先日、友から次のようなメールが来た。(原文のまま)
またまた! いらんお節介です。花写真集の4番目「アイスブルー*」開けてみると
「カルテアブルレマルクシー」の別名と出ます。
「カルテアブルレマルクシー」をネット上で探しましたが見当たりません。
さらに調べて、ブログ投稿の中でこれを見付けました。
撮影場所:滋賀県・植物園の温室内 撮影日:2014.6.6
となって居ましたので君と同じ物だと判断しましたが訂正が必要ですね。
また、「アイスブルー」は、色を表しているだけで、別名では無い様な気がします。
花の名前では検索しても出て来ません。 (以下略)
これに加えて、この花に関する二つのサイトが書かれていたが、 上記文面の通り、何も無く、また、ネット上で「アイスブルー」では、何も検出出来ない事を確認した。
この花は、2012年7月に草津の「水の森公園」で撮影したものであり、帰ってネット上で調べたが、花の正体は何も分からなかった。いくら捜しても、正体不明のままであった。
しかし、下の看板があり、ここは草津市営の公園であり、いい加減なことを書く事は無かろうと、全面的に信頼し、その名の通りに、「カラテアブルレマルクシー」とし、その別名を「アイスブルー」としたのであった。
そして今回、上記のような提案を受けたので、改めてネット上を調べて見たのであった。 私の検索結果では、花としては私のが出るだけで、他には何も出ないので、いつもの植物に関する質問コーナーに聞いて見たのであった。
その結果、花の名前は「カラテアブルレマルクシー」で間違いないことが判明し、それはCalathea burle-marxiiであり、カラテアと読むかカルテアと読むかの違いであり、どちらが正しいとも言い難いところである。
また、青みが強いものをアイスブルーと、そして、白いものをスノーコーンとも言うらしいことが判明し、水の森公園の表記は間違っているとは言えないことが判明した。呼びやすい名前を付けて出回らせたようである(流通名)。
ちなみに、この花は Ice Blue Calathea、Blue Ice Calathea、White Ice Calathea とも呼ばれることから、花の色の違いはあるものの、「アイスブルー」
も、「スノーコーン」も、この花の「別名」としても、あながち間違いではなさそうである。
これらのことを踏まえて、我が「花写真鑑」も変更した。 草津市が言うように「アイスブルー」を別名とすることも考えたが、写真ではブルーでは無く白色であるから、無理があるので、別名欄から削除して、本文に(括弧)付で記載した。
更には、「スノーコーン」を別名として、「花写真集」に掲載した。 この結果、「花写真鑑」に登録後、7年近く経ってからの、情報のみにて改訂となったのであった。
なお、これらは植物について、いつもいろいろと教えて頂いているサイトにて得たものである。 そこには、「野生種から選抜した品種である」と書いてある文献もあり、確定はされていないようだとも書いてあった。
そして、またしても、友の機転でブログのネタができたのであった。
以上