旅行2日目 2012.11.14(水) 快晴 宿泊ホテル(カトマンズ:エベレストホテル)
いよいよネパール旅行の開始だ!。
今は乾季、山を見る目的のこの旅は何が何でも晴天が欲しい所、その願いが叶い空は雲一つなし!。小型のバスは運転手とスタッフ(荷物の運び屋)に現地男性ガイドに我ら10名はカトマンズの街に走り出た。
ホテルの前の道路は拡張工事の真っ最中。その付近を車やバイクがスピード上げて通るから、お陰で猛烈な埃が舞いまくる。更には、バイクも車も警笛を”ピーピー”鳴らして俺が先だと争うから、街は喧騒がすさまじい!。
ここでの車の運転には運転技術の他に”勇気”が必要とはガイドの「ラビン」さんの話、横断歩道が殆ど無いし、例えあっても運転手達は殆ど無視、横断歩道さえも渡るのは、慎重な判断と決死の覚悟が必要と感じるほど。
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しかし、ホテル中は別世界。
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只今は”祭”の真っ最中、ホテルの玄関にも飾りものが・・・・
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ホテルの玄関先の庭に咲くダリア。
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ホテルの窓から見たカトマンズの街。霞がかかったようなのは、舞い上がる埃かも?。
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ここは、カトマンズから車で1時間程南に走った「バクタブル」という”古都”。旧王宮や寺院のある街だ。
街の真ん中の広場で、籾(米)を乾していた。
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この国はどこに行っても、野良犬に出会う。猫は居ないが、他には野良”牛”が街中にいるのには驚いた。
中国では犬も猫もみんな人に喰われてしまうから見る事はないが、ここでは、猫は悪者であるが、犬も牛も神の使いとして、大切に保護されているようだ。人が食べる牛は水牛だそうだ。
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街中で人間やバイクなどと共存している”野良牛”。この牛は乳も採らないし肉にもせず、街中でお供えや道端の草で飢えをしのいでいるようだ。お陰で道端には雑草が茂る暇はない。

額に塗る色粉と共に、木の葉に何かを載せた食べ物は祭に欠かせない”おまじない”とのこと。
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こうやって魚を売るのはいいが、バラしたブタや鳥肉を路端で売っているが、衛生的には問題が起こらないのは不思議で仕方がない。
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街や寺院のあちこちに、お供え物をし、灯りを点けて、祈りをささげる姿に合う事が多い。
お供え物は米、花弁(キンセンカ、菊)他の食べ物と見られる。これは野良犬や野良牛の格好の食糧となってるようだ。
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ここの街は水道設備はまだないので、下のような水汲み場はあちこちに見られる。元は地下水が出たらしいが、今は枯れてしまい、買い求めた水をタンクや甕に溜めているようである。
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元は寺院や僧侶の関連施設であったものが、今は住処や商店に使われているものも多い。下のように立派な彫刻を施されたものも少なくないのであるが、その保護が充分されているようには見えなかった。
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この国で今咲いてる花は、下の八重系「ブーゲンビレア」の他に、ポインセチア、菊、キンセンカなどが良く咲いていた。日本の気候との違いが左程大きく無いせいか、咲く花の種類が似て居り、見た範囲では初見の花は少なかった。これはかなり想定外であり、重いマクロレンズは一度も使うことがなかったし、三脚の出番も少なかった。
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この後は、うまい具合に”まつり”に遭遇したので、紹介したい。
<< 続く >>