木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

1030 ホームページの更新

2014-01-30 08:41:53 | その他

既にお気づきの方も見えますが、ホームページ内の一部のページを更新したり、内容を追加したので、ここに紹介したいと思います。

   ホームページ表紙は  http://mokunen.c.ooco.jp/

 

1. 木工作品集  

本ページは開設以来、追加をしていませんでしたが、この度最新のものを追加しました。内容はすべてブログで紹介したものばかりですが、 ブログを開けないで一覧したいと思ったので作りました。

旧作(その1)は家具の種類毎の一覧表から各作品に飛ぶような仕組みでしたが、新しく作ったもの(その2)は、その数が多くないことから、分類はせず製作の順に並べ、参考写真を小さい写真ですが、数を増やしております。

 なお、ただいまの所は2013年分と最新のものとしてますが、今後作った作品はその都度追記するとともに、旧作も遡って記載してゆきます。

   メインページ  http://mokunen.c.ooco.jp/mokkohpage/mokkohindex.html

 

2. フォトギラリー

前のブログで紹介すみで重複しますが、従来のものが自然消滅(?)したので、新しく「Nikon」のものを使って従来よりもはるかに大きな写真が見れるようにして再開設しました。 今後ここに追加してゆきます。

   メインページ  http://mokunen.c.ooco.jp/gallery/galleryindex.html

 

3. 木燃花写真館

収録した花の種類が先日「第二次目標」寸前の990点となりました。 この記念すべき事を踏まえ、リニューアルを進めるとともに、プログラム枚数の増加はメモリーの増加につながり、今の限度1Gbを超えると、一段上の料金を払わねばならなくなるので、消費メモリーの節約を兼ねて只今更新中です。

この花写真館のプログラムは、枚数は多いが、その多くが共通のフォームになっています。 一方最近のプログラム作成に於いては、”CSS方式”というのがあって、共通の”装飾”部分をまとめて別の一枚のプログラムとし、各プログラムからその都度”装飾部分”を参照して表示させれば、大幅にメモリーの節約になります。

この決意をしたのが、昨年の11月中旬でしたが、何しろ枚数が花の数+αと多いものですから、数十枚ずつ更新しては、私のパソコン内で動作確認、サーバーに転送、再度動作表示確認をして進めています。 一時間に早くて数枚、内容の全面書き換えになれば、一枚が一時間もかかります。

プログラミング技術は何もなく、ただ本が唯一の頼り、分からない事が出るたびに本を買い漁ってきました。 そうしているうちにほんの少しずつですが、また自己流も含め進化しますので、この更新の最中に新しい手法、少しかっこよくなる方法などを知ることとなり、その都度採用するものだから、花写真館のフォームが幾種類にもなってしまいました。いずれは一つにしますが、それは当分先になりそうです。

   メインページ  http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/idx/01frame.html

 

4. ブログ索引

過去に発行したブログを、その内容別に分類しておき、後日見るための索引ですが、 Windows7 or 8(以後W-7,W-8と表示)で見ると一部の表が大きな文字に化ける事が、最近になり判明したので、一応修正したものを、つい先日転送しましたが、根本的原因が把握できてないので、再発を心配し、見守っています。

私のパソコンはVista(デスクトップ)です。 このマシンでプログラムの作成、と二段構えの確認テストをしまた、運用中も主要ページに限りますが、時々開いてチェックしてましたが、 まさか、メインソフトがW-7なってから、異常が出るとは予想だにしていませんでした。

昨年、コストダウンを兼ねて、インターネット回線の契約先(NTT,Yahoo→Commufa)を変えるにあたり、 プロバイダーなど全てをかえるので、移行を支障なく行えるようにと、W-8の載ったノートパソコンを購入していました。 問題なく移行はできましたが、W-8は余りにも使い難いので放置していました。

所が先日、インタネーットが度々切断するという故障が発生し、原因は回線契約先のレンタル品の”ルーター”の取り替えで収束したようになっていますが、Commufaは原因調査中に起きた、突然の電源遮断もあったことも含め、Vistaパソコンに問題ありとの指摘がありました。

故障の原因を”他人のせい”にしたがるのは、世の常であり完全承認した訳ではありませんが、 もしも使用中突然のクラッシュがあったとき、泣くのは自分だからと腹を決め、主機をVistaからW-8に変えたのでした。 そして、その結果上記異常を発見したのでした。

このような顛末がありましたが、友に確認してもらった結果一応収まったようなので、様子を見て行きたいと思っています。 このプログラムも部分的には補修工事はしてますが、 メモリ節約も含めリニューアルの必要性を感じつつも当分はこのまま運用したいと思います。

    メインページ  http://mokunen.c.ooco.jp/blog-index/blog-index-1.html

 

とりとめのない内容になりましたが、ホームページの変遷記録とも考え書きました。

 

 


1004 花写真鑑 新規登録紹介No871~880

2014-01-26 08:00:00 | 花一般

 花の写真を集めていますが、以前は100%ブログに載せていましたが、 花の記事ばかりにならないようにとの配慮から、 全ては載せていませんので、 「花写真鑑」に登録したものに限定して、登録の順に10点ずつ紹介しています。

 「花写真鑑」には2013.12.05現在、990種の花を登録しましたが、今回は871番目に登録したものから掲載しています。

 

No 871   「ハツユキカズラ」   別名:フイリテイカカズラ   登録日:2013.09.01

  「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/hatuyukikazura.html

 

No 872   「センリョウ」

    「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/senryou.html

「マンリョウ」は実が下方にぶら下がりますが、沢山の実が成りますので、豪華に見えますから「マンリョウ」の名があるようですが、「センリョウ」は実は上向きに付きますし、実の数が見劣りするから付いた名前の様です。 同じ理屈から、「ヒャクリョウ」はかなり実の数が少なく貧弱に見えます。 昔の人はうまく名前を付けたものです。

 

No 873   「シロバナマンジュシャゲ」

    「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/sirobanamanjyusyage.html

2009.09.28に鈴鹿市にある、荒神山観音にて撮ったもので、かなり”年代もの”ですが、 従来「マンジュシャゲ(ヒガンバナ)」の中に含めていましたが、別の種であるので、この度”部屋”を独立させました。

   荒神山観音  http://mokunenblog.jugem.jp/?month=200909

 

No 874   「ダンゴギク」

    「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/dangogiku.html

花の中心が丸く盛り上がっているのがひとつの特徴です。 これを見て”団子”と和名を付けたもののようですが、ネーミングのセンスはいまひとつですね!。

 

 

No 875   「クロユリ」

    「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/kuroyuri.html

”クロユリはぁ~恋の~花、愛する人に捧げれば、いつかは二人は結びつく・・・”と織井茂子が歌った花ですが、何故か登録漏れが最近になり”発覚”したので、今頃の登録になりました。 

写真は2008年7月に乗鞍岳の畳平で撮ったものです。 乗鞍岳の記事の詳細は下記をクリックして下さい。

      http://mokunenblog.jugem.jp/?day=20080809

 

 

No 876   「ウリ」

    「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/uri.html

ご近所の畑で、実になる部分が付いた雌花が撮れました。

 

 

No 877   「ショウジョウソウ」  別名:「クサショウジョウ」

   「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/syoujyousou.html

関宿で寺を探している途中の畑に植えられていました。 畑を手入れされているオバチャンに撮影許可を戴いて撮らせてもらいました。

 

 

No 878   「ヒョウタン」

    「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/hyoutan.html

ご近所の畑の垣根に成っていました。 これは「ヒョウタン」は間違いで小型の種「ミニヒョウタン」であると推測しますが、今の所確証が無いので、暫定的に登録したものです。

 

 

No 879   「テンニンギク」

    「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/tenningiku.html

園芸品種なのでしょうか?。 あまりきれいとは言えませんが、なばなの里に咲いてました。

 

 

No 880   「ヒシ」                       登録日:2013.09.01

    「花写真鑑」  http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/hisi.html

中ほどの白くて小さいのが花ですが、花が遠くにあったために、270mmの望遠レンズいっぱい伸ばしましたが、 この写真が限度でした。 (海津市の水郷公園にて)

    

 

花の名前などを調べるために、①講談社の「四季の花色大図鑑」、②山と渓谷社の「野草の名前」春、夏、秋各編、③主婦の友社の「身近な樹木」を主体に使っています。 この5冊の内容分析結果のあらましは前回に書きましたので、今回はその後の調査結果を書きたいと思います。

内容をよく見ると、上記①は一般に植えられ易いものであり、樹木や野草の一部が含まれます。また、②にも若干の樹木が含まれていますので、かなりの数の重複が見られるので、 この5冊に書かれた花の名前を全てをExcelの表に書き出し、データーベース化しました。

この5冊の花の種類の単純合計は2512でありましたが、 これをひとつの表に移して、花の名前で並べ替えて、重複しているものを取り除き、②にあるものを「野草」とし、③にあるものを「樹木」とし、残りを「園芸」として分類して、それぞれの数を調べて見ました。 その結果は・・・

  「園芸」   836   内花写真鑑登録済み  298  (35.6%)

  「野草」  1023                   232  (22.6%) 

  「樹木」   405                    96   (23.7%)

   合計   2264                   626   (27.7%)

また、この5冊を合体させたものに、 「花写真鑑」のリストをも加えて、「花写真鑑」の内容分析と花の種類毎の全別名の集約をやりたいと思っています。 また、この5冊に含まれない植物、身近なものでは「野菜類」等を加えたいと思うし、また、特殊の部類になる「熱帯植物」「高山植物」の扱い方を考えたいと思っています。

 上記数値は昨年9月末現在の数値のため、本日現在では登録件数が若干増えております。

 

 


1029 木工細工 26-01 ミニワゴン

2014-01-23 08:00:00 | 木工細工

 先のブログで、消費したい材木の手持ちがあり、早く消化したいと書いたが、これを読んだ娘から、”特注ミニワゴン”の製作を頼まれた。 

昨年末に散歩中、裏の川の水が少なくなったので、飛び石つたいに川を渡ろうとして、目測を誤り石を踏み外し、水に足を漬けると同時に左足の肉離れ(?)を起こしてしまった。 この結果、正月過ぎまで歩くもままならなかったが、それもようやく癒えて、娘の注文に対応することにした。

 原則として、”現在手持ちの素材で作る”として、まず、板を探した。 手頃な寸法の板は結構あるが、この場合分厚い板は不向き、薄くて軽いものを使い、少々貧弱にしても、手軽さを出したいと考えて、 「桐」をサンドイッチにした、13mm厚さの合板(シナ合板の一種)を使うことにした。

また、柱は普通なら例えば30×30の角材を使うところであるが、 ”手軽さ”を出すために、丁度手持ちがあった、φ24の丸材を使うことにした。 構造は簡単なものではあるが、記録を残すためとして、 セクションノートのフリーハンドながら、設計図を書き始めたが、ふとφ24の丸棒を使うが、その穴あけをする工具、例えばホールソー(丸い穴加工をする工具)がないことに気づいた。

手持ちのホールソーは、φ22からφ37の間は過去に加工実績がないのか、持ち合わせていないのだ。 木に穴を開けるには、普通木工”キリ”を使うが、これも最大がφ22までしか持っていないので、角材に変えるなど、設計を変更することも考えたが、大きなイメージダウンとなりそうなので、 工具を購入する方を選んだ。

町内のホームセンターに行ったがφ24のホールソーは置いていない。それならと何でも揃う桑名市の店、さらには四日市のホームセンターまで行くも、φ25はあっても、φ24はないのだ。 それで、仕方なくφ24の木工錐を購入した。 合板にこれを使うと仕上がりがきれいでなく、また、過去には、使い方を誤って怪我をした事があり、そのマイナスイメージで使用を避けていたが、 止むなく工夫して使うことにした。

造作パーツ

プラスチックのキャスターは、以前不要になったTV台から取り外して保管していたものを使った。

 

 

 部分組立状態

 

 

 組立、塗装

組立は、中段をまず所定の位置に仮付けをし、次に下段を組み付け、裏側からネジ止めをし、次に上段を組み付け、最後に中段を本締めをして完成です。

塗装は希望の通り、無色(クリヤー)の塗料を二回塗って完成です。

 

 上の写真は、補助板を広げた状態ですが、これを折り畳むと下のようになります。 

 

これにて特注ミニワゴンの完成です。

 

 


1027 日本大正村 (2/2) 

2014-01-20 08:00:00 | 資料館

 明治村を見て、その時代を生き抜いた人々の、英知と苦闘を目の当たりにして、その感動をもう一度と「大正村」にやってきました。

ここは居住区域の中に、時代を写す建物などが散在しているためにか、訪れる人もごく少数でした。 見せる施設の歴史等の解説も簡単で、当時の人々の息遣いが伝わるようなものには、出会いませんでしたが、歩いて行ける範囲のほとんどを紹介してます。

 

① 十六銀行

明智町の銀行です。外観はレンガ造りになっており、レトロな雰囲気を醸し出しています。
中では通常の銀行業務が行われています。

この銀行の前身、濃明銀行の本店が、明治初期から当地に あった。 この建物は大正村に位置することから、東京駅をモデルに昭和63年に造られたもの。

 

② 逓信資料館(旧郵便局)

明治8年に開局し、同30年には電信・電話業務も兼ねたこの地方の草分けともいえる郵便局。 大正時代にはモダンな出庇に欄間風の彫り物を加え、局舎全体をペンキ塗りにした装いは、数少ないモダン建築でした。

現在、内部にはいろいろな郵便、電信資料が展示されています。

上の写真、画面上”ゴミ”のように見えるのは、降り出した雪です。 

 

③ 大正村資料館(旧銀行蔵)    入場は有料=4館共通券¥500

明知町は海抜210m~823mの高原郷であるために、夏場は涼しく繭の生産が栄えた要因になっていたそうで、農家から預かったり買い取ったりした繭を収納していた蔵、当時は「銀行蔵」といいました。今は恵那市の有形文化財に指定されてます。

内部では、大正時代の教科書、蓄音機、ミシンなどが展示されています。

 大正時代館の展示品

 

 ④ 街角ギャラリー

 

⑤ 明智回想法センター

回想法とは、昔懐かしい生活用具などを用いて、かつて自分たちが体験したことを語り合ったり、過去のことに思いをめぐらすことにより、脳を活性化させ、生き生きとした自分を取り戻そうとする療法のことです。

かつては、学校だったのでしょうか、全面木造ですが、小部屋が連なり中には、昔懐かしい生活用具などが陳列されており、自由に見学できるようになってます。

 

 

⑥ 天久喫茶 (カフエー)

かつては京都千本通りにありましたが、昭和61年店を閉じるに当たり、 一切を大正村に移されたものだそうです。

大正末期から昭和初期にかけて多くの文化人を常連とした喫茶店。今でも営業しており、店内は昔にタイムスリップしたようなレトロな雰囲気です。

隣には大正時代館が隣接しており、そこに入るにはこの喫茶から入るようになっています。

 

 

⑦ 大正時代館  (入場は有料=4館共通券¥500)

天久喫茶に隣接しており、館内では大正天皇に関する展示品や、当時の家庭生活道具などを見ることができます。 (喫茶店で入場のテェックを受けて入ります)

写真右下は帝国ホテルの模型です。 明治村に本物がありましたが、あれは玄関のほんの一部だったことがわかります。

 

大正天皇に関する資料の展示 (大正時代館の2F)

 

⑧ うかれ横町 中馬街道

 

⑨ 明治の役場跡

明治の中ごろ、明智の役場として建てられたもので、寄棟のモダンな様式になっている。 明治17年からは、背後の製糸工場の事務棟に使われていたそうです。

 

⑩ 領主・遠山氏屋敷跡

明智川のほとり、中馬街道沿いに、樹齢400年と伝える桜の巨木(写真右)がそびえ、毎年見事な花をつけます。土地の人はこれを「遠山桜」とよんでいます。 この一郭は「遠山様」(お殿様のお屋敷)と古くから呼び伝えられてきました。 今も日本庭園の跡(写真中)が残っています。

 

大正村をぐるりと回って、スタート地点の駐車場に戻ってきました。

 

 「明治村」を見たあとでここに来たのは、見る順番が違ったようです。 「明治村」で見た”感動”らしきものは、ここでは感じることはありませんでした。


1028 庭の花 26-1(New01~02)

2014-01-17 08:00:00 | 花の展示会

 相変わらずのテーマですが、今年も庭の花で燈ブログの一ページを作ってゆきたいと思います。

今年のトップバッターは・・・

 

「フキタンポポ」    26年度 開花 No 1.

  「花写真館」http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/hukitanpopo.html

この花は、昨年の晩秋に、園芸店で見附たものですが、幸いにして珍しく「花写真館」にない花なので、即購入して植えこんだものでした。  買った時点で下の写真に見るような、かわいい花目が出ていたものですが、正月三が日が過ぎた頃、ようやく開花したものです。

 早春の花、「福寿草(ここをクリックすると花写真館が開きます)」に雰囲気は似てますが、 花びらが細く花の外形も1/2位と小さいし、葉が全くありません。 初めての植え込みなので、夏場をどう乗り切って、来春も咲かすことが出来るか否か、大変に難しい課題です。 写真を撮り終わると、お役御免としないよう注意しようと思うが・・?。

 

 

 この「フキタンポポ」の写真、枚数は少ないですが、 「Photo Gallery」に掲載しており、大きいサイズ(1200PX)の写真は、下記のURLを直接クリックすると、スライドも見ることが出来ます。

        http://img.gg/NN4BTc4.html

 

「クリスマスローズ」       26年度 開花 No 2.

    「花写真館」 へは、ここを直接クリックしてください。 

写真下のものは、つい先日ご近所の方から戴いたもので、 園芸店に¥670で売っていたものだそうです。 この花の外周の白いのは、花びらではなく、額の変質したものらしいのですが、この花は珍しいことに、重なっており、まるで八重咲きのように見えます。

花芯の外周(雄蕊の外側)に見える黄色いのが花びらの退化したものだそうで、これがあると”ダブル”と言われて値段もアップしますが、その意味でも不思議なくらいに安いといえます。 もしかして、すぐに枯れるのではとは、少し考え過ぎているやも知れません。

もうひとつ、この花の不思議な所は、花の茎が大変に太く長く、直立していること、さらには花がまっすぐ正面を向いてることです。 今まで我が家の花は、家主の顔を見たくないのか、或いは何か悪いことをしたのか、必ず俯いているので、”面を上げよ!”と、引っ張り上げねばならないのですが、その心配がないのです。

 よって、この株は最近造られた、典型的な園芸品種かもしれません。

 

  我が家で育てているクリスマスローズは、クリスマス前後かた咲きはじめ、正月には結構な数の花を見ることが出来ますが、今年はどうしたものか、150鉢はあろうかと思いますが、 咲いてるのはわずか2鉢でしかありません。 今年は冷え込みが厳しいようですが、そのせいとは考え難いのですが・・・・?。

 これに続き、今年も「庭の花シリーズ」を書いて行きたいと思います。

 

 


1026 日本大正村 (1/2) 

2014-01-14 08:00:00 | 資料館

 先に、「博物館明治村」を、4編に渡って紹介しましたが、 この時代を懸命に生きた人たちの、日本を近代国家にしようとする、熱気と苦闘の数々を知って、まことに有意義であったことは、何度も書いてます。この勢いを失いたくなく、 再度の感動を求めて、近くにある「大正村」にやってきました。 

明治村は見学専用となっており、入場料¥1600円+駐車料¥500を取られましたが、ここは居住区の中に、時代の建物などが点在しているので、入場料は4つの資料館以外は不要となってます。 つい最近までは、駐車料¥500で、大正浪漫亭で食事をすれば、無料となってましたが、当月からそれも無く無料になってました。

   所在地  岐阜県恵那市明知町    大正村事務所 Tel:0573-54-3944

① 入口と駐車場

写真左下は物置、右下は便所ですが、時代の建物を使ってました。 残念ながら、その建物の歴史を知りたかったが、目にすることが出来ませんでした。 この駐車場に車を置き、大正路地を通って大正ロマン館などに向うハイキングコースに沿って見て行くことにします。

 

② 浪漫邸

大正村駐車場から最初に目にするモダンな建物。1階は土産売り場、2階はレストランになっています。

 

③ 大正路地

江戸時代から続いた呉服問屋の蔵と明治の終わりに年貢米を納めていた米蔵が並ぶ大正時代の風情を色濃く残した路地です。
この坂道を登ると大正村役場に続いています。

 

④ 大正村役場

明治22年に明知町は町制を布き、明治39年に本格的洋風建築として建てられ、昭和32年まで町役場として使用されました。 瓦葺き寄せ棟造り二階建ての木造洋館で、当時としては、超モダンな建物だったそうです。
平成12年には国の有形文化財に指定されました。

 

⑤ 絵画館

明治10年に竣工したこの建物は、 小学校→警察署→商工会議所→集会所などに利用されてきたそうです。

 

⑥ 大正ロマン館    (有料=4館共通券¥500)

大正期のモダンな雰囲気が漂う洋風建築。館内には、大正村初代村長の高峰三枝子氏、初代議長の春日野清隆氏の遺品などが展示されています。その他大正時代のヨーロッパの家具・オルゴール・山本芳翠の油絵が展示しています。

 

⑦ 旧三宅家

大正ロマン館のすぐ裏手にある旧三宅家は、300年以上の歴史を持つ茅葺屋根のたたずまい。
昭和53年に町文化財に指定され、平成4年に現在地に移転され復元されました。

当家は、旗本遠山家に仕えていた五代目が建てたと伝えられ、近世中期の民家の鳥居建ての形式が残るものだそうです。

  

⑧ 大明山龍護寺  (臨済宗妙心寺派)

1596年、明智城主遠山利景が建立、以来遠山家の菩提寺となり、遠山家累代の墓があります。 遠山家と血縁関係にある、明智光秀の供養塔が境内にありますが、 光秀に関する碑はその「悲痛な想い」でことごとく割れるという通説があるそうで、この碑も斜めにひびが入ってるそうです。 

 

⑨ 明智光秀の墓

 

⑩ 八王子神社

平安時代(949年)に創建された、 天照大神の王子を祀る、古い歴史を持つ神社です。 現在の社殿は1676年(延宝4年)に建てられたものだそうで、県の重要文化財に指定されてます。

下の写真右上は柿本人麻呂を祀った社で、明智光秀の建立とされています。 また手前の木は「楓」ですが、光秀公手植えと伝えられているそうです。

 

⑪ 大正の歯科医院 

上記写真、画面にちらちらしているのは、にわかに降り出した小雪です。 念のため。 

 

 駐車場から大正路地を西方に進み、大正ロマン館、三宅家を見た後、反転して北方に進み、龍護寺、八王子神社を見て東方に下り、「南北街道」に出た所に上記歯科医院があった。 

この後、街道を南方に進むが、その内容は次回に紹介しようと思っています。

                                                 << つづく >>

 


994 花写真鑑 新規登録紹介No861~870

2014-01-11 08:00:00 | 花一般

 花の写真を集めていますが、それが2013年12月5日現在990種類になりました。 最近は当ブログで紹介してない花がありますので、新規に登録したものを、ここで改めて10点ずつ紹介しています。  

なお、この記事はかなり前に書いてますので、内容に時間的ズレがありますが、ご理解を賜りたいと思います。

 

861  「フウセンカズラ」   (風船蔓)   

    「花写真鑑」 http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/huusenkazura.html

今は9月初旬に入りましたが、我が家の”グリーンカーテン”として立派に役割を果たすと共に、可愛い風船を無数に風になびかせて、庭を楽しくしてくれています。

 

 

862  「ルコウソウ」    (縷紅草)  

    「花写真鑑」 http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/rukousou.html

今年初めて種から育てていますが、 他の花と狭い花壇の中でひしめき合っているからか、花の数がとても少ないのがちょっとさみしいですが、 遅まきながら、所々に真紅の花が咲くようになりました。

 

 

863  「メランポジウム」

    「花写真鑑」 http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/meranpojiumu.html

 

 

864  「スズメウリ」    (雀瓜)

    「花写真鑑」 http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/suzumeuri.html

ご近所から種を戴いたので、春に蒔いたものです。 蔓野菜用の肥料を蒔いたのが余計なお節介だったらしく、花の数=ウリの数が極めて少ないですが、色付くのを一日千秋の思いで待ってます。

 

  

865  「ワタ」     (綿)

    「花写真鑑」 http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/wata.html

戦前は畑で横見ましたが、今は花壇で鑑賞専用ですが、綿はすくすくと育っています。 昨秋、種を戴いたので、初めて植えたものです。

 

  

866  「ブルーベリー」  

    「花写真鑑」 http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/buru-beri-.html

京都での蓮がお目当てで訪れた「法金剛寺」でしたが、ブルーベリーの実が成っていました。

 

 

867  「ヨルガオ」   (夜顔)

    「花写真鑑」 http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/yorugao.html

「ユウガオ」と言う種もありますが、この花は花の大きさ(長さ)などが全く異なります。 今年春に苗をご近所から戴き、我が家の庭で初めて咲いた花です。

 

 

868  「アカメガシワ」   (赤芽柏)

    「花写真鑑」 http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/akamegasiwa.html

 

 

869  「オリーブ」   

    「花写真鑑」 http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/ori-bu.html

この花は昨年撮ったのですが、名前が解らず埋もれていましたが、 花の名前を教え合うサイトがあって、出して見たら、またたく間に名前が判明したものです。 勿論その情報を鵜呑みせずに、確認をした上で、「花写真鑑」に登録しております。

 

 

870  「タカサゴユリ」   (高砂百合)   別名:ホソバテッポウユリ、タイワンユリ

    「花写真鑑」 http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/takasagoyuri.html

今までは「テッポウユリ」と同居していましたが、 この度目出度く独立して、「タカサゴユリ」部屋(?)としました・・・?。 最近多くのお宅に堂々と無断侵入する、きれいなお方です。

 

 

私が花の名前を調べる方法は、先ず最初に、講談社の「四季の花色大図鑑」と言う、一般家庭などで扱われ易い花を1063種類集めた本を全ページめくって探します。 そこに無いと判明した場合その花の”位置”つまり野草に近い場合は、山と渓谷社が出してる、「野草の名前-春、夏、秋冬版=計3冊」(ここには合わせて1041種の花がが収録されている))を同じように調べるが、その花が樹木である場合は次の本を探す事にしています。

主婦の友社出版の「身近な樹木」182×235mm、全367ページ(¥1600)を見ることにしている。 この本を前回同様に掲載されている全ての花の名前をExcelの表に書き出してみたのです。 そうしたら、この本には合計408種類の樹木が収録されており、その内105種類は、私の「花写真鑑」に登録済みである事が判明しました。

この本の著者は、”別名”に興味がないのか、あるいは知らないのかわかりませんが、殆ど描かれてないので、数えませんでした。 また、「シャクナゲ」や「サツキ」などは、前記他の本にも載っているので、若干の重複はありますが、この3冊の合計を出して見ました。

   3冊合計の花の種類 2512種   内「花写真鑑」に登録済み 774種 (30.8%)

2013.09.07現在の「花写真鑑」登録数は890種ですから、 内116種(13%)はこれらの本に無い花である事が解りました。 その中身は「咲くやこの花館」など植物園の”特殊な花”、海外旅行で撮った国内では”なじみの無い花”、それに”野菜の花”が存在するためと推測しています。

この調査結果を踏まえて、今後の花の取材をどうするか、検討して行きたいと思っています。

 

 このブログはH25年9月に書いてますが、季節感がないとして、先送りしてきましたので、数値などは少し古い点ご理解賜りたいと思います。

 


1024 博物館明治村 (4)五丁目

2014-01-08 08:00:00 | 資料館

  昔から「松の内」という言葉がありますが、それが何時までなのかを調べて見ました。

それが、1月1日のみとする説、3日までとする説、7日まで、15日まで、20日まで、31日まで、さらには旧暦の1/7日まで(江戸幕府制定)など様々な説がありますが、 私の独断と偏見によれば、1/7日までとして、今日1/8は正月が明けたことにして、ブログを再開したいと思います。

”取材”と称するお出かけはなかったし、初詣も自粛していたので、目新しい話題はありません、 昨年末に編集した話材などで、隔日になりますが、 書いてゆきたいと思います。 また、この後はぼちぼち”取材”と称するお出掛けにも参りたいと思っておりますす。

遅くなりましたが、 今年もよろしくお願い申し上げます。

 

昨年末からの続編ですが、 明治村の見学も最終編、第四編となりました。 ここでは5丁目に展示されているものを紹介したいと思います。

 

 5-51.  聖ザビエル天主堂  (京都市)  

伝道に務めたザビエルを記念して、明治23年に建てられたもの。構造はレンガと木造の併用で、外周はレンガ、内部や柱は木造となっている。

 下は聖ザビエル天主堂のステンドグラスの一部であるが、右は玄関口にあるもので、直径3.6mの大きな薔薇窓になっている。 ステンドグラスは色ガラスに模様を描いたもので、外側には透明ガラスを重ねて保護されている。

 

 5-52. 金沢監獄正門  (金沢市)

明治5年「監獄則並図式」なるものが公布され、近代的な監獄制度と洋式の監獄の規範を示したものであった。これに沿って建設が始まった。 金沢監獄は明治40年で、南北250m、東西190mの敷地にレンガ造りの高い塀で囲われ、唯一西面に開けられていたのがこの門であった。

洋風建築の当時の流行を取り入れ、窓が小さく、頑丈な鉄格子がいかめしさを際立たせてはいるが、西洋の城郭にも似てなんとも美しい造りではないかと思う。

 

5-53. 小那沙美島燈台  (広島県沖美町)  下の写真左端

第五師団司令部や海軍兵学校など広島湾沿岸は軍事上、産業上の要所であった。 日清戦争の際は大本営が広島に置かれ、日露戦争の時にも運輸本部が置かれた。 その日露戦争の開戦前後にこの燈台は、僅か3ヶ月という短期で建造されている。

工期の短縮と、急斜面に造るために、鋳鉄製で、現地組み立て方式となっている。 4段の円筒形塔柱に燈篭と天蓋が載せられ、高さ7m足らずであった。 光源はアセチレンガスで、光の届く距離は10kmほどであったとか。

5-54. 天童眼鏡橋  (天童市)

明治20年に造られた橋で、「多善橋」と呼ばれた。 幅7.7m、長さ13.3mあり、ゆったりとしたアーチ橋で、地元の山寺石で造られている。

 

5-55.  隅田川新大橋     (省略)

 

5-56.  大明寺聖パウロ教会堂  (長崎県伊王島)

キリスト教禁制が解かれたのが明治6年、長崎での最初は大浦天主堂でありその15年後の事、この建物は同12年であった。  内部はゴシック様式であるが、禁制の影響を色濃く残した外観になっている。

内部の天井は「コウモリ天井」と呼ばれ、柱の間に渡されたアーチ型のリブを骨として天井を支えている。 ここでは木製ノリブを骨として、鳥籠のように編み上げ、漆喰を塗り重ね、美しくまとめている。

 

晩秋の入鹿池です。 右端の白い建物は 3-33 「宗教大学車寄」です。

 

 

5-57. 川崎銀行本店  (東京都)

ルネッサンス様式を基調とした本格的銀行建築であり、鉄筋コンクリートに外壁として御影石積とし、昭和2年に竣工した。 地上3階、地下1階、間口38m高さ約20mであった。

川崎銀行は水戸藩の勘定方を務めた川崎八衛門が明治13年に設立した。 川崎第百銀行、第百銀行などと改称の後、三菱銀行に合併した。 建物は後に日本信託銀行が使用していた。

東京の中心、日本橋のシンボルとして親しまれて来たが、昭和61年に壊され、正面左部分がここに移された。

 

5-58. 皇居正門石橋飾電燈

(省略)

5-59. 内閣文庫  (東京都) 

明治6年赤坂離宮内に太政官文庫として開設された明治政府の中央図書館であった。同23年内閣制度の制定にともない内閣文庫と改称され、昭和46年国立公文書館が設立されるまで、内外の古文書研究家に利用された。

 

 5-60.  東京駅警備巡査派出所  (東京都) 

品川を東海道線の起点としていたが、丸の内まで延長する大工事が大正3年に竣工し、東京駅と命名された。その折駅前広場を整備する中で、この派出所が造られた。

鉄筋コンクリート造りで、化粧レンガを張って仕上げている。 駅本体との調和を図るために、”隅切り八角形”にするなど、駅舎のデザインを意識した設計となっている。

 

5-61.  前橋監獄雑居房  (前橋市)

明治21年に造られたもので、構造は和洋折衷であるが、房廻りは江戸時代の形式で造られている。 太く堅い栗材を密に建て並べ、貫を通して鳥籠上に囲い、床や天井も堅固に組まれている。

 

5-62. 金沢監獄中央看守所 ・ 監房  (金沢市)

明治40年の建設であるが、ここでも洋式舎房が採用されている。 八角形の中央看守所を中心に、左右および正面と左右斜めにと五つの舎房が放射状に配されている。 外観は普通の洋館であるが、壁は三重にして、内外が厳重に区切られている。

 

 

 

 

5-63.  宮津裁判所法廷  (宮津市)

古来我が国では、裁判所は行政が握っていたが、明治元年に立法、行政、司法の三権に分離され、司法権が独立した。 その後幾度の改編を重ね、同23年に刑事訴訟法が制定された。 このような司法制度の確立期の同19年にこの宮津裁判所は建てられた。

 

 

 5-64. 菊の世酒蔵  (刈谷市)

明治の初め穀物蔵として建てられたが、 明治28年菊広瀬酒造の仕込み蔵となった。  和風瓦葺きで外壁に厚い土壁を塗った二階部分と、吹き打ちの庇からなる。 いま、内部は酒造りに関する資料の展示をしている。

 

 

5-65. 高田小熊写真館

5-66. 名鉄岩倉変電所        (以上 2件省略しました)

 

 5-67.  帝国ホテル中央玄関  (東京都)

20世紀建築界の巨匠と言われる、アメリカの技師の設計とされ、大正12年4年の工期を経て完成した帝国ホテルの中央玄関部分である。 皇居を正面にして、総面積34000㎡の大建築で、多様な建築空間構成となっていた。 

 

以上で展示物は終了です。 この辺りは北門(SL東京駅)近くになるので、SLに乗って正門に帰るもよし、写真下の「村営バス(乗車料一回¥500)」で、 乗務員の説明を聞きながら、 ゆっくり村内を巡回し、 建物を再確認するもよいだろう!。

 

 

以上で、「博物館・明治村」見学は終了です。

ここでは単に懐かしい建物などを見るだけでなく、 激動の明治を生き抜いた先人達の英知と苦闘が見えてきて改めて感激をするとともに、感謝の気持ちも湧いてきて、 大変有意義な訪問であったと思いました。