木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

義弟宅の花畑 (No 2365)

2021-05-04 08:00:00 | 花一般

 今日の江野高原での蕨取りは、収獲が多かったらしく、短時間で大量に取れたらしい。しかし我が家は取っても全く食べないので、何時もミカンなどを貰ってばかりの義弟宅(家内の親元)に、山でただで取れた蕨をもらって戴きたく、何も付けずに手ぶらで、久しぶりにお邪魔したのであった。

 広い庭には車4台を置いても、尚且つ花がたっぷりあり、まさに花畑が作ってあり、そこには色とりどりの花が咲いているのであった。新物喰いで珍しい花こそ買わない我が家と違って、季節の花を植えているので、彩りがまことに鮮やかなのには、驚いた。これが本当の花畑だと!。

 

 総ての花は、とても撮れないので、思いついた花だけを紹介しよう。

 

 「ペチュニア」

 この庭を飾る、代表的な花であり、もっとも目立つ存在。

 

 「オオツルボ」

 

 「チェリセージ」

 この花の色は初めてみるので、私の花写真鑑に追加する。

 

 「シンビジウム」

 

 「マツバギク」

 

 「シモクレン」

 

 「スイセンアヤメ」

 

 赤と白の「ナンテン」を西と東の角に植えたという。これは西の角の「白ナンテン」。今は葉のみ。

 

 「ビオラ」

 

 庭を隅々まで見せてもらったところ、私の花写真鑑に未だ無い花、つまり"新種"が3点もあったので、詳細調査の上、"新種"に登録の後、別途書こうと思っている。


友が遠路持参の花 (No 2313)

2020-10-25 08:00:00 | 花一般

 2020.10.22(木)、私が行けないのを見越して、わざわざ四日市から、持って来てくれた花であり、ありがたく頂戴した。 これらは彼が私の「花写真鑑」を調べた上で、まだない花(以下"新種"という)を持って来てくれたのであった。

 

 「フレンチ・マリゴールド」  "新種"登録 第1927号

 「マリーゴールド」は登録済であるが、これを改良して、より美しくしたもののようだ。 

 

 「ロゼット」    「ローゼル」

 この花は"新種"ではないが、私の「花写真鑑」にはつぼみの状態お写真であって、花が開いたのが無いとして、持って来てくれたのであった。

 下の写真は翌日撮ったものであるが、その後も毎日観察したが、残念ながら、花が開くことはなかった。

 追記(2020.10.31)

どこでどう間違ったのか、名前を間違ってしまった。指摘があり始めて気が付き、修正したもの。

 

 「ハリマツリ」

 少し花が異なることから持って来てくれたが、これは「ハリマツリ」に違いなく”新種”ではなかった。

 

 「ヨ モ ギ」 ”新種”登録 第1928号

 野原など、どこにも見かけるし、昔は餅につきこむ等、親しみの深い草であるが、そう言われて初めて気が付いたが、これはまぎれもなく"新種"であり、早速近くの野原に行き、写真を撮り、登録をした。

 下の写真は、友の畑にのさばっていたのを、持って来てくれた片割れである。 なお、登録用には急遽散歩に出て、裏の河原で撮ってきたものを使用した。

 

                      以上


友持参の花 (No 2263)

2020-06-10 08:00:00 | 花一般

 2020.06.01、もうひとりの友が、わざわざ四日市から、庭に咲いた花として、枝を切って大きな木を持ってきてくれた。 花なら何でも大喜び、見るとでっかい「カシワバアジサイ」であった。 早速、写真を撮った。

 詳細写真はなかったので、撮影を始めたが、持てる機材では大きすぎて全体が入らない。

 

 ひと枝を戴いて・・・・

 

 スケールを置いてみた。

 花もちぎってみたものの・・・

 花びらが捻れており・・・・

 でっかい葉を。

 小さい葉は何とか収まった。

 これらの写真は、後日「花写真鑑」に追加する。

 

 

 花は結構重く、それを支える花瓶がなく、切り刻んで、漸く収まった。それでも豪華な飾りものになった!。

 玄関先に置かれたもの。

 

 床の間に飾られたもの。

 

                          以上

 


花見 (No 2240)

2020-04-09 08:00:00 | 花一般

 コロナが暗躍しはじめてから、危険とのことで、遊びなどで外に出ることを控えているので、ずっと恒例にしている、奈良の「ガン封じの寺」にも行けないからと、祈祷料を振り込むために、外出とした。

 そんなに効き目があるとは、今の今まで気が付かなかったが、そう言われれば、そうなんだろうなと、自分自身に言い聞かせ、何時もの二倍の金額にも驚かず、ひたすら祈祷の効果が出る事を祈のりつつ、振り込んだ。

 何時もは祈祷のあと、奈良市内を中心にサクラを見て歩くので、その代わりにと、町役場の周辺と、町の公園のサクラを撮ってきた。 奈良のサクラとの違いは見出せなかったが、やっぱりサクラはいいもんだ!。

 

 R306とR466の交差点付近。

 

 

 町の中央公園

                     2020.04.06(月)撮影

 

 二倍の祈祷料を払ったからといえ、決して二倍の効き目は期待しませんので、是非少しでも御利益を頂戴いたしたく、お願いいたします。

 

 

 


病院に成るパパイヤ (No 2199)

2020-02-08 08:00:00 | 花一般

  2020.02.04(火)、中国を発生源とする、新型肺炎が大流行の兆しが見えているが、何分にも治療薬がまだ無いというから、極端な話、人類滅亡も夢ではない(?)かも知れず、不気味な状態が続いている。

  病院と言えば、体の不調な人が多く訪れるのであるから、甚だ不見識かも知れないが、素人考えでは、こんな時に病院に行くのは考え物ではあるが、車の運転手ともなると、そんな事は言っていられないのであった。

  この病院は温泉があるらしく、その熱を利用した温室があり、熱帯植物が植えられて居る。そしてその中には、「パパイヤ」があり、何とこの寒い時期に花が咲き、実がなっているではないか!。

 今まで、「パパイヤ」を見たので明確なのは、13年9月に京都植物園で、14年10月に松坂ベルファームで、17年11月に浜松フルーツパークで、花や実をみたが、いずれも秋であり、今は寒の季節、これは暖冬とも関係ないかも知れず???。 

 

 この実は熟しても、私には食べる気は起きないかもしれないが・・・

 

 

 

 

 いずれにしろ、我が「花写真鑑」には写真を追加することが出来たので、よしとするか・・・・?。

 

                            以上

 


薬用植物で"新種" (No 1991)

2019-04-23 08:00:00 | 花一般

  2019.04.09(火)、何時もの友と四人で食事会としょうする集まりを、毎月実行しているが、この日は岐阜県各務原市に来ている。 「内藤記念くすり博物館」に来て、博物館を見たあとは、薬草の畑を見たのであった。

 春もまだ始まったばかりで、咲いて居る花は少ないが、隅から隅まで、綿密に見て回った所、私の「花写真鑑」に未だ無い花(以下"新種"という)が3点あり、名前が判明しているもののみ、ここに掲載することにする。

 

 「ニュウコウジュ(乳香樹)」  "新種"登録 第1750号

 木が高くて300mm望遠を一杯伸ばして撮ったが、遠くてマクロレンズを持ちながらも使えず、花の詳細がハッキリしないのが、大変残念なことであった。

 

 「ホザキイカリソウ」  "新種"登録 第1751号

 花も葉も「イカリソウ」に確かに似ているし、穂咲きになってるはなぁー!。 今日はかなり風が強く、マクロ写真撮影には極めて不十分、友に手を借りて撮ったが、この写真が限界であった。

 

 

 

 「レンブ(蓮霧)」  "新種"登録 第1752号

  花ではなく、実と思われるが、取り敢えず登録とした。 

 

 

 「カカオ」

  "新種"ではないし、花ではないが、「花写真鑑」に実の写真がなかったので、追加掲載とした。

 

 

 「バニラ」

 これも同上で、今回実を載せることにした。 しかし、こんな実であったとは、驚きであった!。

 

 

 「コショウ(胡椒)」  "新種"登録 第1749号

 花ではないが、いずれは花に出会えることを期待して、取り敢えずの登録である。

 

 

  やはり、狙い通り、薬草は珍しい花が多いから、当面の狙い目であることが確認出来た。 しかし、新種や薬草に興味のない友を誘うこともままならず、かといって昔のように単独で出掛けることが難しくなり、残念ながら、諦めるしかないのかも知れない!。

 

 

 

 


「アレチハナガサ」"新種"第1701号 (No 1840)

2018-09-21 08:00:00 | 花一般

 食事会の日、友が私の「花写真鑑」にまだ掲載されていない花(以下簡単のため"新種"という)として、根元を水に浸したティッシュペーパーで巻いたものを、わざわざ持ってきてくれた。 (2018.09.12(水))

 枯れないうちにと、同日、夕刻に早速写真を撮り、名前の調査に乗り出した。 花も穂状も「ヤナギハナガサ」に似ているが、同じとは言えず、私の持てる花図鑑数冊を調べたが見当たらないので、ネット上に質問を出した。

 

 

  花は直径が1~2mmで、紫がかった桃色であり、花弁は5弁である。 写真は少々痛んでいて4弁のように見えるが、5弁が正解らしい。

 

  ネット上で知ったことであるが、”花からでは、「アレチハナガサ」か、または「ダキバアレチナナガサ」であるが、葉の付け根の状態を見よ”・・・であった。

  そこで、持ってきてくれた花を見ると、下のように葉がちぎれており、断定が出来ない状態であった。 このため、友に再調査を依頼したのであった。

 なお、珍しいことに、主軸の茎は四角形をしており、対向する二面は凹んでおり、H型鋼のようになっている。 写真の左下はその断面を示す。

  葉もかなり”お疲れ”のようだ!。

 

 

 ネット上で調べると、下の写真のように、左右の葉が繋がっており、茎を抱いているのがはっきりしている。

 「ダキバアレチハナガサ」別名「ヤナギアレチハナガサ」

   (写真はネット上から借用)

  友に問い合わせた所、下の写真が送られてきたので、これをよく見えるように拡大したのが、下記である。 茎の左側(上部)は二枚の葉が別個の物であり、これだけ見ると、「アレチハナガサ」と決められる。

 しかし、同写真の右側(下部)を見ると対向する二枚の葉は切れているように見えるが、元々くっついていたものが、その後何らかの理由により、離れたとも考えられなくもない。

 

 折角持ってきてくれた、友への感謝の気持ちを表すためにも、"新種"登録は絶対に必要であるので、間違いは追って訂正すればよいし、「ダキバ」があるか無いかの違いであるから、五十歩百歩と思うので登録とした。

 登録に当たっては、写真は微妙であるが、切れていることと、たまたま見たネット上の写真では、「ダキバ」は茎が丸であり、他はネット上の写真も友のも茎は四角いから、これも判定基準に加えて、「アレチハナガサ」としたのであった。

 これにて、"新種"がまたひとつ、増える事になっり、その合計は1701種類になったのであった!。

 

 


「ジネンジョ」の雄花 (No 1838)

2018-09-17 08:00:00 | 花一般

 まだ暑い盛りの時に、友が自らの畑で植えている、”ジネンジョ(別名「ヤマノイモ」)”の雄花が咲いたとの連絡を貰っていたが、今年は体調も悪く暑いので出掛けることが出来ないでいた。 

 その花を、先日我が家でコーヒーの試飲会を開催したときに、ひと枝切ってわざわざ、私の「花写真鑑」には雌花のみであり、その充実と、ブログネタのために、持ってきてくれたのであった。  

 

 この花は前に「ヤマノイモ」名にて登録済みであるが、当時は野原で見付けた物であり、雄花については、関心が低く、雌花だけを載せていた。 下の写真は昨年9月に近くの野原で撮ったものである。

 3枚の羽のようなものの先端にある、極めて小さいものが雌花らしい。

 

 

  持ってきてくれたものを、まな板に載せてみると・・・。 

 

 葉と雄花がセットで対生している。

 

 雄花の詳細であるが、 花はこれ以上開かないそうだ?。・・・とすると、交配もさることながら、この花の目的は一体何なのだろうかと、首をかしげたくなる?。

 

  写真中央の葉は裏側を示す。

 

  実に不思議な花であった!。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


父の日プレゼント (No 1808)

2018-06-17 08:00:00 | 花一般

 今日2018.06.17(日) は、父の日、娘が私の好みを知って、花を贈ってくれた。 「花写真鑑」にまだ登録の無い花(以下"新種"という)を探した結果と思われる。 「花写真鑑」の集録数が増えてきたので、"新種"を見付けることが、困難になってきたので、よくぞ探し当てたものと、有り難く受けとったのであった。

 

「ヨウラクタマアジサイ(瓔珞玉紫陽花)」  "新種"未登録

   2018.06.13 花が到着した日の状態。 

 

  固く閉じた状態の蕾。 

 

 少しずつ、ほころび始めた。

 

 2018.06.16(土)15時の状態。

 

 

  珍しい大島育ちの「アジサイ」のようであるが、暑くならないと完全な開花には成らないようなので、楽しみは先に取っておくとして、取り敢えず、今日載せたのであった。 "新種"への登録も、花が完全に開いた後にする。

 

 

 

 

 


「ソバナ」詳細な写真 (No1798 )

2018-06-09 08:00:00 | 花一般

  私が作る「花写真鑑」は全体の収集数が1666種類(2018.05.22現在)となり、この未登録の花を探すも、ホームセンタなどでは、殆ど目にしなくなりつつあり、数の増加はだんだんと難しくなってきたので、その内容の充実にも力をいれようと考え詳細な写真を撮った。(2018.06.06(水)撮影)

 詳細写真はその寸法や、細かい構造までを撮りたいから、撮影のために一本根元から切りたいから、大量に咲かないと許可が下りないが、たまたま、「ソバナ」が初めて大量に咲いたので、そのチャンスが出来たのであった。

  この花は、誰かが植えたのではなく、鳥が運んできたか、何かに付随して、我が庭に入り込んだらしいのであるが、それは誰も咎める所か、大歓迎を受けて、今や大きな顔をして、咲き乱れている。 本当は雑草の仲間でもあるのだが・・・。 

 

 「ソバナ(岨菜、蕎麦菜)」  キキョウ科

 常緑の宿根草であるが、種でも子孫を増やす、生命力溢れる花である。

 

  常にこのように大きくなるとは限らないが、今年のは草高が1000mm近くになり、茎の根元のあたりは、4~5mmの太さになっている。 色は濃い緑色の草本である。

 葉は茎の互い違いに生え(互生)上に行くほどに細く短くなる。 

 

  葉脈がはっきりし、裏面は白っぽい。一番大きい葉で幅55mm前後、長さ100mmちょいであり、分厚くはなく柔らかい、ハート型である。外周には細かいギザギザがある。 

 

  一番下が一番大きいとは限らないが、上に行くに従い、細長く小さくなる。花が咲き上がるに従い、幅が広がり、長さも伸びるようだ。

 

 互生する葉の根元から、花芽が出るが、葉よりも花芽の方が先に出る。

 

 花は濃い紫色をし、45度以上下向きに咲く。萼および葉の先端は反り返る。 今年の開花は5月20日過ぎだったと思う、6月10日くらい迄はもちそうである。

 

 

  花柄の中間から、小さい葉のようなものが見える。

 

  花の長さは35mm程度あり、根元の直径は数mm、先は直径25mm位のロート状になっている。花の先端は日が経つに従い、開いてくる。

 

  花は5弁花であり、一つのめしべと5本のおしべが見える、メシベの先端は三つに裂けカールしている。 

 

  下は花を切り開いた状態であるが、めしべの先端はくるりと曲がっており、おしべよりもかなり長い。

 

  花柄の途中にある、小さい葉のようなものが2枚あるが、その脇から蕾のようなものが二つ見える。 これは咲きそうもない蕾である。

 

 

  花が萎んで、花の根元、実の部分が膨らんできている、中を見たいものだ。

 

 花の詳細と言っても、私に出来るのは、これくらいのこと。 友が言う花のデータとしては「花の色、直径、花弁の数、花序、葉の作り、葉の形、草丈、開花時期、草木の別」と言うが、不完全ながら、一応網羅したつもりであるが、如何であろうか?。

 ここで得られた数値データなどを、Excelの「花写真鑑の台帳」に書き加えてデーターベースとするのであるが、先ずは、地道にコツコツとデータを取ることから始めるのであるが、生きてる間に幾つのデータが取れるかが大問題だ!。

 

 

 

 

 

 


稲盛山の「イナモリソウ」 (No 1784)

2018-05-24 08:00:00 | 花一般

 老体にむち打って、御在所岳頂上周辺を歩いた後、友の計らいで予定外の山野草展にやってきた。 何もしないで毎日パソコンばかりの日常であるから、こんなに歩けば足腰が黙っているはずはなく、痛い痛いと大声を上げている。 それでもカメラ持てば、被写体に向かう欲深のバカが一人いた。 

  友が自ら嵌めている膝のサポーターを片方だけでも貸してくれたからなのか、写真を一通り撮るという目的を何とかこなしたのであった。 よって、大げさではあるが、この写真は足腰の痛みに耐え抜いた結晶であると、私は深く思うので、このことを明確に書いて置きたかったのである。

 

 いつものように、写真をブログに貼り付けて、「花写真鑑」に登録をしようと、ネット上で調べていたら、「この花は、江戸時代に、今の三重県菰野町にある、稲盛山に咲いてたから、「イナモリソウ」と言う」と出た。 初めは、ミスプリントかと思うほど信じられなかった。

 「稲盛山」など聞いたこともなく、持てる地図や資料を調べたが解らない。 江戸時代のこと、何かの間違いか 、発見者の勘違いかとも思ったが、複数の記述があり、役場の観光課か図書室に行けばなにがしかの確認が出来ると思った。

 

下がその「イナモリソウ」である。

(写真は2018.05.18 小山田美術館における山野草展にて撮影したもの)

 

  2018.05.20(日)、家内がカラオケの会に行くというので、送っていった帰路、日曜日でも図書館は開けているので、恐る恐る聞いてみたら、・・・あった!。

 稲盛山は有るが、そんなに高くなく、地図にも無いが、「稲盛谷」は地図にあると言って、地図(絵図)を出してくれたので、¥20支払って、コピーを貰ってきて、必要部分だけをスキャンしたのが、下の図である。 この図の上に、右に御在所岳、中央に武平峠、左に鎌が岳を配置した絵図であった。(ここまでは下の図にはなし)

  下部中央やや右の混みいった所が「湯ノ山温泉バス停」であり、ここから右上に行けば御在所岳に行ける(裏道)し、直線はロープウエーを示している。中央の道を上がると道が分岐しているが、右は御在所岳への表道であり、左に行けば長谷谷を経由して鎌が岳への正規ルートである。

 そして、バス停から左に東海自然歩道(登山道)を一時間余りかけて、湯の森谷を進み「稲盛谷分岐」に着き、ここからが稲盛谷である。更に、この道を行けばかなり距離はあるが、岳峠(だけとうげ)を越えれば鎌が岳は近いが、ここは若干危険な道らしい。 

 

  後は江戸時代の尾張のおじさんに、ここで見付けたのだと聞かない限り確認が出来ないので、ここらで信じるとして、目出度く、我が「花写真鑑」への"新種"登録、第1661号「イナモリソウ」としたのであった。

 

 この稲盛谷へは、以前なら間髪を入れずに出掛けて「イナモリソウ」を訪ね歩いたであろうが、ここは車は行けないから、友に頼む事も出来ないのは、大変哀しいことであった。 もっと、足腰が元気な時にこのことを知るべきであったと、後悔しきりである。

 「マコモ」や「コモノギク」という、地元の名前の付いた花や植物などに出合うと、大変に嬉しく想うが、今回は我が家からさ程遠くない所の名前がついた、植物学にも認められる花があると知って、誇りに感じたので別稿としたのであった。

                              以上


御在所岳も花盛り (No 1781)

2018-05-21 08:00:00 | 花一般

 友の誘いを受けて、御在所岳の頂上付近にある御岳神社、春のお祭りにやってきた。 頂上付近は一面に咲き乱れる「シロヤシロ」を中心にして、数多くの花を見ることができたので、紹介したいと思う。 

 

  「シロヤシオ」

 愛子様の”おしるし”として、知られた花であるが、今年は数年に一度の大開花を迎えていると、ここより少し北にある龍ヶ岳は見ごろと新聞に出たので、期待してきたが、それは見事に大当たり、山上周辺は花で埋め尽くされていた。

 

 「ショウジョウバカマ」

 

 「サラサドウダン」

 

「タテヤマリンドウ」

 今年もこの花を見ることが出来たことに、深く感謝したい、生きていてよかったと思う気持ちになる。 何とも美しい花ではないか!!!。

 

「ベニドウダン」

 

「ニガナ」

 

「シャクナゲ」

 

 「ツツジ」

まだ、咲き始めたばかりの初々しさが見て取れる!。

 

 「タンポポ」

 花も茎も小さいし、葉はもう一段小さいとおもうが、高地で咲くから、厳しい環境に耐えるためであろうか。

 

 姓名不詳につき、目下取調中。

 山野草は一般にホームセンターでは売られない花であるし、花図鑑などにも専門書でなければ、載せられてないから、名前を捜すのは難しい。 更に、この種の雑草に属する植物はもうひとつ、名前を調べる本が少ないので、時間を掛けてネット上で調べている。

 しかし、ネット上では、専門家が答えるサイトは少なく、山野草や雑草には回答が付かないのである。 また、専門家(?)サイトが、たまたまあっても、写真のサイズが小さいとか、もっと詳しく具体的に書けとか、経緯などを書けとか言っていて、質問し難いことがある。

 本件についても、一応私が持つ、雑草の資料(本二冊)を調べたが、掲載して無いのでネット上に出しているが、まだ、回答が付かない。 回答が出た時点で名前を書き込むが、ブログの公開後であれば、そのままとする。 

 

  御在所岳、御岳権現の記事は以上であるが、 今回は思いの外、花が多く、私には特別の感覚がして、今や私の写真の対象ではないと思って居たが、まだ、ゼロではないことを、知ったしだいである。

                           以上


♂と♀:こんな花だった! (No 1779)

2018-05-18 08:00:00 | 花一般

 友が今から行くが都合はどうかのSMSが入った。 その日(2018.05.16)は用もなかったので、直ちにOKの返事をすると、農園で取れたたてのタマネギ、変わったレタスにエンドウ豆などと一緒に「クロガネモチ」の花を持ってきてくれた。

 私の「花写真鑑」を見て、下の写真のような、”実”は載っているが花は無いからと「クロガネモチ」の花をわざわざ四日市から小一時間かけて、持ってきてくれたのである。 しかも、雄花の木と雌花の木をそれぞれを別々に・・であった。 (下の写真:2013.11.03東谷山フルーツパークで撮影) 

「クロガネモチ」

  ”苦労せず金持ちになる”に通じることから「クロガネモチ」となったとの説もあり、縁起のよい木とされることもある、また、若い枝が黒褐色であることや、葉が乾燥すると鉄色になることなどから付いた名前との説もある。

 「雄の木」と「雌の木」があり、「雄の木」にも花は咲くが実は成らない。 また、「雌の木」があっても、近くに「雄の木」が無いと結実しない。 秋になると真っ赤な実をつけ2月頃までの長い間楽しめる。

 

 「雄花」

  花びらはなく、おしべは6本でており、その先端は直径10~12mmの円に入る大きさである。また中心に”めしべ”のようなものがあるが、受粉はしない。  やはり、見た感じは雄花らしく”攻撃的”である!。

 

 

 「雌花」

  当然のことながら、”おしべ”はなく、中央の円いところで、受粉するようであるが、鳥や虫が近くの「雄の木」から花粉を体に付けて、飛んできてくれるのを待つ姿である。 もしかすると、甘い臭いがあるのかも知れない。(直径は5~7mmと見た) 見た感じは雌花らしく”保守的”である。

 

  友の機転のお陰で、一本のブログと、「花写真鑑」の充実が出来た。 友に感謝、感謝、感謝である。

                            以上


山野草は“新種”の山 (No 1758)

2018-04-16 08:00:00 | 花一般

 美術館の入場券をご近所から戴いたので、2Fの美術品には目もくれず、裏庭に出て山野草の花を撮ったが、既に私の「花写真鑑」にまだ未登録のいわゆる”新種”は一種も見られず、気落ちして出口に向かったら、山野草の販売コーナーを開設していた。

 普通の花の販売店で写真を撮ると、お叱りを受けるがここは美術館建物の中、訪ねると三脚はいかんが、撮影は許可されたので、撮らせて頂いた。 新物喰いは私ばかりではなく、世間にもいるようで、新しい花や珍しい花が並んでいた。

 単に花の名前から判断すると、”新種”は結構あるが、園芸品種らしきが多く、原種との違いが明確で無いので、その内の下記6種類を今回”新種”に登録としたのであった。 これにて「花写真鑑」への登録数は合計1628種類となった。 

 

 「ケイビアヤメ」  ”新種”登録 第1623号

  

 「シキザキヤマブキソウ」  ”新種”登録 第1624号

  

 「ヒメツワブキ」  ”新種”登録 第1625号

 花の直径が15mmほどの小さい花はかわいい!。

  

 「ホザキマンサク」  ”新種”登録 第1626号

  

 「マンシュウアヤメ」  ”新種”登録 第1627号

  

 「ツルハナガタ」  ”新種”登録 第1628号

 

 「シラネアオイ」

 ”新種”ではないが、この色は無かったので追加した。

 

 この他にいくつかの”新種”らしき花があったが、立派な名前がつてはいるが、ので余りにも園芸品種臭いので、”新種”とするには至らなかった。

「ゲンペイシダレ」の園芸品種の臭いがぷんぷん!。

 

 山野草と言えども、品種改良の波は避けきれず、いずれは一般に認知されて、園芸品種と言われなくなるであろうが、今は時期尚早として、ちょっと勿体ない気もするが、見送ったのであった。

 


偶然が重なった”新種” (No 1755)

2018-04-13 08:00:00 | 花一般

 私が花の写真を1600種類以上集めた、「花写真鑑」というのをネット上で公開しているいが、ここにまだ登録されていない新しい花を”新種”と呼んでいる。 1600種類になってくると、近くのホームセンターなどで、”新種”を見付ける事は殆ど無い状態になっている。

 依って、「花写真鑑」への”新種”登録は、植物園に行くか、赤塚植物園のように「園芸品種」を作り繁殖させている所でなければ集まらないのである。 また、「花」と言いながらも、観葉植物から始まり、果実から野菜の範疇にまで広がり、「植物写真鑑」と言っても過言ではなくなりつつある。

 このように、”新種”を見付け、「花写真鑑」の収集数を増やす事が非常に困難になっている時に、単なる偶然の重なりとは言いながらも、思いも寄らないことで、”新種”が二つも出来たので、その経緯を書き残そうと思った。

 

 2018.04.05(木)、近くの野原でも蕨が出始めている時期になってきたが、最近は「マダニ」の害などが報道されるようになり、従来ほど簡単には出られないが、それももう我慢の限界らしく、長靴に長袖、ズボンと勇ましい格好で行くから、運転せよの命令が下った。

 私が採ると、取り分が少なくなるから、運転手は近くのコーヒーショップ「ヒルトップ」(前出)で待機するのであるが、今日は久しく逢っていない近所に住む、高校時代の友達に電話したら、すぐ行くとの返事があり、二人で暇つぶしをしたのであった。

 この喫茶店の周りには、余り目にしない植物が多く植えられている。 過去にも何種かの”新種”をゲットしているので、ここに来ると先ず花を見ることにしているが、そこにあったのが下の花であった。

 

   「ジューンベリー」  ”新種”登録 第1621号

 花を見ただけではどんな実が付くのか、全く想像がつかない、果実は食べられるらしいので記憶をたどるも思い出せない。  帰宅して調べた結果、葉も果実も見た記憶はあるが、”新種”であることには、間違いがなかった。 

 6月に実が成るというから、葉を含め再度訪れて撮らねばと思ったのであった。

 

 蕨採りから帰ると、庭先に見慣れない植物が置いてあった。花の形(四弁花)や葉、茎の状態から、「アブラナ」の仲間であることは、想像出来たが、一体誰が持ってきてくれたのかから、調べなければならなかった。

 花であり、こんもりとしており、「アブラナ」の仲間にしては珍しい形をしているので、”新種”狙いの花を持ってきてくれたものと思ったので、すぐさま連絡を取ったところ、ひとりの友であることが判明し、「ブロッコリー」であると言う。 

 調べた結果、やはり「ブロッコリー」であることが判明し、”新種”に登録をした。

 

 「ブロッコリー」or「メハナヤサイ(芽花野菜)」”新種”登録 第1622号

  花は「アブラナ」属は殆ど同じの形と色である。

 

 このように、”新種”集めは、半ば諦め状態のなか、偶然とは言え、別々の要件から、ほぼ同時に二種類が登録できたことは、奇跡にも思えるほどに感じたのであった。 こんなに都合の良いことは二度と起こるまいと思いつつ登録したのであった。 

 この快挙(?)に二人の仲良しがからんでいる事も奇跡に近いと感じたものであった。