木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

1640 超マクロ撮影(9)フォーカシング雲台

2017-06-28 08:00:00 | カメラ写真

  超マクロ撮影について、試行錯誤をやってるが、撮影倍率がおよそ5以下の場合は、多少効率は悪いし、ピンボケ写真と叱咤されつつも、何とか写真を提示出来ていた。 これが、コンバージョンレンズなるものを得てからは、撮影倍率は10を遙かにに越えたが、カメラブレ、被写体ブレが出て、流石に私でさえ、公開を憚る写真しか撮れないでいる。 

 そこでその対策として、先ずはカメラブレを押さえようと、通販に機材を発注した。 過去は状況が細かく通知されたし、発注後3~4日で必ず商品が到着したが、最近は様変わりし、連絡もなくなり、品物が中々入ってこない事態となった。 そこで、過去長年依頼していたB社を止めて、R社にしたら、三日目には届いたので、早速使って見た。 

 それは、X-Yフォーカシングレールなどと呼ばれ、三脚の上に付けて、カメラを前後左右に微動させてくれる代物である。 数年前に買った物があるが、これはプラスチック製の安物であり、強度不足で指先でカメラを触れただけでも振動し、大きくカメラブレを起こすのである。 これが、撮影倍率が低ければ、写真として、何とかものになっていた。 

 

 旧のスライドレール(左は上面(カメラ側)、右は下面(三脚側))  
これは多くの部分がプラスチック製であり、安いが強度は殆ど無いと行って良いほどであった。

  

  それで今回買い換えたのは金属製の「4way マクロフォーカシング雲台」 (¥8640+運送費¥540、代引手数料¥500=¥9680)のものである。 本体は主としてアルミ合金が使われているようである。 X-Y方向に160mm移動が出来るが、微動とは言え、旧との大きな差はない。(mm単位の移動=ノブ一回転でテーブルの進む距離が1mm前後ということ)

 

  下面 (三脚に取り付けるネジ穴が2個見える)

 

 見た目は、結構危なっかしいが、従来よりは“相当に“(?)改善されそうで、指で触っただけで、ぐらぐら揺れることは減少したので、いくらかの効果は期待出来ると感じた。 (写真は180mmマクロレンズに、2倍のテレコンと接写リング合計68mmを取り付けた状態。 実用時はこれに、カメラ本体とフラッシュを装着する)

 

 

  早速、試用してみた。

「ナナイロコマチ(七色小町)」

 「ナ デ シ コ(撫子)」の園芸品種であるが、先ずは等倍で撮ってみる。 焦点をシベに合わせたので、ハナビラがボケている。 この写真では、ピントが甘いとの指摘がありそうであるが・・・。

 

  これに、コンバージョンレンズを付けて、シベの先端を撮ろうと、 再三再四試みるも、下の写真がベストの状態であった。 原因は上記雲台を使ってはいるが、まだブレが収まってはいないのか、または、レンズ自体の解像度の問題かは不明である。

 

 「ナ ン テ ン(南天)」

  被写体が平面的でないために、高倍率での撮影は断念したもの。 これでもピントの合ってるのはほんの一部のみ、その他はかなりボケている。 この程度の距離差がボケに影響するのである。

 

「ヒメジョオン(姫女苑)」

  これはコンバージョンレンズで撮ったが、何度やってもこれよりもピントが合う事は無かった。 勿論ブレも加わっていると思われる。

 

  コンバージョンレンズを外せば、このように良くなる。

 

 

 「アオツヅラフジ(青葛藤)」   “新種”登録 第1539号

  何か撮るものが無いか、家の周りを見たら、蔓に小さな目立たない花があったので、少し切り取って持ち帰り調べたら、“新種”であった!。 

 

 

 マイクロフォーカシング雲台の試用結果は悪くは無いが、ブレ対策には十分とは言えない。これより先に手配中の「リモコン」が入り次第、当シリーズを続けて行こうと思っている。

 

                    << つづく >>

 

 


1639 庭の花(2915)開花記録

2017-06-26 08:00:00 | 我が庭の花

 撮影 2017.06.14~24  

 

「ガクアジサイ(額紫陽花)」 

下の花は、何かしら名前があったように思うが、昔のことゆえに。。。。?。

 

  

「ゼラニウム」

 我が家の庭に来たのは何時のことか忘れるほど前からではあるが、 例により放置のままなれど、毎年必ず花をつける、ありがたい花である。

 

 

「トラノオノキ (虎の尾の木)」

 今年は多くの花をつけたので、「花写真鑑」に写真を追加した。

 

「ハナショウブ(花菖蒲)」 

 鉢植えのためか、黄色→白→紫の順に、花の色で咲く時期がばらばらになっている。それも年の経過とともに、その間隔が長くなってるように思うのは気のせいか?。

 

 

「アジサイ (紫陽花)」

 

「セイヨウアサガオ(西洋朝顔)」

 この花は、朝咲いて昼過ぎでも咲いており、咲く花の数が非常に多いのが特徴。 まだ初夏ながら、三株うえただけなのに15個の花が咲いた。 まことに嬉しいなはではある。 

 

「ム ク ゲ(槿)」 

 鉢植えはお好みでないらしく、毎年一輪だけ“申し訳ないからと“咲くのであった。

 

「アナベル」

 

 

「バ  ラ (薔薇)」 

 緑の葉は「キンモクセイ(金木犀)」。 「バ ラ」がまるで、「キンモクセイ」の花のごとく咲いた。

 

「ルドベキア・タイガーアイ」  新種登録 第1538号 

 ルドベキアの園芸品種らしいが、長い間花が咲き続けるらしいのはありがたいこと。 最早”園芸品種”も何ら抵抗なく、すんなりと“新種”登録。

 

「キキョウ (桔梗)」別名「バルーンフラワー」

 

 バルーンが幾つも現れた、今年は過去最高に咲く予感!!!。 

 

「オキザリス」

 

「アサガオ(朝顔)」

 

「ヒ マ ワ リ(?)」  

 ご近所から「クロヒマワリ(?)」として頂いたものであるが、花とも新芽とも思えない、何やらグロテスクなものが頂上に出てきた。 植物に詳しい友に尋ねたら花のつぼみだという。 どんなに奇妙な花が咲くのであろうか?。 期待と不安が・・・・!。

 

「キリンギク(麒麟菊)」 

 つぼみが出来ているものを購入して一か月経過するもまだ“つぼみ固し“の状態。 

 

 

 

                          以上

 


1638 超マクロ撮影(8)練習-2

2017-06-24 08:00:00 | カメラ写真

  超マクロ撮影について書いているが、手配中の機材が何故か入荷が遅いので、繋ぎにとマクロ撮影に慣れるためもあって、庭の花を撮っている。

 

 「ユウギリソウ(夕霧草)」

  昨年7月に、紫、桃、白の三色を買って鉢植えしていたものであるが、今年も元気よく咲いたのはこの色だけであった。 多年草ながら、多湿に弱く通常は種で育てるらしいが、紫はやや強いのかも知れない。 

 

  超マクロ撮影により、漸く花の詳細が把握出来た。 花の中心から長く伸びているのは、オシベらしいが、この先端はピンボケになっている。 何度も試み、絞りは最小のF51にしているが、全体が分かるアングルではこれがベストであった。  念のため!。  

 

  茎の途中に、直径2mmほどのものがあり、ムカゴかと思ったが、撮って見ると、蕾の“出来損ない“の様に見えた。 これもマクロをやらなければ、見過ごしていたことであった。

 

「イモカタバミ(芋方喰)」

 花心の状態がおぼろげに見えてきた。

 

「ヒメフウロ (姫風露)」

花の名前に「・・・ソウ(草)」が着くと、別の花になってしまうとはこの花である。 

 

  この花に実が付いたので撮り、極めて微力ながら「花写真鑑」の充実に寄与させた。

  

  

 ネズミモチ(鼠黐)

 

 

 「花写真鑑」を少しでも充実させようと、友が刺激を与えてくれたので、“花がら”を撮ってみた。下は、落下寸前の状態。 

  

  下の写真は、これがパラパラと落ちた物である。 

   上記をよく見ると、“花がら”にオシベが二個付着した状態のまま落ちたらしいが、これが種を見分けるポイントになるようである。 下の写真は友が撮って送ってくれたものであるが、左はオシベが4本着いていることから、「モチノキ」であり、右は花弁が5枚(6~7枚も存在)で、オシベが短いから「クロガネモチ」となるという。 

 

 

 

 「カリブラコア」

  娘のプレゼントであるが、春先に一度咲き終わったので“花がら”を摘み取ったら、以前にも増して沢山の花を付けた。 ピンクも含めて3~4色あることも分かった。 我が「花写真鑑」には八重がなかったので、追加登録とした。 

 

  マクロ写真を撮っても、あまり意味の無い写真の例として・・・・。

 

  通販にて超マクロ撮影用機材を注文しているが、一週間経過するも何ら音沙汰無し、運送会社に渡ったことは確認したが、その後が何の連絡も無いのだ。 配達先が留守で荷物を放り投げ蹴飛ばした運送屋のこと、私の荷物も捨てられたかも?・・・となると、代引きは正解だったかも?。

                       << つづく >>

 

 

 


1637 超マクロ撮影(7)練習-1

2017-06-22 08:00:00 | カメラ写真

 超マクロ撮影の概況がわかったので、身近にある花を撮ってみた。 なお、この中でその花の詳細を具体的に表しているものは、「花写真鑑」に追加掲載してゆこうと思っている。 

 

「ミ ゾ ハ ギ(溝萩) 

 180mmのマクロレンズを使用し、そのままで撮っているから、略等倍(倍率1.0)でとったものであるが、突き出たメシベに10個ほどの小さなオシベの状態など、花の中心部の様子が見えてきた。 

  花が終わり、実が膨らんできていた。 今まで目にすることは無かったが、マクロのお陰で、見る事が出来た。 実の直径は約2mmで小さいが、きちんと部屋割りが出来ているように思える。 (概算3.8倍ほどで撮影) 

  

 

 「ワ ル ナ ス ビ(悪茄子)」

全身毛まるけで、鋭い棘を沢山持ち、花びらもしわくちゃで、花心もグロテスク、決して可愛くない花であるが、その花心をマクロの目で見たら・・・・。

 

 余計にグロテスクであった!。

 

 「ド ク ダ ミ(蕺草)」

 この花も、雑草として、嫌われてはいるが、 昔は大切な薬草であって、風邪薬に使われていたように記憶するが?。 花は質素ながら、以外に清楚ともいえるのではないか?。

   

  花心がこのようになっているとは、知らなんだ!。 

 

 

 「イトバハルシャギク(糸葉波斯菊)」

ひっそりと静かに咲く花であるが、その中心部を覗いてみると・・・・・!。 

 

 花粉の状況は、ボケていて明確ではないが、意外にもメシベらしきの強い子孫繁栄の活動が感じられる?。

 

 

 「オオキンケイギク(大金鶏菊)」 

 憎まれっこの花心は、やっぱり可愛くないなあ!。

 

 

「ビ デ ン ス」  

 

 

 「ヒメジョオン(姫女苑)」 

 

 

 こうやって見ると、同じように見える花心の状態にも、私はそれぞれ絶対的な個性を主張しているように見えたのであった。

                       << つづく >>

 

 

 

 


1636 超マクロ撮影(6)コンバージョンレンズの効果

2017-06-20 08:00:00 | カメラ写真

  超マクロ撮影に挑戦しているが、当ブログは今回の最大目的に到着した。 市場にはコンバージョンレンズなるものが売り出されている事を知り、テストをしようと計画したが、暫くマクロ撮影から離れており、忘れた部分も多々あるいので、そのおさらいなどを行ってきた。

 そして今回は、コンバージョンレンズを試用して、いよいよ目標であるところの、撮影倍率10を目指して実験をするのである。

 

 レイノックス(吉田産業(株)の商標)製 コンバージョンレンズ

   通販での価格 ¥8,510 (10%ポイント還元)

 

   下の写真、下段左レンズ先端に取り付けるための、万能型アタッチメント。
        下段中央がコンバージョンレンズ 取り付け部:φ37mm  

 

 

  焦点距離180mmのマクロレンズ先端にコンバージョンレンズを、レンズとカメラの間に、全長68mmの接写リングと、2倍のテレコンを取り付けた状態。 本来なら、この先端に、リングストロボを付けるのであるが、コンバージョンレンズのアタッチメントが万能型であるために、両サイドに角(?)が出ており、装着不能であることが判明。 

   リングストロボが使えないので、通常の照明灯二個を付け、影が出来難いようにして撮影することにした。 ディフューザーとして、例えばスーパーの買い物袋を被せる方法もあるが、照度が落ちるので、少しでもシャッタースピードを落としたくないので、2灯で照らそうと考えた。 

 

最初に180mmレンズに接写リングもテレコンも付けない状態で、例により金属製物差しを撮影してみた。 何枚か撮影したがこれ以上の写真が撮れなかったし、ここは測定が目的だから、これでよしとした。 原因は高倍率(4.7倍程度)のため、被写体およびカメラのブレが大きく影響して写真にならない。 レンズ自体の解像度にも(相性も含め)疑問を持った。

 

 “無茶ボケ(?)”写真ではあるが、縦の線の間隔が1mmであるから、倍率は約19.6倍となり、倍率測定の目的は達成できたし、一応は倍率目標10を超えることが出来たのであった。 画質には大きな問題を残したが、先ずはブレの防止対策をしなければ、最終の結論とすることは出来ない。 これより先は趣味の世界を逸脱することになるかも知れないが、この先どうするか大きな課題である。

  

 

測定結果の詳細 (コンバージョンレンズ付)

テレコン接写リング映像長さ
(長辺)
撮影倍率被写体までの距離
レンズ先端映像素子
な しな し3.37.126271
12mm3.37.125284
20mm3.17.625289
36mm2.88.425307
56mm2.59.423323
68mm2.49.823337
      
1.4倍付な し2.59.424290
12mm2.310.225302
20mm2.111.225308
36mm1.912.425325
56mm1.713.824343
68mm1.614.724290
      
2.0倍付な し1.813.125305
12mm1.713.826318
20mm1.614.726337
36mm1.515.725340
56mm1.416.824359
68mm1.318.124373

 

上表をグラフにしてみると・・・・

 

結論

① コンバージョンレンズは大きな効果があり、10倍を超える倍率が簡単に得られるが、周辺設備の改良は必須であり、 ブレの防止とピント合わせの効率化が望ましい。 なお最も重要な画質については、問題が残る。 多用は避けるべきかも知れない。

② レンズとカメラの中間に入れる必要が無いし、取り付け外しもワンタッチで出来るから、利便性は極めて高いが、レンズとの距離が概ね25mmであるから、近づけない場合は撮影できないが、ピント合わせは、慣れれば早くできる。

③ 高倍率が得られるから、当然ではあるが、フラッシュライトは必ず必要である。それにも関わらず、現状のリングストロボは取り付けが出来ず、ライトにデフューザーを付ける等の工夫をしなければならない。コンバージョンレンズのアタッチメントか、リングストロボの取り付け具を変えることで、取付けられそうなので、今後検討する。

④ 当たり前のことであるが、最大限絞ったとしても、焦点深度は極めて淺くなり、ピンボケが発生しやすいので、特別な場合を除き、撮影倍率は小さめを狙う方が無難である。小さな被写体を撮ることになるので、カメラを向ける前に、よくその被写体を見て、比べて最善のものを選ぶことは、言うまでも無いこと。

⑤ いずれにしても、先ずは「超マクロ撮影」に慣れることが、極めて重要と認識し、先ずは庭先で被写体をさがして行こうと思う。

 

参考事項

 参考のために、標準レンズに装着してみる。 16~300mm望遠マクロレンズの先端に付けて、300mmに伸ばして撮ってみたのが下記である。 レンズ外形が67mmの所に、レンズ外形37mmを付けたから、当然ながら、四隅が大きく“ケラレ”実用にはならないことが判明した。なお、このときの倍率は中心付近で見える範囲では23.5/14=1.68倍となることが分かった。 

 

まだ、本格撮影は出来ないが、参考に撮ってみた。

「テマリソウ(手鞠草)」

  

 上は普通の写真、これを超マクロ撮影して見た、今まで分からなかったことが見えてくる。

 

 「ピメレア」

花の先端を伸ばしても、5mm程でしかなく、通常は花びらが巻いており、幾つかが重なっているために、詳細が分からなかったが、超マクロ撮影により、ようやく花の形がつかめた。 

 上の写真の、右上の部分、シベの先端を撮ったのが下記であるが、花粉の形や付き具合などが判明した。 “またピンボケ写真を”とのお叱りを受けそうだが、今の所、これでも最大の努力をしたつもりなので、お叱りは甘んじてお受けしたいと思う。 

 

 「サンク・エール」

 この一枚を撮るために、30分はゆうに掛かったが、まだ、満足の出来る写真は撮れてないが、ひとまず載せたのであった。花の奥がぼけている。これを何とかしようと頑張ったが、根気の方が先に音を上げたのだ・・・・!。 花には悪いが少し形を変えて、レンズとの距離のバラツキを減らすことが肝心と心得る!。

 

  これで、およその状況はつかめたので、この先はどの場面にどの手段を使うかを念頭に、試用を繰り返すと共に、画質の向上を図る事である。 また、ブレの防止には、撮影場所が板張りなのでこの強化とマイクロスライダーを頑丈な物に変えること、並びに、リモコン(レリーズ?)を調達するなど、かなりの出費がからむので、簡単には行かないが、検討してゆこうと思う。

                        << つづく >>

 

 


1635 超マクロ撮影(5)接写リング

2017-06-18 08:00:00 | カメラ写真

  通販により手配中の接写リングが入荷した。 6月9日の午後に発注したが、11日になってお何ら音沙汰なし、例の“配達先が不在で、キレて荷物を放り出した運送屋”のこと、私の荷物も捨てられたかと思い、今日一日待って届かねば、キャンセルかもとメールいれたら、12日になり到着した。 以前はすぐに連絡があり、在庫さえあれば遅くとも翌々日には着いたものだが、変わったものだ。

  発注したのは、接写リングとコンバージョンレンズであるが、当ブログでは、まず接写リングについて、早速試用してみたので書こうと思う。  

 

ケンコー製 接写リング 三点セット    ¥17,204 (10%ポイント還元) 

 下の写真下の段、左から、36、20、12mm (合計68mm) 
    AE(自動露出演算)付き。 (AF(自動焦点)効くが原則使わない)

 

 

 カメラと180mmマクロレンズの間に、2.0倍のテレコンと接写リング(計68mm)を取り付ける。

 前に、大丈夫と見たが、見ると少々弓なりになっているが、画像への影響は如何なものかは不明。(ちょっとヤバイ!・・・?) 

 

 更に、リングストロボを付ける。 

 

  撮影倍率の測定。

金属製の30cm定規を被写体とし、これに対しレンズの中心線が直角になるようにしながら、ピントの合う位置を探し、その最短距離を決めシャッターを押したのが下記。 ここでは約7.3mmが写っている。 また、この位置で映像センサーの位置(カメラに表記)と被写体の距離525mmを得、更にレンズの先端と被写体の距離208mmを得る。 

 

  最大撮影倍率の計算(例)

前に書いたように、撮影倍率は映像センサーとその位置での撮影長さの比であるから・・・例えば・・・
撮影倍率=映像センサーの長辺23.5/上記計測値7.3、撮影倍率<>3.2を得る。

 これにて、過去最大の倍率での撮影ができたのであった
被写体との距離は、今後のピント合わせに使うので、しっかり頭に入れておく。 

 

測定結果 (まとめ)

① 画面一杯に写された被写体の長さ

   
接写リング
な し12mm32mm68mm
テレコンなし22.519.816.213.4
2倍テレコン付11.810.4 9.0 7.0

 

 上表、グラフから、テレコンに68mmの接写リングを装着した場合、最接近でピントのあう範囲で撮った場合、横(長辺)の長さ7.0mmのものが、画面いっぱいに写されるという意味。 同様にしてテレコンなしで、68mmの接写リングのみを付けた場合は、それが13.4mmであり、何も付けなければ(180mmのレンズだけの場合)22.5mmのものが、画面一杯に写ると言う意味である。

((表もグラフもExcelで作成したものを、表はコピー出来たが、グラフはコピー出来ないために、プリントスクリーンを使ったもの、いずれにしても、極めて不満足な出来映えであるが、このブログを使う限り、泣き寝入りしかなさそうな問題))

 

② 最大撮影倍率

     
接写リング
な し12mm32mm68mm
テレコンなし1.01.21.51.8
2倍テレコン付2.02.32.63.4

 

 上記の如く、テレコンに68mmの接写リングを付けた場合の、最大撮影倍率は3.4であることが判明した。 目標はこの3倍であるから、まだまだ道のりは遠いようだ。

③ 被写体との距離(最短撮影距離)

           
接写リング
な し12mm32mm68mm
レンズ先端テレコンなし 247235222198
2倍テレコン付245233223211
映像素子テレコンなし 448463469491
2倍テレコン付502497502532

 

 超マクロ撮影をする場合、顕微鏡の如くレンズの直径が小さいと、レンズの中心に被写体を持ってくることは優しいが、今回はレンズ外径72mmのもを使ったから、この作業はかなり難しいが、ピントの合う位置(レンズからの距離など)がわかっていれば、ピント合わせが、格段に早くなるから、測定し記録しておくことが必須要件なのである。

 

 撮影テスト

「ジプシーディープローズ」

 花の直径が5~7mmと小さい花であるが、ほぼ満足な大きさでの撮影ができた。  

 

 撮影倍率が上がったことで、謎であった花の中心部も、ようやく明らかになった。

 

 撮影倍率のおさらい

    180mmマクロレンズ       1.0

     これに68mm接写リング装着  1.8

     その上2倍テレコンを併せ装着  3.4

 記憶力の減退著しい生まれつきのボケ頭に、これだけは”しかと申しつけた”ところである。

  

 次は、今回の主目的の「コンバージョンレンズ」のお出ましであるが、付けようとしたら、レンズが小さすぎて購入したアタッチメントが特殊な構造になっており、従来方法では取り付け出来ないことが判明した。 さて、どうするか、別の宿題が出来たので、ここで一呼吸を入れることにする。

                        << つづく >>

 

 

 

 

 

 

 


1633 超マクロ撮影(4)撮影倍率

2017-06-16 08:00:00 | カメラ写真

 またしても超マクロ撮影に挑戦している。 先回のブログで計画を立て、必要機材を手配したが、受注生産なのか、納期が未定とのことなので繋ぎとして、撮影倍率の定義と測定方法について私の考え方やその具体的方法を書くことにした。 

 なお、この記述は備忘録でもあるが、学も知識も職業経験も無い私のこと、間違いがあるやも知れないので、取り扱いは注意して戴きたい。 なお、内容の誤りに気が付かれた方は、面倒でもコメント欄等にご意見を戴ければありがたいと考える。 

 

1. 撮影倍率

  ネット上でこの言葉を検索してみると・・・

カメラのフィルムイメージセンサーに写された像の大きさと、被写体の実際の大きさとの比率。写された像が実物大の場合は1倍(等倍)という。  ・・・とある。 

 私のカメラの場合、イメージセンサーのサイズは、23.5×15.6mmであるから、このセンサーに被写体が写された写真の元の寸法を測り、何mm分が写っているかを知り、その比率をもって撮影倍率とする。 正しくはその対角線の長さの比で言うが、その縦横比が変わらなければ、一つの辺の長さの比が撮影倍率と言える。 

 

2. 撮影倍率の測定

   では、実際に撮影倍率を計ってみる。  

➀ 30cmの定規を撮影

  レンズの中心線と直角になるようカメラをセットし、ファインダーを見ながらカメラを近づけて、ピントの合う最短距離を求め、シャッターを切る。 今回は垂直に定規を立てるために、磁石を使ったので、金属製としたが、正確な定規なら、金属製でなくとも可。

 撮影倍率とは関係はないが、 このとき、イメージセンサー(カメラに表示されている)と被写体との距離、それに、レンズ先端と被写体との距離を測定しておく。 (最短撮影距離) この数値を残す目的は、被写体により、撮影条件を変える必要があるが、その度にこの数値を参照し、撮影ピント合わせの早期化に寄与させる。

 

 ② 撮影倍率の算出

上の写真で、小さい目盛りが1mmであるから、センサーには約12.4mm分が写っている。 これは長辺であるから、センサーの23.5mmとの比、23.5/12.4=1.90 が撮影倍率となる。この場合、ピントが合う、最も近い位置であるから、最大撮影倍率となる。

 

                             << つづく >>

 

 

 

 

 


1538 大相撲九重部屋稽古見学

2017-06-15 08:00:00 | 祭、イベント

  2017.06.13(火)、名古屋場所が近づき、今年も大相撲九重部屋の老人養護施設「陽光苑」での四日市下宿を見学させて戴いた。 昨年は6月22日に見させて戴き、元横綱、千代の富士関とならび記念写真を撮らせて頂いたが、その一ヶ月後に亡くなられるという大きなご不幸があった。 

 現在は、元大関、千代大海が親方を務められているが、今日はその席の前には、土俵上を撮影するビデオが置かれていた。 また、モンゴル出身の千代翔真関も不在であった。 今回は高校時代の友四人が揃って見学となった。

 

  稽古は朝7時30分から始まっているが、今日は8時から見学させて戴く。

 

 体力増強

「腕立て伏せ」もこのような道具を使う。 

 

 パタンパタンと力強く地面を叩くが、数十回やると、体には汗がびっしり。

 

  これは「千代の国関」であるが、体は結構やわらかい。 これが強さの秘訣か?。

  

 午前10時丁度、稽古は終了。 あとは一日二回の食事をして、多くは部屋でごろごろとか。

 

 ここからは、控え室での取材。

 床山さんによる、髪結い。 初めて見せて貰った。 

 

 どうもこれは「まわし」らしいが、胴周りは大きいが、こんないも長いことを知った。 調べて見ると、力士用は6mとあるが、腰回りの大きい力士も同じとは思えないが・・・・?。

 

  力士が作った「ちゃんこ鍋」をご馳走になった。 十代の若い力士が準備するらしいが、しっかりとした味付けがしてあり、美味しく戴いた。  

  意外だったのはもっと脂っこい料理を予想していたが、以外にもさっぱりしており、肉(鳥、豚、牛)さえ少なければ、我が家の料理と大きな違いはないように感じた。 来客用の特別な料理であったかどうかは、聞く機会を逸してしまったが、  健康に太る事では、こうなる感じもするが・・・???。

  

 今回も、我が同級生の従兄弟さんのお世話になって、色々とお話を伺い、我らの生活と、力士のそれとの違いや共通点を知り、また、初めて目にした事も多々あり、誠に貴重な体験に預かったと、絶大なる感謝をしたのであった。

 


1632 超マクロ撮影(3)みちすじ

2017-06-14 08:00:00 | カメラ写真

 超マクロ撮影(撮影倍率1.0以上を言う)への再度の挑戦を始めた。 「その1」はこのシリーズを書き始めた動機を書いた。 「その2」では現状を改めて確認し、目安程度ではあるが、求める撮影倍率を10程度とした。 そこで、今回の「その3」は具体的計画を立てたいきさつや、今後の方向について書いて行こうと思う。 

 

1. 撮影倍率向上の手法調査

 ネット上での資料を捜してみると、先ず、目に入ったのは・・・
  ① 超マクロで4mmの花を撮る

 この方法は目新しいものではないが、まだ、きちんと体験していない手法であり、撮影倍率は3.0程度と言うから、ここは少なくとも“新境地”でもあるから、一度は試みたいと考えた。 

 具体的には、180mmのマクロレンズの後方(カメラ側)に、テレコンをつけ、更に、接写リング(最大68mm)を装着する方法である。 簡単に言えば、今までの方法に接写リングを付けるだけであるが、一度は試みたいと思っていたことである。 

 この場合、一番重いのはレンズであり、ここに三脚への取り付け座があるし、現用のカメラは50gr 軽くするために3万円出したといういきさつもあり、大砲のように長くなるが先端が軽いので、大勢には影響なかろうとの計算もあるのだ。 

 次に見た資料は・・・・
 ② 超接写法

 ここには、金属顕微鏡対物レンズなどを使った、高度の撮影倍率が得られるが、周辺機器を備えねばならず、趣味でやるにはいかにもハードルが高すぎると思う。
 しかし、その資料の後部に、「マイクロコンバーションレンズによる超接写システム」、というのがあって、この構成なら、やれると考えた。 以前、レンズの先頭に凸レンズを装着する方法を試みたが、これはその高級版と考える。 

 もう一つの方法として、広角レンズ(手持ちでは10mmが最短の焦点距離)を、逆さまに取り付ける方法(リバース方式)があり、前にも簡単な実験を試みたが、AE(自動露出),AF(自動焦点)が使えないなどで良好な結果は得られていないので、見込みは薄いが可能性は残されている。 

 更には・・・・
  ③ 高倍率マクロ撮影のための最小システムを考える 

 ここは、高倍率の望遠機構を備えた、コンデジにマイクロコンバーションレンズを装着して、高倍率の接写を得るという方法であり、最終のステップでは、コンデジの購入が必要ながら、簡単に高倍率が達成出来て、しかも、高画質が得られるとなれば、試みる価値は十分あると判断した。 

 

2. 当面の計画

 ① 合計68mmの接写リングと手持ちのテレコンを併用する。

    接写リングは昔に購入したものがあり、3点セットで合計68mmであるが、電気的な繋がりがなく単なる中間リングであり、AE,AF共に使えないので、再購入とする。 価格はビックカメラの通販で¥17204(-10%ポイント変換)であり、即購入手配した。 

 ② コンバージョンレンズを試用する。

    上記と同じところで、スーパーマクロレンズと称するレイノックス製を手配した。 価格は¥8510(-10%ポイント還元)である。 

 

3. その後の方針

 ③ 暇が出来たら、広角レンズのリバース取り付けに再挑戦

   それには、レンズとカメラを繋ぐアタッチメントを考慮し、長さを変えて見て、撮影倍率の変化と画質の劣化を検討することが肝要と考える。(未計画、未手配)

 

 ④ 高倍率(40倍以上)の望遠機構を備えた、コンデジを調達し、コンバージョンレンズと併用

    前に持っていたのを、孫の進学祝いを兼ねてやってしまって、手持ちがないので、予備機としての使途もあり、購入を考えておく。 コンバージョンレンズは上で購入したものが使えるように、アタッチメントを考慮したことはいうまでもないこと。

 

 簡単にいえば、次のテストは、電子版接写リングとコンバージョンレンズの試用ということにしたのである。手配した物が入荷しだい、実験を開始する。

                        << つづく >>


1634 庭の花(2914)

2017-06-13 08:00:00 | 我が庭の花

 いつもの代わり映えのない庭の花。  記録を残すのみ故、文章なし。 

 

「アジサイ(紫陽花)」

 毎年7~8個の花を付けるが、今年は2個でおしまいのようだ。 

  

ガクアジサイ (額紫陽花)

 

 

「シ ラ ン  (紫蘭)」

 他の植物に押されてか、今年は紫が咲かないし、白は二個目の花だ。

 

 

 「リシマキア ミッドナイトサン」

びっしりと花が付いた。

  

ストレプトカーパス

 

 

 「ト  マ  ト」

  我が家では野菜も花の内。 今年は「トマト」が玄関先に控える。 

 

  

 ガ ウ ラ

 

  

    (河骨)

 

「セイヨウアサガオ」 ?

園芸品種が多く、「花写真鑑」においても、地位が確定いていないので、リンクはなし。 「アサガオ」は朝の内にしぼんでしまうが、これは長いとのことで、購入してみた。

 

 

「ハナショウブ (花菖蒲)」

昨年植え替え時に、球根を大幅にカット下影響か、今年は花が少ない。 ちょっとやりすぎた。

 

  

    

 

  

    

 

 

                      以上

 

 

 


1631 超マクロ撮影(2)おさらい

2017-06-12 08:00:00 | カメラ写真

  ブログのネタ不足を補い、「花写真鑑」を充実させるためにと、再度「超マクロ撮影」シリ-ズを開始したのである。 なお過去に何回もの試行や実験を実施しているが、これは全て「ホームページ」「ブログ索引」から見る事が出来る。

 また、超マクロと私が言うのは、撮影倍率が1.0を越える場合を言うことにしている。 

 前回のブログでは、このシリーズを始めたきっかけを書いたが、今回は、今後の進め方の土台作りとして、現状把握を再度行って、今後の道筋を立てる資料にしたいと考えたのである。

 

 1. 現状の撮影機材

 今回使用した機材は下記である。 

  

① リングストロボ(仮称)     (上の写真最上段)
 撮影倍率を上げると、少しのカメラブレも大きく影響するし、焦点距離が長くなるし、近接撮影になるから、当然焦点深度が浅くなり、ピントの合う範囲が一層小さくなる。 そこでその焦点深度を深くするために、絞りを最大にするために、シャッタースピードが極めて遅くなる。 それを補いシャッター速度を速めて、カメラブレの抑制のために、レンズ先端に付けるリング状のフラッシュであり、マクロ撮影には欠かせない機材。

② ステップアップ、ステップダウンリング  (写真中央上から二段目)
 使用するレンズにリングストロボを取り付けるためのサイズ調整リング。

③ ファインダーの拡大鏡  (左端、中央と下段)
 私の視力が落ちているからだけではなく、よりシャープな映像とするために、ピントをより精密に合わすために必要なもの。

④ リモコンスイッチ (その右)
 カメラの保持が頑丈でない場合は、手でシャッターを押すと、カメラブレを起こすので、遠隔操作をする。 セルフタイマー使用時はなくてはならないもの。 電池が消耗かと思い変えて見たが点灯しない。 故障かもしれず、現状はISO感度を上げて対応中。 昔のレリーズ式が本当は使いやすいのだが・・・・!。

⑤ テレコン     (左から三列目の上下)
 上が倍率1.4(レンズ側を上にして撮ったもの)、下は倍率2.0(カメラ側を上にして撮っている)。 今回の主役とも言える存在。

⑥ スライドレール (下段右端)
 この上にカメラを取り付けて、カメラを前後左右に微調整するもの。 本機はプラスチック製の安物であるために頑丈でなく、またmm単位の移動にしか使えない。この先0.01mm単位の移動が必要になるので、買い増しの必要性が出ることは間違いなしと考える。

⑦ 頑丈な三脚  (写真はなし)

    

2. 現状レベルでの撮影結果

 

「サンク・エール」

  下は参考のため、現在標準的に使っている、18~300mmのレンズで撮ったもの。(焦点距離44mm) 

 

  レンズを180mmマクロレンズにして、最短距離(最大撮影倍率)で撮ったもの(テレコン不使用)。

 

 

 180mmマクロレンズに、倍率2.0のテレコンを装着したもの。
かなり細部まで見るようになるが、花びらの根元などの詳細はまだよく見えていない。

 

「フシチョウ(不死鳥)」

  不思議な形をした多肉植物であるが、昨年11月に購入して鉢植えとしたものから、一人栄えの新芽が出たので、これを別の鉢に植えて室内で育てたら、こんなに立派になったのである。 (標準レンズで撮影 焦点距離100mm)

 

 

  かなりグロテスクであるが、下はその先端を、180mmマクロレンズに2.0倍のテレコンを付けて撮影した。 この被写体の場合はこれ以上の高倍率は、学者さんの領域と考え私は進まないこととする。

 なお、先端についている“おわん”型のものは、蕾でも葉でも実でもなく、種を増やすための活動なのである。 これらが間もなく地面に落ち、次の世代が生まれる、繁殖のための営みである。 この恐ろしいほどの繁殖力をもって、「不死鳥」と言わせたのであった。

 

  早くも鉢の地面に落ちたものから、あたかも“葉差し”をした如く、新しい世代が始まっている。 購入後半年余りで孫の世代が育とうとしている。 げに、恐ろしや!。

 

 

「ジプシーディープローズ」 

 

 直経数ミリの花であるが、下はこれも同じく、180mmマクロレンズに2.0倍テレコン装着して撮ったもの。 花の中心部が詳細に知りたいところであるが、現状ではこれが限界と知る。

 

「ガクアジサイ(額紫陽花)」 

 こでも同上の方法で撮影したもの。

 

 またピンボケ写真、ピントが甘い写真を載せているとお叱りをうけそうではあるが、たしかに画面奥の方がボケている。 この撮影諸元は、絞りf/25、シャッタースピード1/60、ISO感度1250、35mm版換算の焦点距離270mm、ストロボ発光、露出補正+1.3・・・・・である。 

 被写体とレンズの距離を変えればもう少しよくする手はあるが、マクロ撮影では、それが極めて難しく、大変な手間を要するのだと、少々泣き言を・・・・。 マクロ撮影では、0.5~1mm前後の位置調整が必要である。前後左右は上記スライダーがあるが、実態はそんな単純なものでなく、立体的な調整はすべて手でやらねばならず、また、そのためには、無理な体勢で撮らねば成らないときもあり、ここにも腰痛が影響して来るので更なる改良を難しくしている。

 

 この現状を踏まえて、次のステップは、どう撮影倍率を上げるかである。 顕微鏡の世界まで踏み込む積もりはないが、取り敢えず、撮影倍率10前後を目指し検討をしているが、長くなるのでひとまずここは閉めて、続きは次回にしたいと思う。

 

                        << つづく >>

 

 


1630 超マクロ撮影(1)はじめに

2017-06-10 08:00:00 | カメラ写真

  かなり前になるが、「マクロ撮影」に関して書いた。 繰り返しになるが、マクロレンズを使用することで、撮影倍率が1.0近くになるが、これを越える場合を、私は超マクロと称している。  

 過去に、マクロ撮影に関しては、実験と試用を繰り返しており、その全てをブログに残している。 それらはホームページの「ブログ索引」から、「カメラ写真撮影」をクリックすると、目次が出る。 2009年の「超マクロ写真」から始まり、2010年の「テレコンの活用」までの合計9編で見ることが出来る。 

 話は変わるが、私は花の写真を集めており、これを「花写真鑑」と称して公開しているが、ここに収録している花の数が1500種類を越えてきたので、新しく載せる花(便宜上これを“新種”という=以下同)を見付ける事が難しくなり、また、折角見付けても、にわか作りの“園芸品種”であったりすることが多くなり、“新種”集めに行き詰まりを感じて居た。 

 このことを嘆いたら、今すぐに他の事に興味を集中することは難しいので、友が“種類を増やす事”から“中身の充実を”とのヒントをくれた。 元よりそれは考えていたが、葉や茎、それに種や実の写真、花や葉の大きさなど詳細で具体的なデーターを積み上げることである。 これをやる意義は大きいが、今ひとつ乗れないでいた。 

 ある日のこと、ご近所から家内が「スモークツリー」のひと枝を戴いてきた。 これは以前写真を撮っているので“新種”ではないが、木の高さが3~4mもあり、その“てっぺん”付近に咲くので、どんな花なのか分からないでいたので、大変ありがたい撮影のチャンスを戴いたのであった。 

 しかし、下の写真の如く、通常のレンズでは、これでは一体どんな花なのかさっぱり分からない。  

 

  そこで、180mmのマクロレンズで撮ったのが下の写真である。 これでもまだ具体的には何もつかめない。

 

  そこで、私が今持つ最高の手段として、180mmのマクロレンズに、倍率2.0のテレコンを装着して撮影可能最短距離(最大撮影倍率)にして撮ったのが下記である。 これで撮影倍率は約1.9であるが、赤くて“毛が生えている”と知っただけで、極めて不満の残る状態であった。

 

  それで、ネット上などを調べた所、コンバージョンレンズなどというレンズがあるようなので、もっと高倍率のマクロ撮影を検討することにした。  その結果として、ブログのネタが出来、「花写真鑑」の充実が進めば儲けものと考えたのであった。

                      << つづく >>                                                  

 

 

 


1629 ささゆりの里 亀山市

2017-06-08 08:00:00 | 野原の花

  2017.06.06(火)、ご近所の奥さんから、ささゆりが見頃とのTV報道があったと、家内が聞いてきた。場所は何処かと聞いたが、口では言いにくいので、車で連れて行くという。 隣の奥さんと二人っきりかと思ったが、現実はそう甘くはなかった。 

  場所は亀山市楠平尾と言うところであり、旧国道一号線を下り、JR亀山駅前を過ぎた少し先で左折し、野村橋を渡って道なりに進み、鈴鹿変電所を過ぎた辺りにササユリの里はあった。 目印になるものは何もない山中であるが、ささゆりの季節には、地元の保存会の皆さんが、旗や看板を立てているのですぐに分かった。 (入場料 ¥200) 

  

「サ サ ユ リ(笹百合)」    “新種”登録 第1536号

 名前は昔から知っていたが、今まで出会うことがなく、今回初めて実物とのご対面と相成った次第。 何と美しいことかと、今更ながらの感動を覚えた。

   ピンクがかってはいるが白い花もあるので、日当たりや場所により違うのかと思ったが、 正しくはどうなのか分からないが、咲いて時間が経つと白くなるようだ。

 

 

 “あるく姿は百合の花”というが、 これぞ和服美人の姿とほれぼれした一瞬。 

 

 

 

  

 “新種”発見!!!。

 「ネ ジ キ(捩木)」   “新種”登録 第1521号

「ドウダンツツジ(満天星躑躅)」 や「ア セ ビ(馬酔木)」に似るが別の種である。

  本件、登録番号が少し前の番号になっているが、これは先に、同じ花を誤って重複登録したので、欠番としていたが、ここで補充をしたことによる。

 

 「ナ ツ ハ ギ(夏萩)」   “新種”登録 第1537号

  普通に咲く「ハ  ギ(萩)」 と見比べても、外見上は違いが見つからない。 決定的に違うのは「萩」は秋の七草であり、初秋に咲くが、この花はその名の通り今咲くのであった。

  

 

 「コ ア ジ サ イ(小紫陽花)」  

  “新種“ではないが、美しく咲いていたので、撮ったのであった。 

 

                       以上

 

 


1628 庭の花(2913)

2017-06-03 08:00:00 | 我が庭の花

  記録を残すための書き込み故に、文章は無し。

  

「カリブラコア」 

 娘の母の日プレゼント。 これから咲くのであろうと思われる。 

  

 「ツボサンゴ(壺珊瑚)」

  珍しく沢山の花を付けた。 

 

  

 タマシャジン(玉紗参)

  

 

セキチク(石竹)

 

 

 「ガクアジサイ(額紫陽花)」

今年も紫陽花の季節がやってきた。 庭ががぜん賑やかになる。

 

 

 「オーニソガラム」

 撮り忘れで、もうおしまいが近い!。 

 

 「チリアヤメ(チリ文目(菖蒲))」

 2年前に正眼寺さんから戴いたものであるが、今年も咲いてくれた。

 

 

 「ミ セ バ ヤ」

昨年花の咲いてる時に買ったものであるが、 今年になって見事な斑入りとなった!。 こんな事もあるのかと、つい、花にも余計な期待がかかる!。

 

 

「バイカウツギ(梅花空木)」

 我が家の庭では、今までに無く沢山の花をつけたものが多くあるが、これだけは珍しく花付きが非常に悪い。その上に葉が縮れている。 肥料のやりすぎか、病気のように見える。 花が終わったら植え替えねばと思う。

  

 

 

 

  「ソ バ ナ(岨菜、蕎麦菜)」

 今年は例年になく茎の育ちがよいと思っていたら、花も見事に咲いた!!!。 この花は、雑草にまみれて咲くのが普通であるから、もとより植えた記憶はなく、何かに付いてきたか 、鳥が種を運んできたものと思われるが、ありがたいことだ!。 野では花が小さいが、環境がよいと、こんなにも大きい花が咲くのだ!。 

 

 

    

  

 

アンスリウム

  

 

  (忍)

 

 

                          以上

 

 


1627 庭の花(2912)大量購入

2017-06-01 08:00:00 | 我が庭の花

  春の花が終了したので、夏の花を買わねばならないが、私の求める花は、ホームセンターなどにはもう無いので、少々遠いが多度まで買出しにでかけたのであった。 家内は安い花を捜しているようだが、私は「花写真鑑」にまだ登録していない花(以下”新種”という)を、隅から隅まで絶対に漏れの無いよう綿密に見て周り、”新種”らしき花の全てを籠に入れたのであった。 (購入日2017.05.26(金) 撮影は翌日)

 

「エレモフィラ・レインボースター」  “新種”登録第1529号

  「エレモフィラ」と付けば、園芸品種臭いが、今やそんなことはお構いなし、どんどん買うことにしなければ、買う物がない状態なのである。 (¥298) 

 

 

「キリンギク(麒麟菊) 」  “新種”登録第1530号

  まだ蕾であるが、”新種”であることには、間違いが無いので購入し、取り敢えず登録をしたのであった。   (¥198)

 

 

「テマリソウ(手鞠草)」   “新種”登録 台1531号

  「ナデシコ」そのものであるが、その外観と名前に免じて(?)、”新種”とした。(園芸品種) ¥780

 

 

 「 ダイアンサス」  “新種”登録第1532号

 「ダイアンサス」とは、「カーネーション」を除く、「ナデシコ」の総称らしいので、ここにその名をとどめるために登録とした。現品には「ブラックチェリー」という名前がついているが、一般には全く認知されていない。   当然園芸品種。  (¥198)

 

 

 「 ナナイロコマチ(七色小町)」  “新種”登録第1533号

  流行の矮小化品種か?。 それぞれにもっともらし名前がついているが、「ナナイロ」以外はまだ認知されていないようなので、代表として登録。 (¥298*3) 

 

 

 「アオノヒトミ(碧の瞳) 」  “新種”登録第1534号

常緑の紫陽花だそうな。   

 

「サンク・エール」   “新種”登録 第1535号

つい最近になって、花屋で寄植えにして売っていたが、いずれも¥2000を越えており、手が出なかった。 単品で売られているのを漸く見付け購入したもの。 これはサントリーが最近売り出したもので、園芸品種であることは、疑う余地は全くないが、今やそんなことを言っては、“新種”集めは成り立たないと、すんなり登録とした。 一鉢¥398は結構高いが、やむを得ないことであった。(本品のみMTKにて購入)

 

 「ブルーハイビスカス」

 美しさに惚れ込んでしまい、“新種”と思い込んで買ってきたら、登録済みであった!。 翌々日には花がなくなり、高い買い物になったが、来年咲かすのはもうひとつ難しそう!。 (¥298) 

 

 

 「マリーゴールド」

  寄植えの前景用。  (¥158*3) 

 

 

 「ギンバイカ(銀梅花、銀盃花)」

 これも既に登録済みであることを忘れて、購入してしまったもの。 木であるから、来年も期待出来るし、食べられる実が成ることで、買うことにしたものであったが・・・・。 (¥598)

 

 

 

 「ジニアリネアリス」

  これも寄植え用。 (¥98*4)

  

 

 「ナデシコ」 八重   (¥128) 

  

 ランタナ or シチヘンゲ

 

「ニシキシソ(錦紫蘇)」     (¥98*3)

 

「トウガラシ・カリコ」   (¥198)

 

  

  この他に「アサガオ」、「ユウガオ」併せて10株ほど購入したので、合計額は¥7000を越えてしまった。 当分食卓の“おかず”が減らされるかも知れない?!!!。