里(現在の飯田市座光寺)の住人本多善光(ほんだよしみつ)公が、国司の供をして都に上がった時に、難波の堀にて阿弥陀如来様にめぐりあい生まれ故郷へお連れし、お祀りしたのが元善光寺の起源です。
その後、阿弥陀如来様の御告げにより芋井の里(現在の長野市)に阿弥陀如来様を御遷しすることになった時、再び御告げがあって「毎月半ば十五日間は必ずこの麻績の古里に帰り来て衆生を化益せん」との御誓願を残されました。そもそも善光寺の名は善光公の名を以って付けられたものです。
御詠歌「月半ば毎にきまさん弥陀如来、誓いぞ残る麻績の古里」とある様に、古来長野の善光寺と、こちら飯田の元善光寺と両方お詣りしなければ片詣りと云われております。

「本堂」

 

  いつものことながら、堂内は撮影禁止。 仏様(内部は有料)も見たかったが、写真が撮れなくては無意味と判断し、本堂内はさっと見たのみであった。

 

 「梵鐘」

 

 

 

今にも朽ち果てそうな、桜の古木。 

 

   

 後半の写真は、カメラ用に空の専用電池(予備)を持ってきてしまい、友のコンデジを借りて撮影したものであった。 慣れない上に、気合いの入り方が落ちた状態で撮ったこともあり、全体にピントが甘く、また「バンフォーカス」な写真となり、いわゆる「図鑑的写真」と指摘される反面、 “ピンボケ写真“と指摘を受ける事が少ない写真となった。

 これは、コンデジは極端に焦点距離が短く、結果として焦点深度が深くなる事から、当然の原理であり、”バカチョンカメラ”と称される所以であるが、 軽くてポケットに入るという小型のメリットも合わせ、今後の撮影に生かす道があるように思えてきたので、この辺りを詳細に再考し、稿を改めて書いてみたいと思った。 時と場合による使い訳という訳である。

 

 かくして、仲良し三人による、「北アルプスの恵み満喫の旅」は終了とし、中央道を名古屋方面に向かった。 もう行けないと半ば諦めかけていた、「白馬五竜高山植物園」に行けたし、「白馬ジャンプ台」や「ワサビ農場」なども見る事が出来て、大変に有意義の二日間であった。 殆ど私の願いに二人が賛同してくれたお陰で、見る事が出来、深く感謝したのであった。

 

                          << 完 >>

 

 


1663 北アルプスの恵み満喫(6)大王わさび農場

2017-09-07 08:00:00 | 旅行記

  高校時代の仲良し三人で.長野県北西部、北アルプスの東側山麓を計画の無い自由気ままの旅をしている。 今回はその道中近辺にある、これぞアルプスの恩恵と思われる、わさび農場に立ち寄ってみた。 来てみると観光バスも多数来ており、多くの人で賑わっていた。

  

「大王わさび農場」

     安曇野市穂高1692 

       入場料、駐車料 無料 

 北アルプスからの湧き水を利用した安曇野わさび田湧水群の一角にある、日本最大規模のわさび園であり、年間約120万人が訪れる安曇野随一の観光スポットである。雑草の生い茂る原野を20年の歳月をかけ完成させた。「大王」は敷地内にある大王神社に由来し、この神社は民話に登場する八面大王の胴体が埋葬されているとされる。わさび田に引かれる湧水は一日12万トンで、水温は年間通して12℃。収穫は年間通して行われる。直射日光に弱い為、4月から9月末まで黒い寒冷紗でわさび田を覆う。   (ウイキペディアによる)

 

 「 蓼川の支流 」

この豊かな水量を誇る清流がわさびを育てているようだ。 

 「水車小屋」

 

 

土ではなく、小石混じりの砂利で育つとは知らなんだ!。

 

私の「花写真鑑」には、「ハナワサビ」はあるが、「ワサビ」はないので、花が無く少しだけ迷うが、ここで登録とする。

 

「ワ サ ビ(山葵)」   “新種”登録 第1558号

  

 

 「大王神社」

 

 この後、仲良し三人は最後の訪問地に出掛けたのであった。

                        << つづく >>

 

 

 


1662 北アルプスの恵み満喫(5)”新種”

2017-09-05 08:00:00 | 植物園の花

  長野県北西部、北アルプスの東側一帯を“うろついて”いるが、今回の当ブログでは、白馬五竜高山植物園で見付けた、私の「花写真鑑」にまだ未登録の花(以下“新種”という)を載せたいと思う。 ただ、全体に花の最盛期は終了しており、収穫は期待に反したが、ここにその全てを紹介したいと思う。 

 カメラの専用電池が消耗したので、予備と交換したが、どう間違えたのか、今充電してない空のを持ってきてしまい、今までに無い大失敗をしたようで、使えなくなったので、友が持つ“コンデジ“を借用しての撮影となった。  

 慣れないカメラでの近接撮影は、従来のように自由に撮る事が出来ず、持てるマクロレンズを使うこともなく、満足な写真は極めて少ないが、トリミングなどあちこち修正した上で、どうにか“新種”登録にまでこぎ着けたのであった。 

 

「カライトソウ(唐糸草)」  “新種”登録 第1549号

  今が盛りと、今は当園の主役の積もりらしい振る舞い(?)。 

 

 

「シナノナデシコ (信濃撫子)」   “新種”登録 第1550号

  

 

 「タカネバラ(高嶺薔薇)」   “新種”登録 第1551号

 

 

 「ヒマラヤトラノオ(ヒマラヤ虎尾)」   “新種”登録 第1552号

 

 

  「プリムラ・カピタータ」   “新種”登録 第1553号

 

 

  「ホザキサクラソウ(穂咲き桜草)」   “新種”登録 第1554号

 現場の表示は「プリムラ・ピアリー」であったが、和名の「ホザキサクラソウ」で登録とした。 なお、こうすると、現物の地味な格好と、「ホザキサクラソウ」のイメージが合わないという御仁もいるやも知れんがな?。 高地で生きてゆくためには、きれい事(?)ではやって行けんのだとか(?)!。

 

 

  「マツムシソウ(松虫草)」   “新種”登録 第1555号

 今頃と言われるかも知れないが、何故か今まで機会に恵まれなかったようだ!。 

 

 

  「メコノプシス・カンブリカ」   “新種”登録 第1556号

 “新種“ではないが、青い「メコノプシス」を見たかったが、 既に終了していた。 残念!!!。

  

 

  以上であるが、ここで“新種”として8種を得ることが出来た。 なお、今回の旅で得た“新種“の合計は10種であった。 ただし、この他に写真が下手くそであったことから、没としたものが1種、名前の判別が出来ないものが3種あった。 友の情報では、8月中ならば20種は”新種“をゲット出来そうとあったが、既に花期が終わっているものもあり、訪れるのが少し遅かったのかも知れない。

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1661北アルプスの恵み満喫(4)白馬五竜高山植物園

2017-09-03 08:00:00 | 旅行記

 朝、旅館の窓から外を見ると、何と部分的ながら青空が見えているではないか!。 せめて、雨さえ降らなければ良いがと祈っていただけに、皆の心掛けの良さが天に通じたのか、今日一日は雨の心配が無いと知って、大きく喜んだのであった。 そこで、先ずは今回の旅の主目的地に向かった。 

 

「白馬五竜高山植物園」

    長野県北安曇郡白馬村神城

    テレキャビン(ロープウエー)往復代金 ¥2200 とあるが、これは入場料、リフトセット料金ながら、これが県等の奨励があったのか、全て込みが何と¥500で入場出来たのであった。 駐車 無料(600台)   

 

 ここは「とおみ駅」といい、標高は818m、ここからのロープウエー所要時間は8分ほど。

 

 窓ガラス越しなので、曇っているが、白馬村が見える。 

 

  美しい北アルプスが・・・・・。

ロープウエーを降りた所が、標高1515mにある、この辺りが、目的地の「白馬五竜高山植物園」である。 (アルプス平駅)

展望レストランから植物園を見る。

 

  ロープウエーの到着する、アルプス平駅から少し下がったところにある、リフト(アルプス展望リフト)の降り場から頂上に向かう。

アルプス平駅(リフトから撮る)

 

 

 リフトの降り場付近(標高は約1600m前後とみられる) ここから先には、地蔵池や地蔵ケルン(1676m)などがある、「アルプス平自然遊歩道」と、更にその先には「小遠見山(2007m)トレッキングコース」などがあるが、今の私はこれより先は断念して、花畑に向かうしかなかった。

 

  花畑とは言うものの、多くは既に花期を過ぎており、ちょっと来るのが遅かった!。  

 咲いてる花の内、私の「花写真鑑」に未登録の花(ここでは“新種”という)は、登録完了後に載せるので、“新種”でないものを何点か載せておく。

 

「ギ ボ ウ シ(擬宝珠)」

当園では、二番目に多くの花が咲いており、かなり印象的であった。

 

 

「シ シ ウ ド(猪独活)」

 

「コオニユリ(小鬼百合)」

 名前の通り、「オニユリ」を1/5位に小さくしたものだが、 伊吹山で見付けたものよりも小さくて可愛いように感じた。

 

 

 

 

  ここ「とおみ駅」周辺にも、「エスカルガーデン」という名の花畑があるが、極めて残念ながらパスとして、次の訪問地へ向かった。 花の最盛期を過ぎての来園となったことも併せて考えると、ここには未練が多分にあり、不完全燃焼感は否めず、元気であったなら今度は時間をたっぷり取って再度訪れたいと、更なる願望が出来てしまった。

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1660 北アルプスの恵み満喫(3)道中の花

2017-09-01 08:00:00 | 旅行記

  長野県北西部に来て、二日目になるが、宿泊した旅館の屋上が庭になっており、高山植物などが咲いていたので、撮らせて頂いた。 私の「花写真鑑」にまだ登録の無い花(以下“新種”という)や、珍しい色の花があり「花写真鑑」の内容充実にと追加登録することが出来た。 また、順不同ながら、その他の道中記をここにまとめた。

  

「オミナエシ(女郎花)」 

 

「コ マ ク サ(駒草)」   高山植物

濃い赤色の花は「花写真鑑」にまだないので、追加登録とした。

 

 

「イトバハルシャギク(糸葉波斯菊)」

 

 「タテヤマウツボグサ(立山靫草)」  高山植物

 

「ウズラバタンポポ (鶉葉蒲公英)」  に似るが、確認が出来ない。葉はそっくりながら、花が少し異なる。

 

「カシワバアジサ(栢葉紫陽花)」

大変に豪華な花である。 この色は無いので追加登録とした。

 

 「キ   ク(菊)」  ?

 

 「ハ   ギ(萩)」  ?

通常の「ハギ」とは少し違い、花びらが多いように思うが?。

 

 

ノコンギク(野紺菊)」  “新種“登録 第1548

 

旅館を出たところで、カメラの電池の消耗に気が付き、予備の電池に交換したら、何と放電仕切ったものである事に気が付き、ここでは充電することも出来ないことが判明した。 写真が撮れなくてはここに来た意味が無く、がっかりしていたら、友がカメラを貸してくれるという。 ここで九死に一生を得て、次に進む事が出来たのであった。 よって、以下は友のカメラのため、映像センサーが正方形に近くなるが、そのまま掲載する。

 

 二日目の昼食は「ざるそば」 

 

「リンゴ畑」に立ち寄る。 巨大な木にびっくり!

 

 

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