木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

1536 庭の花(2836)花の買出し

2016-10-31 08:00:00 | 我が庭の花

   秋に入って、庭がさみしくなってきたので、久々に花の大量買出しを実施した。 近場のホームセンターでは、私の「花写真館」にまだ無い花(以後”新種”という)はほとんど見付けることが無くなってきたので、種類が豊富な園芸専門店に行かざるを得なかった。

 規模の大きい園芸専門店としては、三重県北部では、多度の花広場、と長島の花市場が思いつくが、従来の経験から、少し遠いが“新種”が多くあった過去の実績を重んじ花市場に向かった。

  花市場を隅から隅まで丁寧に見て歩き、”新種”とおぼしき花は全て籠にいれた。 その苗の数は50を超えた上に、赤田土と腐葉土各5袋に、パーミキュライトを加え、合計はなんと一万円近くとなった。

 こんなに買っては、当分の間、食卓に乗る“おかず”は、沢庵のみに成りそうな予感・・・・。 

 

  ではその主な物を紹介する。

 「スクテラリア」 or 「スクテラリア コスタリカナ」

 “新種”と思い込んで買ったが、残念、“新種”ではなかった!。 園芸品種も容認せざるを得ないと前回書いたことから、前に登録した花とはかなり様子が異なるので、“新種“としてもよいと考えるが、生憎とこの花は、流通している別名がまだないようなので、当面はその属名の「スクテラリア」に含めた。

 

 

 「サンティーニー」 

 この花も最近流行の「花を縮める」の犠牲(?)になった花と思われるが、「サンティーニー」という名前で結構流通しているようなので、我が「花写真館」でも別種とした。 こうして、園芸品種を認めていくと、その登録数は無限に増えていくことになる様相。

 

 

 「カルーナ」

 これも園芸品種でありそうではあるが、色のあでやかさに騙され、“新種”に出来ることを念じつつ購入したが、そうは問屋が卸さなかった。

 

 

 

 「ウインターコスモス」

 今や冬期の寄せ植えの庭に欠かせない存在になりつつあるようだ。

 

 「ガーデンシクラメン」

 これも縮められた被害者であろうが、きれいであることには変わらず、毎年買っている。

 

 

 「モナラベンダー」

 色の美しさに誘惑され、何の抵抗もなく買ってしまったもの。 これは今回購入したなかで、最も目立つ存在となった。

 

 

  

 「セキチク(石竹)」

 

 「シマトネリコ」

 最近あちこちでよく見かけるが、寄せ植えの背景にと購入したもの。

 

 

これらに加えて、以前からある背景用の木などを使ってこしらえた寄せ植え の一部を・・・。

 

    

                          << つづく >>                                                                                           

 


1534 レッドヒル・ヒーサーの森(4)”新種”

2016-10-29 08:00:00 | 公園の花

  久々の好天日に突然の思いつきでここにやってきたが、日頃の運動不足からか、大した階段もないのに早くも、いつもの足腰が痛みを発し始めた、しかし、足を引き摺るようにしてどうにか一周を果たした。

 この結果、最近にしては珍しく”新種”(私の「花写真館」に無い花=以下同)の大収穫であった。 前からここは必ずあるはずだと思っていたが、その通りとなり、来た甲斐があったというものだ。

  咲いている花の全てにシャッターを切った訳ではないが、数えてみると合計37種類の花が写っていた。 その中で、27種は名前が判明したが、10種は未だに姓名不詳である。

 また、名前の判明した27種のうち13種が私の「花写真館」に未登録の花、つまり“新種”であった。 どこに行っても“新種”は少なく、近頃大変珍しい事であるし、また、うれしい出来事であった。

  さらには、中身は園芸品種が大勢を占めるであろうと思っていたが、この“新種”13種のうちの5種は我が国が原産地であり、かつ、内一種は日本固有種であったことは、極めて予想外であった。

  それではニューフェ-ス13種を紹介しよう。

  

「エルショルチア・アルバ」  ”新種”登録 第1346号

 

「ケ ロ ー ネ」  ”新種”登録 第1348号

 東山植物園にあったことは記憶しているが、きっと写真が下手すぎて登録を見送ったかも知れない。 この写真で見送らないのなら、見送った写真はどんなにひどい物であったのかの声が聞こえる。

 

「カーリメリス」  ”新種”登録 第1347号

 花の外形は12mmほどのかわいい物であった。

 

「ゲンペイツリフネソウ」  ”新種”登録 第1349

 赤と白が源平であり、ここはピンクであるから、赤い花があるのだろうか?。

 

 

「コムラサキ」  ”新種”登録 第1350号

 「ムラサキシキブ」に対し、実の数が多いから、「コムラサキ」とした。 よく調べてみると「ムラサキシキブ」としたものも「コムラサキ」の可能性が出てきたが、当面はこのままとする。

 

「サクラタデ」  ”新種”登録 第1351号

 こんなかわいい「タデ」があるとは知らなんだ。

 

「ササリンドウ」  ”新種”登録 第1352号

 紫色一色の花には「ササリンドウ」の標識があったが、この花には標識はなかったが、葉が同じなど似ているので、こうしたが果たして正解は?。

 

「ジャコウソウ」  ”新種”登録 第1353号

 これが今回有一の、日本固有種だと!。

 

「ジャノメマツ」  ”新種”登録 第1354号

 植物は多数見てきたが、斑入りの松には初めてお目にかかった。

 

「ミ セ バ ヤ」  ”新種”登録 第1356号

 どんな美人にみせたかったのであろうか?。

 

「セ ダ ム」  ”新種”登録 第1355号

 本来は観葉植物の多肉植物であるから、花に出会えたのは極めてラッキーだったかも。

 

 「オオケダデ(大毛蓼)」  ”新種”登録 第1357号 

 どこかで雑草にまみれて再三見ていそうであるが、よく見ると違うが、それはどこでしょうか?。

 

 

 「ローズリーフセージ」   ”新種”登録 第1358号 

 何故かこの花、最近花屋の店頭でよく見かけるが、なんとなくなじめなくて買わないでいるが、メキシコ産だそうな。

 

 

 

  以上13種が「木燃花写真館」に仲間入りした。

  この続きは、現在姓名不詳としている10種について書こうと思っているが、名前を問い合わせして、答えが返ってきた段階でと考えている。

                         << つづく (一応) >>                      

 

 


1533 レッドヒル・ヒーサーの森(3)番外編

2016-10-28 08:00:00 | 庭園公園

  タイトルのも森の出入り口を出たとこりにある、店に入ってみた。ここは軽食と農産物を販売する店舗があるようだ。 花売り場もあったので、隅から隅まで二回見て回ったが、私の「花写真館」に未登録の花は見付けることが無かった。

 

 

ハロウインも間もなくとあって、関連する飾り付けが見られる。

 

 

巨大な「サトイモ」。 農場の研究成果であろうか?

  

屋外には寄せ植えの展示があった。 

 

 根の部分はいくつも仕切りを入れた箱に、水苔を配しており、苗は曲げて植えられている点は参考になる

 

 

寄せ植えも色々あるのだと、考えさせられる。

 

 

他にも沢山陳列されているが、ここら辺で一旦閉める。

                                << つづく >>

 


1532 レッドヒル・ヒーサーの森(2)

2016-10-27 08:00:00 | 公園の花

  最近は体調不良と野暮用があり、その上天候もすっきりしない日などが多く、めっきり外に出ることが減少し、ブログも途切れた状態のままとなっていた。 涼しくなったら“出ようと思っただけ”に終わっていたが、2016.10.24(月)珍しく今日は久々の快晴、用もなし、肝心の体調も不安なし、ならばと、本当に久々のお出かけとなった。

  ここレッドヒル・ヒーサー森はこの9月30日(金)にオープンしたのであったが、当日は松坂のうなぎ屋で、高校時代の友達四人による食事会の当日であり、その日は入場料も¥800(通常¥1200)であったから、幹事のI君は行程に入れていたが、当日は午後になって雨が降り出して、中止になったのであった。

  折角、¥800も出しても、雨ではどうにもならないし、メンバーは花に趣味のない人が多いこともあり中止には異存なかった。また、以前からここには私の「花写真館」に未登録の花="新種“がきっとあるとの確信があり、隅々まで時間を気にせずゆっくり全体を見たかったこともあり、次回にまわしたのであった。

  その感覚は見事に当たり、花の多くない今の時期に、一気に20種を超える“新種”があった。 ただ、ここは農場であり、試験的に植えることもあると思えるので、名前を知ることが出来なかったり、また、たまたま名前が知れても、一般に通用するかどうかの確認が出来ないことも想定される。 よってこれら“新種”は、別途の紹介となる。

  前回の当ブログでこの園の前半を紹介したので、今回は残りの半分を、その周辺に咲く花で“新種”でないものの一部を併せて紹介する。

 

 

 噴水の丘 (入場の際もらった資料に記された名前=以下同)

  久々のお出かけであるし、最近外に出ることがめっきり減少して、足腰のへたりは従来の比では無く、既に、痛みが加わり、緩いが階段や坂道は早くも苦しくなっていたその時。 園内の地図を見ていたら、「どこをお探しですか?」の声がした。 私と同じくらいの年代で、足が私より十分でなさそうで、当園の職員とおぼしき若い数人ともども歩いて居られた。

 一通り全体を見たいと思っていると私が言うと、この先に噴水がありますよと、教えてくださったのであった。 そこで、ピンときて、「ここのオーナーさんですか?」と訪ねたら、うなずかれたので、ここは私の趣向に会うので、この先再々お邪魔しそうですと言って、向かったのがこの丘であった。 あのお方はきっとここの会長さんだろうと思いつつ。

 もしもこの出会いがなかったら、足の痛みが激しくなりつつある体を励まして上がってくるはずも無い丘なのであった。 恐らく10mも上がらないであろう丘ではあるが、今の私には厳しい試練(?)であったから、ゆっくりゆっくり亀の歩みよりも遅く、途中で何度も立ち止まって上ったのであった。

 「ツワブキ(艶蕗)」

野生なのか植えたのかか不明なるも、自然の形であちこちに群生がみられとても良かった。

 

 

 陽だまりの中庭

 訪れたのが14時ころであったから、陽だまりにも陰が押し寄せていた。

 

 「ベロニカグレース」  ?

 ちょっと違うような気もするが?

 

 すいしょう(水松)の並木

 パンフによると、「水松」とは、湿地に育つ真っ茶色に紅葉がきれいな松のことを言うらしい。 ・・・となると“新種“であるのだが、あまりにも”高く“手が届かない(?)ので・・・。次回考えたいと思う。

 

 「サルビアレウカンサ」

 私の「花写真館」には紫色はあるが、ピンクはないので、追加した。

 

 レッドウッドの森

  

「サザンカ(山茶花)」

ピンクの「サザンカ(?)」は珍しい。 流石は農場と感心!。

 

  こころの池

 こころがしんと静まる、素晴らしい眺め、うっとりする風景だ。 レッドヒル・ヒーサーの森の表紙を飾る写真になっているのはこれだ!。 

 

「トウテイラン(洞庭藍)」 

 

 こころ庵

 写真中央付近、長いすの後ろにある、横長の石碑には「伊勢神宮祭主・池田厚子様御小憩所」とある。 

  

バラ(薔薇)

 

珍しい紫色のバラだ!

 

 ローズガーデン

 

以上で園の概要と、咲いている花の一部の紹介は終えるが、この後は周辺の商業施設などについて書こうと思っている。

 

                         << つづく >>


1531 レッドヒル・ヒーサーの森(1)

2016-10-26 08:00:00 | 公園の花

  三重県には花の公園が多くないことを嘆いていたら、やっと最近できたので、早速やってきた。 ここは、津市高野尾町にあり、植木や花の農場と販売をしている赤塚植物園が、鈴鹿市で梅専門の森庭園に続き先月末に開園したもの。 

  県下で花の公園としては、なばなの里があるが、ここは花の数が多くボリュームで勝負しているようであるが、その種類は少なく毎年ほとんど変わらないから、新物(私の「花写真館」に無い花=“新種”)喰いの私には既に訪れる用が無くなったのである。

  花の公園として次は松坂のベルファーム(無料)があるが、花の種類はさらに少なく、何かのついでに立ち寄る程度であり、これから先も大きな期待は持てない。 それに対してここは農場が経営しているのであるから、私の目標の”新種”に見舞える可能性が高いと読んだのであった。

  その場合、大変に残念なことながら、“新種”=園芸品種 であることは避けられないことである。 いつまでも”園芸品種嫌い“を続けていたのでは、私の趣味も成り立たない時代に入ったことを認識し、やむを得ずここに受け入れたのである。 

  カメラを向けない花も多々あるが、撮った写真を種類で分けてみたら、26種あり、この他に名前の分からないものが10種あった。 特筆すべきことは、この合計36種のうち、名前の判明している内の12と会わせ計22種が”新種”である可能性が高いことは、最近にないことである。

  では、公園の風景景色を当ブログ上で二回に分け、その中に咲いている花の一部を紹介してゆくこととする。 なお、”新種”はその確認と登録に時間を要するので、追って紹介したいと考えている。(撮影 2016.10.24(月))

   マップ上の丸付き数字は下に示す写真を撮った位置を表す。

 

 エントランス(入場の際に受けるパンフの記載名の通り)

 入場料は驚きの¥1200、これが高いのか安いのかは、中を見てみないとなんとも言えないので、ひとまず入ることとする。 なお、12月からは¥800と書いてある。

 

 

 ウエルカムガーデン

  

「カクトラノオ(角虎尾)

 

 スイレン池

 ブルーの橋は“オリーブ橋”としている。

 

「スイレン(睡蓮)」

 今時の花は、かなりの季節外れの感じがするが、まさか、陽気のせいではなかろうから、人の手によって、例えば薬などで無理矢理咲かされているのであろうか?。 最も好む花であるが故に、ちょっと不自然な感覚をもつのは私だけかも知れない。

 

 浄明の滝

 

 「カンナ」

  この花も夏の花ではなかったかなあ!?。

 

 

 

  

「カッシア」

 季節の花畑 

 「キク」を中心に植えられている。 最近は我が家でも季節外れの花が咲き、季節感がかなり鈍くなっているが、ここに来てその感がいっそう深まった思いであったが、季節の花を見て少し落ち着いたかも知れない。

 

 “見晴台“からの眺め

左の中央は上の花畑、その上の建物は別の商業施設(花苗、野菜物、軽食の販売)。右中程の橋は“オリーブ橋”とか。 奥に伊勢別街道添いの町並みが見える。

  

「キンメツゲ(金芽柘植)

  

 長くなるので、ここで一休みとする。

                         << つづく >>

 

 

 


1530 庭の花(2835)

2016-10-19 08:00:00 | 我が庭の花

  ありきたりの花ばかりであるが、庭に咲いた花を紹介する。

 

「ホトトギス(杜鵑)」

 昔から見慣れた花ではあるが、我が家では初顔である。

 

 

 「ストレプトカーパス」

 ちょっと時季外れながら、ひっそりと一輪のみきれいに咲いていたので、ついパチリとしたもの。

  

ビデンス

 

 「グリーンネックレス」

 観葉植物なので、花は諦めていたところ、一輪が咲き、後には続々と蕾が準備されている。 もとより大歓迎あがら、ハイドロカルチャーの余り水(肥料入り)を与えたのが、功を奏したのかもしれない。 花の直径は約8mm。

 

 

「ボロニア」or「サザンクロス」or「クロウエア」

 先日、四日市市富田のホームセンターに立ち寄ったところ、花は見たことあるが名前が「ブーリンダ・エクスタシー」となっており、この名前は記憶にないので、「サザンクロス」の園芸品種かも知れないと考え、安かった(¥100)ので2株購入してきたもの。 帰って調べてみると, ”新種”でなくてがっかり!!!。 

またしても、名前でだまされた。こんな馬鹿がいるものだから、商売は辞められんのだろうな!。

 

 「ピメレア」    ”新種”登録 第1345号

 野に咲いていると、うっかり見落としてしまいそうな、小さくて目立たない花であるが、しっかりとした四弁花である。久々になるが、めでたく「花写真館」の新しい一員となった。(¥389=DW)

 

上記二者を寄せ植えとして、玄関先に飾った。

 

 「フジバカマ(藤袴)」

これも目立たない花であるが、少しでも見てもらおうと、目一杯背伸びして自己主張しているので、カメラを向けざるを得なくなるのであった。

 

 「パッションフルーツ」

 ちょっと得体の知れない、変わった植物であるが、伸びすぎた枝を大幅にカットしたら、秋に入ると言うのに花が咲き、実が幾つもつき始めた。 この先は気温は下がる一方故に、実が食べられるほどに熟すことは考えられないが、興味を持って見ているところである。

 

上が10/1、下が10/14に撮ったもの。

 

 実はまだ小さいが、幾つもの実が見える

 

 下は、3mもあるグリーンカーテンの上部で実が成っているのを9/18に発見したものであったが、その後徐々に大きくなり見たところ完熟近しではあるが、兎に角得体の知れない「パッションフルーツ」のこと、どうなるかはさっぱり見当が付かない!!!。

 

                             以上   


1529 ”赤秀神宮”の式年遷宮

2016-10-16 08:00:00 | その他

  2016.07.13付けの当ブログにて公開した、”赤秀神宮”の遷宮用の建物を作ったが、それを2016.10.14(金)めでたく現地に奉納されたので、ここに紹介するものである。 下の写真はその館が出来たときのものである(再掲)。

  

 

 

  館の出荷に際し、施主のI君、友のS君とで、我が家にて祝宴を開催した。 この後トラックで搬送するために、アルコールは出せなかったが、 楽しいひとときを過ごした後出荷された。 なお、私は当日行かなかったので我が家で見送り、友のS君が写真を撮り、メールで送ってくれたので、早速記事にすることにしたもの。

 四日市の住宅街で道路沿いの車庫の上にお地蔵さんが祭られており、地蔵さんに被せるようにして、館を設置されている。

この時点ではまだ飾り物やお供えはされてない、いわば式典の前の状態である。

 

下は ”赤秀神宮”に施主により奉納された超特選の新元米である。 式典(?)終了後、我が家にもそのお下がりを頂戴した。

 

 

  館の屋根に付けた飾り物は生木の色を出すために、施主の要望もあり、無色(クリア)の塗料にしたが、屋外用とは書いてあったし、3~4回塗布したが、何分にも初採用の塗料で実績がないので長くもってくれるようにとも祈ったのであった。

 

 

 

 

 


1528 パソコンライフ(3)

2016-10-10 08:00:00 | その他

 パソコンのタワーモデルというのは、拡張性が極めて高く、高性能機を割安に作ることが出来るとは知っていたが、 パソコンの永久初心者を自負する(?)私には高嶺の花と信じて止まなかったが、パソコンをやる以上一度は使ってみたいとの思いも強かった。 (写真はタワーモデルの本体一例:マウス)

  その憧れにも似た本格的パソコン、タワーモデルが眼前にちらつき始めた。 これは大げさな言い方になるが、私の中ではパソコン歴の大きな転換点ともいえる事態なのであり、これを書かずして何を書くのか、このブログにと、変にかっこ付けたくなったのであった。

  ついてはタワーモデルとは如何なるものなのか、先ず、電器量販店で現物を見た後、四日市にただ一軒ある、パソコン専門店(グッドウイル)を訪ねた。 所が以前あった所はラジコンカーの試走場になり、少し離れた場所に店の規模を1/5位に縮小してやっていた。

  見ると、タワーモデルは拡張性を誇るだけあって、筐体が馬鹿でかい事が第一印象で、私の机の上はかなりの改造が要と先ず思った。 ただし、性能的には現存する最高レベルに作り上げる事が可能であり、やりようによっては、価格も安くできることを知った。

  それは例えば、高度なグラフィックやブルーレイなどがあり、仕事としてやる、芸術的な美しさを追求する場合であって、趣味でやる範囲、特に私のやる範囲では高級すぎることまでできるのであるから、私には過ぎたる機能まで備えているのである。ただし、これは“カスタマイズ”の利点、妥協点を見つけて削れば済む事である。

  それに、筐体は拡張性が若干犠牲になるが、スリムモデルも存在するので、私には拒否する理由がなくなり、タワーモデル導入に向かって具体的に進めることを決断した。 具体的にとは、メーカーの直販コーナーを開け、ウエブ上で好みの仕様で見積書を作ることである。

  先ず富士通でやって見て、次にマウスコンピューターでやってみた所、マウスが2~3万円安くなったので、マウスの会員登録をして、仕様を確定し入力したがなぜか合計が出ない。やり直しをしても出ない、色々やってると瞬間的に出てすぐに消えてしまった。 (写真はスリムタイプの例:富士通)

 

 また、ふと見ると、マウスはOfficeソフトが一年限りであり、以後毎年更新料を払わねばならない事に、奇跡的に発注寸前で気が付いたのであった。ちなみに、富士通を調べると、このソフト代2万円近くが含まれた金額であり、価格は長期的には両社とも変わり映えがしないことが判明した。

   以前、Officeは極めてお節介なシステムと嫌って、無料の極似のソフト似を使ってみたが、文字化けするなど互換性がないことを知っているので、ここで変えるのは”遅すぎた春”と解釈した。 こうなれば、長年使ってきた富士通と今ここでお別れするほどの事もなくなり、少なくとも本体は富士通に決めたのであった。

  

 この後は、新パソコン導入後の状況を書こうと思っているので、少し間が空くかも知れない。

                            << つづく >>


1527 パソコンライフ(2)

2016-10-09 08:00:00 | その他

 会社では多くの場面でパソコンが生きて、しだいに無くてはならないものになって来たし、個人でも買えるものが発売され始めた。 我が家にパソコンを置いたのは、50才代だったと記憶する。当時の機種名は忘れてしまったが、親会社からの指示で会社は全て富士通を使ったその流れで、家でも富士通のみを使用し、現在も続いている。

  私がホームページやブログを始めたのは2008年3月であったが、その頃デスクトップのWindows Vistaを使っていたが、ホームページが複雑になり、特に「花写真館」をやりだしてからは、プログラム編集が複雑化してきたので、効率を上げるために二画面(デュアルモニター)が必要となって来たが、このVistaはデスクトップであるがために、モニターを増やすことが出来ない(端子がない)のである。

  それに、Windows 7や8が出てきて、本機は既に時代遅れ(?)の感もあり、故障時の予備機の積りもあって、ノートパソコンを購入し、I-Oのモニターをも買い入れて、デュアルモニター(マルチモニター)として使い始めた。

  下の写真、左の画面がデスクトップのVista、中央の小さいのが主機としているノートパソコン(15.6型)、右が拡張モニター(23型、ノートPCと一体画面として使用)。

 この状態で2年ほど使ってきた。 この間、Vista もノートPCもWindows10にグレードアップしたが余りにも使い難いので、ノートPCを8に戻し、8.1にグレードアップして使っていたら、Vistaの載っていたデスクトップが使えなくなったので、廃却とした。 その後、ノートPCはWindows10への切り替えが騒々しくなってきたので、止む無く10にグレードアップ。

  そうこうしている間に、ノートPCのキーボードにゴミでも入ったのか、特定のきーが反応しなくなったので、キーボードのみ市販の安いのを買ってきて使用し始めたのを機会に、カーソルの行方不明になるのを防ぐために、二つの画面の中心を合わせたらよいのでは?と考え、その寸法になる箱を作ってみた。

 これで使い勝手は多少改善されたが、よく調べてみると、画面の中央ではなく、上辺を一直線上にすれば、カーソルの行方不明は減るようであるが、現状で何とか我慢。 二つの画面全体を使って、幾つかの画面から“コピペ”などをスムースやるにはもっと改善が必要と感じるようになった。また、安物のキーボード(暫定設置)なるが故に、早くも文字が薄くなり始めたので、買い替えの検討も必要になってきた。

 下の写真は、「花写真鑑」の基本となるプログラムの作成時の画面の例。 ノートPCの左画面は使う写真のリスト(エクスプローラー)、その右は参考にしたり引用するウエブ情報、デュアルモニターの左画面は基本台帳(Excel)、その右が作成中の全体の基本となるHTMLでのプログラムである(一つの種類の花の記事)。

 

 余命の少ない私には、最後になる新しいパソコンの購入を念頭に、電器量販店を見て回った結果、現在市販されている、たとえ高級機であってもデュアルモニターとすることが出来ないことを確認したので、本体は必然的にタワーモデルとなってしまう。 こうすれば、現状の最高機能にしても、価格は抑えられることも確認した。

  そこで、私の欲する仕様をまとめてみた。

①    OS    Windows10 Home64ビット

②    CPU   IntelCore  i7-6700   現状の最高品

③    メモリ  8Gb

④    ストレージ 500Gb以上(Cドライブ)

⑤    HDD    2Tb以上 (Dドライブ)

⑥    ドライブ  マルチドライブ

⑦    ディスプレー 24型以上×2

⑧    テレビ    無しもよしとする

⑨    グラフィック CPU内臓

⑩    無線通信  付き(ワイヤレス)

⑪    キーボード ワイヤレス

⑫    Office   Personal Premium 

  メーカーは富士通を第一とするが、もう束縛も緩んだと解釈し、国内メーカーならどこでもよしとする。 また、大切なディスプレーは画質優先とすると、 EIZOになるが価格が高すぎるので、IIYAMA(Mous)が最も有力かも知れない。

 

 この続きは次回としたい。

                            << つづく >> 

 

 

 


1526 パソコンライフ(1)

2016-10-08 08:00:00 | その他

 かなり以前から、私のパソコンとの関わりについて書いて見たいと思っていたが、今回第何代目になるか知れないが、私の人生の最後の購入になりそうな、パソコンを更新する決断をしたので急に思い立ち書き始めた。

  前にも書いた気がするが、私が計算機(コンピューター)なるものに最初に関わったのは、会社が初めて計算機(大型)を導入することとなり、事務に係る従業員に対して、計算機とはどんなものかと、目の不自由な人に、「象とは・・・」と教える如くの導入教育を開始したことに端を発する。

  当時私は、産業用小中型モーターを専門に作る三重工場の現場係員に配属され、ポットモーターという、人絹糸を巻き取る高速回転の特殊なモーターを一貫して作る工場に居たので、設備治工具から生産管理、現場管理と結構幅広く担当していたので、その講習を受けた。これは昭和30年代後半、私が20才代の前半だったと記憶する。

  講習の中身は全く記憶してないが、言語は「コボル」であったことは記憶にあるが、なにやら、面倒くさいが、便利なものが導入されそうだぐらいの認識しかなかった。 最初はデーター入力はパンチカードが多かったので、女子事務員は結構関係していたが、私の仕事に影響が出たのは随分と後の事であった。

  前にも書いたが、私は39才で関連会社に出向となり、山口県徳山市(現周南市)に会社が納入した電気機械のメンテナンスを担当する事業所を作るために、四国中国九州出身の従業員を十数名連れて行き、メンテナンスサービス業を開始したのであった。事務所は徳山市と福岡市に作った。

  私は二つの小さい事業所の管理、徳山事業所の人事、経理、や営業までもやらねばならず、煩雑な事務に忙殺されていた時に、NECがパーソナルコンピューターなるものを発売したことを知り、何とか導入したいと思ったが、当時はドットプリンター付きで一式が百万円もしたので、買う事は許されなかった。

  あるとき、従業員の一人の親が持つ土地が、中国自動車道の敷設に引っ掛かり、大金持ちになったのでと、パソコン買ってもらったらしい。しかし、当人は全く使う意思はないというので、会社に貸してくれないかと打診し、了解されて、初のご対面となったのは、昭和40年代の前半であった。

 パソコンはあの名だたるNECのPC-8000というやつである。 私のいた会社は富士通の親会社であった時期もあり、工場などの大型計算機は富士通製であったが、パソコンはまだ作っていなかった。 この時期はNECの独壇場でもあったと思う。

  当時はプログラムを自分で作るしかないのであるが、作り方がわからないので、生産管理の実プログラムを動かして、この記号(コマンド)はこういう動作をするのだと、一つずつ知識を得て、最初は売上の集計から始め、本社に提出する経理決算書つくりまでを随分苦労しながらも、自己流で作ったのであった。

  最初のプログラミングはN-Basicという言語で作っていたが、その後Epoaceと言うが、コマンドが漢字で例えば「読込」とか「登録」などとするプログラムを作るシステムが売り出され、パソコンの活用範囲が一段と大きくなってきて、無くてはならないものになりつつあった。

  このEpoaseで作ったプログラムは数知れないが、このシステムは素人でも簡単に入り込めるし、結構いろんなことが出来る簡便さはあったが、計算速度が極めて遅く、例えば今日一日の全データーは入力のみ行い、女子事務員が帰り際に集計プログラムを起動し、夜間に自動計算させ、朝出勤した事務員が印刷の開始をしたものであった。

  この辺りまでは、会社の仕事が私の全てであったから、朝6時から、夜11時までは、自分の時間は全くなかった。 また、個人でパソコンを持ったのは50才代に入ってからであり、それも、会社の仕事をフロッピーに落として家に持ち帰り、やることが主で買ったものであった。 当時はワープロも家に置いていた。

  ・・・であるからして、自宅で本格的に仕事以外のことをやり始めたのは、65才で退職した後からであった。家にいる日はパソコンを触らない日は無いほどに、私の大切な伴侶とも言える存在なのである。もう持てる寿命の余りは多くないというのに、まだパソコン買うのかと言われかねないが、手離せないのである。

 

 長くなってしまったので、ここで一括りとして、続きは後述とする。

 

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1524 思いがけない"新種”

2016-10-03 08:00:00 | 花一般

  2016.09.30(金)、高校時代の仲良し四人が四回目の食事会を実施したが、午後は雨が降り出すなどの予報があり、食事と喫茶店でのおしゃべりに終始したので、私の「花写真鑑」にない花(以下“新種”という)が見つかるなんて全く思ってはいなかった。それが、思いもかけず4点もの“新種”が集まったので、まとめて記載するもの。

 

 「シ  ソ(紫蘇)」     “新種”登録 第1341号

 この草花自体は昔から周辺に多数あり、花との意識すら薄かったが、友が私の「花写真鑑」にない花であることを確認し、自らの畑に生えているものを、植木鉢に植えて食事会の当日持ってきてくれたのであった。 何と嬉しい友と改めて感謝し、目出度く“新種”として登録した。

 

   花は極めて小さく、50mmのマクロレンズで最短の距離まで近づいて撮ったのが、下の写真である。 花の直径は1mm前後と思われるが、 非常に繁殖力が強いので、種をバラまかず土も焼却すべきとの友の忠告が付いている。

 これは「アカジソ」であるから、 梅と共に漬け込めば着色と風味が加わる、大切な食材ではあるが、梅を漬けない私には無用かもしれないが、昔からなじんでいるので、雑草と同じには出来ないと思っている。 この鉢をさてどうするか・・・・?。

 

  食事会の場所は松阪市の国道23号線バイパスにあり、車で一時間以上かかる場所である。 詳細は前回の当ブログに書いたのでそちらを参照願いたい。 その店の裏手に置かれた水鉢に珍しい花があったので、写真を撮り、調べたら“新種”であった。

 

「ミズヒナゲシ(水雛芥子)」   “新種”登録 第1342号

 別名を「ウオーターポピー」いうように、「ヒナゲシ」よく似た花である。

 

 

  

  食事を終えて帰路に就いたが、途中新しく道の駅が出来たらしいので、立ち寄った。 珍しい種なし幸水(梨)、出たばかりのみかん、柿などを購入したが、ふと見ると見かけない花があり、“新種”であると確信したが、買うのを止めて、こっそり写真を撮らせてもらったもの。

 この花を帰って調べてみると、私の不吉な予感(?)は見事に的中していた。  寒暖差に極めて弱く育成は難しいとのことであり、買わなくてよかったと思ったが、“新種”であることも判明し、ちゃっかり写真を生かして、“新種”登録としたもの。

「ニオイザクラ(匂い桜)」   “新種”登録 第1343号

 

 

「ヤンバルガンピ」    “新種”登録 第1344号

 「ニオイザクラ」をタダで写真を撮らせてもらったからではないが、 山野草のコーナーに売られていた「こけ玉」を購入した。 3本の苗を束にしてあるが、実のみならず、花もちゃんと付いている優れもの、見た瞬間購入していた。 ¥864はちょっと痛かったが・・・・。

 見落とししそうな四弁花。  

  緑→黄→橙と美しく、また、色の変化が一目でわかる学習機材として役に立ちそう?。 

 実は最後には赤くなる。

 

 以上、思いがけなく、四点の“新種”が加わり、「花写真鑑」の合計は1344種類となった。 

 


1525 食事会(4)

2016-10-02 08:00:00 | その他

  高校時代の同級生仲良し四人組で始めた、食事会の第四回は、2016年9月30日(金)に実行した。 この日は久しぶりに空はすっきりと映え初秋のすがすがしい朝、10時に菰野町内にある喫茶店が集合場所であった。 

 

 コーヒーで30分ほどおしゃべりののち、何時もの通りI君のクラウンに乗せてもらい、食事場所の松阪市に向かった。 本日のメインテーマは、美味いことで評判の高かった老舗のうなぎ屋が、安売り競争に挑戦しているらしいので、それを確認することであった。

 下の写真、ここは国道23号線添いであるが、私は四日市で仕事中、わざわざここ松阪市まで食べに来たこともあり、また、伊勢への道中に立ち寄るなど、もう40年位前からではあるが、過去少なくとも3回は食べに来ており、美味い事は実証済であった。

 最近になり、この店から1KMほど北に、新しくうなぎ屋が開業したので、その対抗処置として、例えば、うな丼が¥1450、うな重が¥1550などと、今時考えられない価格で老舗が営業と聞いては、遠くても出かける価値は私にはあったのである。

 少し前に、うなぎが食べたくて、大手スーパーで「¥1700のうなぎの蒲焼」 を買ったが、ぐにゃぐにゃで全く美味しくなく、以後絶対買うまいと誓ったものであったから、この価格は半信半疑、しかし、一方で、ここは名だたる老舗、長らくの愛好者を裏切るまいとの願望にも似た思いがあった。

 

 そこで敢えて安い「うな丼の上(¥1450)」を注文した。 それが下記である。 吸い物とたくあん2切れの極めてシンプルなもの。 果たして肝心のウナギは二段に入ってるか否かが問題である。

 二段にはいっていれば、うなぎの味は諦めよう。 もし一段しか入ってなければ、味は期待できると考えていたから、恐る恐るご飯をかき分けてみると、二段目は見つからなく、ほっとした思いで口に運んだのであった。

  食べた結果は、うまい!の一言、決して安物のうなぎを使ってはいないとわかった。 ほっとした思いできれいに平らげることが出来たし、澄まし汁も私の味好みにぴったりで大変に美味かった。

 うなぎ一段では、若い人には物足りないかもしれないが、胃袋が小さくなった私には、適量であり、物足りなさは全くなかった。 店はさほど大きくはないが、テーブル席は満席であり、座敷には少し空席がある程度であった。 

 

店の外の花を撮らせていただいた。

「サンパチェンス」

 

「ヒメビシ」

 取り敢えず「ヒメビシ」としたが、「ヒシ」や「オニビシ」の可能性もあり、根を見ないと断定できない。

 

「ウオーターポピー」or「ミズヒキゲシ」or「キバナトチカガミ」

 私の「花写真鑑」にない花(”新種”という)であることが判明したが、登録は追って実施する。

 

  今朝集合したのと同じ系列の喫茶店(下の写真)に入り、30分ほどおしゃべりを楽しみ解散となった。

 

 

  鈴鹿市の山間に「桃林寺」という寺があり、 ここの住職は私たちと同じ四日市工業高校電気科で一緒に学んだ友なのである。 そして、この寺では¥3800と少々高いが、見事な精進料理を食べさせることでも、知られていた。

 それで、我々の食事会で懐かしい友に合おうと計画した。 ネットで検索し市の観光課の案内を見て、寺に電話を入れたところ、驚いたことに同級生だった住職は他界し、食事はやっていないと、奥様の御言葉であった。

 同級生の死は既に十指に余るほどではあるが、また一人この世を去ったかと思うと、自分の順番がまたひとつ近づいた気がしてきたのであった。 

 高明さんのご冥福をお祈りいたします。   合掌!。