木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

1419 嵯峨野の紅葉(5)清凉寺

2015-11-30 08:00:00 | 紅葉

  2015.11.24(火)、嵯峨野に来て、運に恵まれ「二尊院」門前の、しかも、今時珍しく無料(?)駐車場に預けることが出来た。 これは極めて稀で幸運なこと。 但しこの結果、人出が多く非常に混雑する同じ道を二回通るなど、若干効率良くないが周辺の寺を巡っている。 

 「宝筐院」を見た後、二人の食べ物の好みが合わなくて、食堂をいくつか通過したので、 遅くなったが漸く一軒の店を見つけて、 13時を過ぎると言う、我が家では極めて珍しい、遅い昼食として、私はここに来ればこれしかないと言う、湯豆腐だ!。

  そして、今回で二度目の訪問になるが、次の予定の「厭離庵」への通り道でもあり、また、立派な門に引かれて入ったのであった。

 

「清凉寺(せいりょうじ)」

     浄土宗   五台山

     右京区嵯峨釈迦堂藤の木町46   入場料境内無料、本堂拝観¥400

  嵯峨釈迦堂(さがしゃかどう)の名で知られ、中世以来「融通念仏の道場」としても知られている。 この寺の歴史には、阿弥陀三尊を本尊とする棲霞寺(せいかじ)と、釈迦如来を境内には以上の他、宝物を収蔵展示する霊宝館、法然上人求道青年像、豊臣秀頼首塚などがある。本尊とする清凉寺という2つの寺院が関係している。

 

「本堂」

「梵鐘」

 

「多宝塔」

 境内には他に、宝物を収蔵展示する霊宝館、法然上人求道青年像、豊臣秀頼首塚などがある

 

先ほど車で通った道ではあるが、 「二尊院」へ向かう道の途中に「厭離庵」があるのだが、はてさてどこを入るのか、 地図と首っ引きで進んだ。

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1418 嵯峨野の紅葉(4)常寂光寺

2015-11-29 08:00:00 | 紅葉

 2015.11.24(火)、紅葉を求め京都の嵯峨野に来て、「鹿王院」「車折神社」を見て、駐車場を探していたら、「二尊院」の門前に止める場所が偶然空き、無料で止められそうでした。 最悪駐車料を請求されれば、当然支払うと決めて、「二尊院」を見たあとは、ここから南方に少し歩いたところにやってきました。 過去、ここには来ていますが、紅葉の写真がないので、再度行くことにしました。

 

「常寂光寺」

     日蓮宗   小倉山

              右京区嵯峨小倉山町3   入場料¥400

 

 百人一首で詠まれる小倉山の中腹の斜面にあって境内からは嵯峨野を一望でき、秋は全山紅葉に包まれる。その常寂光土のような風情から寺号がつけられたとされる。

平安時代藤原定家の山荘「時雨亭」があったと伝わる地で、安土桃山時代末の慶長元年(1596年)に日蓮宗大本山本圀寺十六世日禎が隠棲の地として当山を開いた。

歌人でもある日禎に小倉山の麓の土地を寄進したのは角倉了以と角倉栄可で、小早川秀秋ら大名の寄進により堂塔伽藍が整備された。

  本日、いくつかの寺などを見ましたが、ここが最も人が多く、外国の人が目立ちました。 聞こえてくる言葉からは、中国人らしき人が多いように思いました。 最も多い時間帯ではありますが、人の頭ごしの撮影や、拝観料払うのにこんなに並んだのは珍しいことでした。

  

 

 

このあと、湯豆腐の昼食を戴き、「清凉寺」に入りましたが、その記録は次回とします。

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1417 嵯峨野の紅葉(3)二尊院

2015-11-28 08:00:00 | 紅葉

 2015.11.24(火)、 京都の嵯峨野に紅葉を求めてやってきました。 生憎、空は先ほどまで青かったのですが、”変わりやすい、何とか”と同じで、 雲が広がってきました。 それでも、ここらは外人さんも含め多くの人が参っています。

  

 「二尊院」  正しくは 「小倉山二尊教院華台寺」

      天台宗

      右京区嵯峨二尊院門前長神町27  拝観料¥500

 

「総門」

 穴見城の遺構と伝えられる「薬医門」。   

   百人一首で名高い小倉山の東麓にあって、本尊に釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を祀るために「二尊院」と呼ぶ。

 

 「紅葉の馬場」と呼ばれる参道。

平安時代初期の承和年間(834–847年)、嵯峨天皇の勅により円仁(慈覚大師)が建立したと伝わる。以後荒廃するが、鎌倉時代初期に法然の高弟だった湛空らにより再興される。

嘉禄3年(1227年)に起こった嘉禄の法難の際には、法然上人の遺骸を天台宗の僧兵から守るために法然廟所から二尊院まで六波羅探題の武士団らに守られながら遺骸が移送された

  前回(2011/11)訪れた日は、どなたかの葬儀が行われていて、入場できなかったが、何と今回は本堂が改修工事中(~H28/9まで)のために、肝心要の二尊を拝むことは出来なかった。

 

下の階段をあがれば、「藤原定家の時雨亭跡」に行けるが、今の私にはムリな話。残念であるが、ここから、「定家が百人一首を選定した」姿を偲んで、先を急いだ。

 

 私の予定表では、「清凉寺」の近くの駐車場に車を止める予定であったが満車のために、 駐車場を探しながら進めていると、 「二尊院」門前の駐車場が空いており、警備員が手招きするので、 参拝順序が異なるが、「二尊院」に入れば、無料のような気がしたので入った。

 「二尊院」を見た後、眺めていると駐車料金を取る姿が見られない。 ままよ!、と構えて他のいくつかの寺を回って、さて帰ろうとしても、料金は取りに来ない。 この時点で、やっとここは無料の駐車場(路肩)であり、警備員は二~三人いたが、目的は事故防止のようであった。

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1416 嵯峨野の紅葉(2)車折神社

2015-11-27 10:21:57 | 紅葉

 2015.11.24(火)、そろそろ京都の紅葉も頃合いかと思いやってきた。 今回は予てから行きたいと思っていたが、観光の中心地から少し離れているために、あるいは、入場が期間限定であったりして、行けてない所で、嵯峨野地区の所を選んだ。 

 カーナビが道を間違えたお蔭で、前後が逆になってしまったが、 体力の消耗などを考えた時、効率よく回るためにと、順序を少し変更することになったが、 最初は渡月橋の東北にある「鹿王院」に参ったあと、そこから歩いて10分以内の場所にやってきた。

 

「車折神社(くるまざきじんじゃ)」

     右京区嵯峨朝日町23    

 

 亀山法皇が大堰川(おおいがわ)へ出かけられた時、行列が当所へ差し掛かったところ、法皇の乗った牛車の車軸が折れた。法皇はこの出来事に由来して、車折大明神の神号を贈られ、その後の工程の無事を祈ったことが車折神社の始まりである。

 

車折神社の象徴的な赤い玉垣は2000枚以上あると言われており、すべて神主さんの手書きによるものだそうです。 知ってる芸能人の名前探しをするだけでも結構楽しかったりします。

ここの紅葉はまだかなり先がよいようです。

 

 ここは、紅葉目的で参った訳ではなく、京都の神社として、私の訪問したいと思っていた所であり、やっと長年の目標をクリアしたのでありました。

 この後は、以前ならここに車を置いたまま、歩いて行くのですが、今はそうも行かず、車に戻り「清凉寺」の方向に向かいました。

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1415 嵯峨野の紅葉(1)鹿王院

2015-11-26 08:00:00 | 紅葉

   ここのところ、天候がすっきりしない日が多く、 特に写真撮影には適さない日が多い。  それに二人の体調がよく、 しかも雑用の無い日が少なくなってきたので、 外出することが極端に少なくなっている。 そんな中、2015.11.24(火)は、天候は完璧とはいえないが、 珍しいと言うほどに”お出かけ好都合日”が訪れた。

 行き先は早くから「嵯峨野周辺」と決めていたので、 簡単に決まりカーナビに観光ルートを書き込み準備は整ったと思ったが、 夜になって天気予報を見ると、東海地方は晴れ時々曇り、降水確率10%”であるのに、 京都は”曇り時々雨、同60%”となっているので、慌てて愛知県中心の予定をも作成して、明朝の天気予報で決めることとした。  

 たまの”お出かけ”に興奮しているのか、 朝は5時ジャストに目覚めたが、余りにも早すぎると、布団に入ったが眠れるわけも無く、起きて準備にとりかかった。 体調もよし、ならば次は天候と、パソコンを開けてみると、 京都は”曇り、降水確率20%”となっている。 最悪は雨も降るかも知れないが、 青空の出ることを祈りつつ「京都」に行くことにした。

 今年は梅の季節に来てるので、二回目となるが、 うす曇の中を7時前に出発し、車は鈴鹿インターから入り、 東名阪、新名神、名神高速を、何の支障もなく順調に走った。 京都南インターを降りると、いつもの朝のラッシュ、 カーナビは何を勘違い(?)したのか、気がつけば何と9号線を走り桂川を渡っていた。

 ちょっと遠回りになったが、 松尾大社を過ぎたあたりで、行動計画を前後入れ替えて、後から来る予定であった、「鹿王院」などを先に見ることにして、 駐車場を探した。 今は紅葉シーズンであり、嵐山周辺は混雑のピークに来ており、 まだ朝9時過ぎの今なら空いてるが、午後は厳しそうとの予測もはたらき、渡月橋より少し南の小さな駐車場に車を止めた。 

  

「鹿王院(ろくおういん)」

    臨済宗系単立寺院     覚雄山     

    右京区嵯峨北堀町 24      拝観料¥400

   

「総門」     

 鹿王院は、足利義満が建立した宝幢寺という寺の塔頭であった。 宝幢寺は応仁の乱で廃絶し、その後は開山の塔頭であった鹿王院のみが残って寺籍を継いでいる。

 鹿王院の名の由来は、廟(びょう)を建てようとして横の藪を切り開いたところ、藪の中から白鹿が出てきたために名付けられたらしい。

 

そろそろ紅葉の時期かと思い、かなり期待してきたが、 早すぎたのか、遅すぎたのかよくわからない。 あるいは今年はこの状態が普通なのか?とも思う。 

 

 

 

 

「庫裏」

 

 

 

 

 「舎利殿」

 

 

 

 

 

嵐山や嵯峨野には再々来ているが、 ここはぽつんとこの寺だけ少し離れているので、早くから訪れる積りでいたがチャンスが無かった。 それがようやく順番が来たというもの。 ここから更に遠ざかる位置、同じ意味で訪れる機会の無かった「車折神社」があるが、その紹介は次回にしたい。

                                           << 続 >>

 


1414 秋の長浜を行く(6)竹生島神社

2015-11-21 08:00:00 | 寺社一般

 生憎、曇天の2015.11.13(金)、琵琶湖の北端部分にある、竹生島に来て「宝厳寺」を見た後、渡り廊下を出たところが、次の訪問先になっている。 従って、下の鳥居の写真は、「宝厳寺」に入るまえに撮ったものである。

 

「竹生島神社」 正式には「都久夫須麻(つくぶすま)神社」

 一枚岩の岩盤上にあるために、寺と神社が一本の道で密接して作られており、寺を経由して神社に向かうようになっている。

 

「神社本殿(国宝)」

本殿の左側は「舟廊下(重文)」といい、宝厳寺と神社本殿とがつながっているという、珍しい造りである。

 

「竜神拝所」 「かわらけ投げ所」

 

 ここから土器を湖に投げると願いが竜神により成就されるとする「かわらけ」をここから湖方向に投げる。 かわらけ一枚に名前を、もう一枚に願いを書いて、投じたが願いは届くであろうか?(¥300)

 

 下の写真は、この神社を遊覧船から撮ったもの。

 

 島の船着き場に14時過ぎに到着。 二軒しかない店で土産物を物色。 湯のみいっぱいの甘酒を飲んだが、お世辞にも美味いとは思わなかった(¥400)。

 長浜港行きの遊覧船は14時35分に出発。 15時すぎに到着した。

 久々のお出かけであったのと、厳しい階段の登り降りで足の疲労が激しく、予定した「清滝寺」などの訪問は残念ながら、中止して帰還することとした。 依って”秋の長浜シリーズ”はこれにて完結とする。

                              << 完 >>   


1413 秋の長浜を行く(5)宝厳寺(竹生島)

2015-11-20 08:00:00 | 寺社一般

  2015.11.13(金)、琵琶湖にある2番目に大きい「竹生島」に来て、百メートルも歩かない所に険しい階段が待ち構える。 その袂で「入島料(¥400)」を払ってこの階段を”酸素が足りない”と悲鳴をあげ、必死の思いで上り、お寺に参る。

 

 「宝厳寺(ほうごんじ)」

     真言宗 豊山派   厳金山(がんこんさん)

 まだまだ、階段は続く!。

 

「梵鐘」

本尊は弁才天(観音堂本尊は千手観音)、開基は行基とされる。西国三十三所観音霊場の第30番札所である。観音霊場であるとともに、弁才天信仰の聖地でもあり、日本三大弁才天の1つにも数えられている

 

「本堂(弁財天堂)」

 

 

 

「石造五重塔(重文)」

 

 

「三重塔」

 

「宝物殿」  別途入場料要(¥400)

 

下は船着き場。

 

 「舟廊下(国宝?)」

宝厳寺観音堂と都久夫須麻神社を結ぶ屋根付きの廊下である。豊臣秀吉の御座船の用材を用いて建てたという伝承から「船廊下」の称がある。

 

  この渡り廊下の先が、「竹生島神社」となっているが、それは次回に紹介する。

                          << 続 >>    

 

 

 

 

 


1412 秋の長浜を行く(4)竹生島と遊覧船

2015-11-19 08:00:00 | 名所旧跡

  2015.11.13(金)、久々の”お出掛け”として、紅葉目的に長浜に出てはきたが、まだ少し時期が早く色づきもいまいちなので、紅葉はこの辺りであきらめて、目的を変えて竹生島に来てみた。

 私はここは二度目であるが、なぜか記憶に全く残っていないのと、ブログ用にとやってきたのであった。 ここに来るには遊覧船の乗船料金が高いので、 大蔵省にお伺いを立ててからの実行であることは言うまでもないこと。

  長浜港から竹生島行きの遊覧船は長浜港を9時の始発からおよそ1時間ごとに14時まで5便でており、 島で80分経過後に帰りの便に乗ることができるようになっている。 遊覧船というから仕方ないが、往復の料金が¥3070はかなり厳しい。(乗船時間は片道30分)

  乗船までには1時間近くあり、のりばの前がホテルなので、ここで昼食とした。 窓からのながめがすばらしい和食とはなったが、やっぱりホテルの飯はうまい!、高い(¥2800)だけのことはあると思ったものだった。

「琵琶湖汽船」の竹生島行き遊覧船

 

 我々が乗った遊覧船は12時45分に長浜港を出た。 下の写真手前が乗船場、後方が食事をしたホテル。

 ”別れのテープ”はなかったが、のりばの職員二人が長い間手を振ってくれたので、手を振り返さないわけにはゆかなかった。

  波静かな琵琶湖を遊覧船は竹生島に向かって白波を描き進んでゆく。 深いところは水深100mあるという、美しい我が国最大の湖を!。

 

 竹生島が目の前に迫ってきた。 この島のある辺りは最も深いところで、突き出た岩盤が島になっているとか。 地形とは不思議なものだ!。

 

 

 

  長浜港に3台の観光バスが待機していたが、そのお客さんだろうか、我々が乗ってきた船の帰り便はかなり混みそうだ。

 

 岩盤で出来ている島ゆえに、起伏が激しく、足の弱いものには、厳しそうな階段が待っている。

 

  このあと階段の下で入島料(¥400=宝厳寺、竹生島神社共通)を払い、何度も立ち止まり休み休みながら、やっとの思いで石段をあがり宝厳寺に参ったが、それは次回に紹介したい。

                          << 続 >>

 

 


1411 秋の長浜を行く(3)鶏足寺

2015-11-18 08:00:00 | 紅葉

  曇天ながら、久々の”お出かけ”として、長浜に来たが、そのメインとなるところにやってきたが、もみじには少し時期が早すぎて、落葉によるあの”真っ赤なじゅうたん”はまだ敷かれてなかった。(紅葉期間は入山料¥200要になる)

 ここの”紅葉祭り”は、明日(2015.11.14 土)から始まるとのこと。

 

 「鶏足寺(けいそくじ)」  旧飯福寺

    真言宗 豊山派  己高山(こだかみやま)

    長浜市木之本町古橋   

    入場無料、駐車無料(紅葉期間外)

 

この道が真っ赤に染まるのは間もなくでしょう!。

 

最澄が再興したと伝えられる己高山の主要真言宗寺院のひとつ。

平安時代に山中に五ヶ寺を構え、湖北の比叡山ともいわれた己高山は、もと山岳信仰の修験道場。その1ヶ寺である飯福寺は、中世には僧兵を擁する程の大寺でした。

 鶏足寺跡とされる寺院跡は己高山の山頂近くにある。また、山麓の古橋地区から徒歩15分ほどの山中にも「鶏足寺(旧飯福寺)」と称する寺跡がある。

 

 

 少し早すぎたこともあり、本日の本命としたここの紅葉は完璧とは言えないものの、来たかったところに来られただけでも、ありがたいことと受け止めることにしました。

 この後は、竹生島に向かいます。

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1410 秋の長浜を行く(2)石道寺

2015-11-17 08:00:00 | 紅葉

  2015.11.13(金)、曇天ながら、久々の”お出かけ”は、秋の長浜にきて、二番目の訪問地を紹介します。

 

「石道寺(しゃくどうじ)」

    真言宗豊山派

     長浜市木之本町石道419   0749-82-3730

    境内拝観無料(堂内は有料)  駐車無料

 

平安末期の作と伝えられる本尊の十一面観音像は国指定の重要文化財です。
欅の一木造の唇には紅をひとすじ残しており、当時は極彩色の仏様であったことが窺われます。ゆるやかな姿態に流れるような衣をまとい、柔和で穏やかな印象を与えます。
また、井上靖の「星と祭」にも出てくる、子授けの観音様としても知られています。 

 

 

 

ここから徒歩数分で「鶏足寺」の参道に行ける。

明日(2015.11.14(土))から月末まで、お隣の「鶏足寺」とともに”紅葉おもてなし期間”として、臨時の駐車場、トイレが増設されるが、入場料¥200が必要となる。 明日来ても紅葉の色は今日とあまり変わらないから、平日に来たことは正解だったかも?。 

 

この後、隣の「鶏足寺」に向かった。

                            << 続 >>

 


1409 秋の長浜を行く(1)孤蓬庵

2015-11-16 08:00:00 | 紅葉

 夕食後どういう風の吹き回しか、家内が急に明日どこかに行こうという。 最近は二人の体調が思わしくなく、内にこもっているが、そろそろ紅葉のシーズンが始まる。 幸いにして、雑用も明日はなし、天気は曇り、贅沢言ってられないとし早速調べる。

 私が公開している「花の名所」では生憎と紅葉は京都のみであり、他県は記載していないことを、今更、残念に思うが”あとの祭り”。 滋賀県の紅葉情報を見ると、「鶏足寺」が見ごろとあり、時間がないので、ここに決めて周辺をあたった。

 2015.11.13(金)、空は曇り、しかも下り坂。 今までなら日を変えるような天気であるが、今はそんな勇気(?)はなく、 久々の”お出かけ”に興奮気味で、きっちり5時半の目覚め、7時30分に車は出発の手際よさ!。

 

「孤蓬庵(こほうあん)」

    臨済宗 大徳寺派   滋賀県指定名勝

    長浜市植野町135  0749-74-2116

    本堂内拝観料¥300  駐車30台 無料

 少し時期が早いのか、紅葉はいまいちで、せっかくの「ドウダンツツジ」の深紅は見ることができなかった。

この寺は小室城主の菩提寺として、1652年に建てられ、1709年に当地に移された。 同名の京都大徳寺塔頭に対し「近江孤蓬庵」と呼ばれている。 (市教育委員会による=一部編集)

 

ここからは拝観料が必要。 寺の人も誰も居ないなか、拝観料¥300を箱に投入し入らせていただいた。

 

本堂の外に出る。

 午前10時と少し朝早いせいか、境内で出会ったのは、寺の関係者らしき人ひとりのみであった。 紅葉が本格化すればもっと増えるであろうが、今はこんなものと自らを慰めるのであった。

 この後、「石道寺」に向かう。

                         << 続 >>


1408 庭の花(27-26)

2015-11-15 08:00:00 | 我が庭の花

 秋もめっきり深まり、寒さを感じる日があるようになってきました。

我が家の庭の花、今は少なくなり、寂しい状態ですが、正月用のありきたりの花で何とか明るくしようとはしてますが、やっぱり秋はさみしいですねー!。

 

「シクラメン」

 冬季の庭には欠かせない花ですが、最近は花屋の店頭ではあまり多くを展示しなくなりました。 育てにくいため利益が出ないからなのでしょうか?。 それに代わって最近の店頭に大きく出回ってきたのが、次の花です。

No016

花の写真の右下のNoは今年の正月以来我が家の庭で咲いた花の順番です。 (以下同)

 

「ガーデンシクラメン」   ”新種”登録 第1222号

 「シクラメン」とどこがちがうの?と聞かれても、花と葉が小さい以外には見た目の違いが全くないので、従来は私の「花写真館」ではひとつにしていましたが、 「ガーデンシクラメン」という名前で流通していることを友から聞きこのたび目出度く独立させて”新種”扱いとしました。

 前に花の数は”百万種ある”と言ったので、「花写真館」の1222種は、僅かに0.12%にしか過ぎない、増えた増えたと喜んでいるが、それはゴミでしかないといわれそうなので、増やそうとしてるように見えるでしょうねー!。 これまたはかない収集癖でしかないのかも?。

No156

以上は最近購入したもの。 

 

「ミヤコワスレ(都忘れ)」

 狂い咲きが今年は何故か多いように思います。 主が狂っているからでしょうか?。

No065

 

「サザンカ(山茶花)」

 今年もたくさんの蕾が付き、数日前から咲き始めました。 純白の花はいつ見ても癒されます。 首からぽとんと落ちる「ツバキ」と違って、花びらがひらひらと落ちて地面を白くすることにも風情を感じます。

No157

 

「ベゴニア」

 長い間、庭の片隅で色を添えてくれます。 

No159

 

「ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)」

「イヌツゲ」の生垣の根元に2~3株うえたものが、生垣のある部分全体に広まり、尚且つひろげようと、そこから垂れ下がるなど大繁殖しています。 あまり”はびこる”と刈り取られることを教えてやらないと・・・。

No080

 

「シャコバサボテン」

 やっと一輪が開き始めました。

No160

 

「ランタナ」

No149

 

 寂しい庭も、「シクラメン」と「ビオラ」でかろうじて持ってるようです。 花市場などに行き、正月用の花を求めねばとは思っているのですが・・・・!。

 

 

 


1407 長椅子-2(木工作品No2703,4)

2015-11-13 08:00:00 | 木工細工

  当ブログNo1403(2015.10.31公開)にて、 ”下の写真は長椅子としては完成しているのですが、ユニークな作成依頼者(中学時代からの親友)はこれに、2種類(3点)の部品をつけて欲しいというが、それは一体何でしょうか?” という問題を出しました。

  電話にて、二人から反応はありましたが、残念ながら正解は出ませんでした。 誰もが考えそうなことと思いましたが、ちょっとユニーク過ぎ(?)て、難しかったのかも知れませんねー!。 

 

 

 正しい答えのひとつは、地面に付く部分が丸くなっており、左右に”ぎったんばったん”するというものでした。椅子の前後に2点付きます。

 

 

 それから、もう1点の正解は「背もたれの部分に好みの絵柄の板が付く」でした。 どんな絵柄との答えは無くとも正解にしようとは思ってましたが・・・・。

 依頼者の好みに従って、上下の写真のような二種類の”板”を作りましたが、今はクランプでの仮取り付けになってますが、簡単に木ねじで付けることができます。 好みで前面に付けることも可能です。

正解でなくとも、コメント欄への書き込みがあれば、書き込みお礼の意味で”粗品”を差し上げようと思ってましたが、見事に外れました。 ・・・かといって”ブログスタッフへのアッピール”など、読者増加対策もしてませんがね!。

 

正解のひとに差し上げる積りで「花瓶、植木鉢カバー」を下記3点作りましたが、”当たらぬ狸の皮算用” になってしまいました。 ( 木工作品No2704-a,b,c=入る花瓶や鉢などの底部最大径は125mmです)

 

 なお、その後、最後のは希望者があったので、差し上げることになりましたが、あと2点は出来が悪いですが、欲しいかたには差し上げます。(早い者が勝ち)

 

 

 

 

 


1406 イタリアンパセリ

2015-11-11 08:00:00 | 我が庭の花

  探し物のために引出しの中を引っかき回していたら、見慣れないものが出てきた。 よく見ると「イタリアンパセリ」とあった。 いつ何の目的で買ったのか、全く記憶が無いし、不断開ける用のない引き出しだから、十年以上前から入っていたものと思われる。

  袋の表には、キッチンガーデニングとあり、サントリーが売ったもののようだ。中を開けてみると、小さい鉢と、固形化した培養土と種が20粒ほどと、ご丁寧に立札まで入っていた。 保管状態が良いと言える状態ではないが、 植えて見ることとした。 

 

 直径35mm深さ20mmのプラスチック製の鉢に水を半分ほど入れて、 固形化してある培養土(直径21mm、厚さ4mm)を入れると、水を吸ってふくらみ、たちまち崩壊した。 つまようじでほぐして見ると、培養土は鉢の半分強となった。

 

  種は縞模様がついており、長楕円形で幅1mm、長さ約3mmと小さいが、鉢も小さいので、 ピンセットで傷がつかないよう、大きそうなのを、そっとつまんで5個を選んだ。

 

 その種を鉢に蒔いて(?)・・・・         (2015.11.10  09.00)

 

 種が小さいから、種が見えなくなる程度に埋めて、立札を立てたら本日の作業は終了。 低温には強くないようだから、屋外では無理だが、キッチンに置くのなら、また、テストの意味もあり、今の時期(11月初旬)に植えてもよかろうとの判断だ。

 

 後は日の当たる暖かい所に置いて、水を切らさないように気を付けながら、芽が出るのを待つばかりである。 種を見る限り常識的には異常はないが、長年放置していたものだから、芽が出なくとも文句を言うことは出来ない。

 ブログのネタ切れでもあるし、「花写真鑑」に対しては”新種”として登録出来るので、芽が出たら、観察記録でページを飾れたらと思う。 その意味では、是が非でも芽が出てもらいたいと、祈る思いである。 

 

 

 


1404 カメラの更新

2015-11-03 08:00:00 | カメラ写真

  私は主な場面で使うカメラとして、ニコンのD90一眼デジタルカメラを使っていますが、 最近になり故障が発生しはじめたので、買い替えを検討していましたが、ようやく切り替えを実施したので、その顛末を記録しておきたいと思います。

  2008年3月にブログをはじめたのですが、文章には全く自信がないので、写真で何とか形をつくろうとしたところ、やってみると、当時使用していたバカチョン(コンパクトデジタルカメラ)では思うようにブログが作れない、それをカバーする文才も無いことから、 せめてカメラのレベルを上げてブログの質の向上を図ろうとしました。 

  一眼デジタルなんて触ったことがなかったので、 その導入期ということで最も簡易なマシンとして、 最適と感じたのが、ニコンD40Xであり、 カメラのキタムラで、ほとんど衝動買い同様で買ったのですが、それが大失敗、Xが付いてるのは、簡易であるが故に、交換レンズに制約があり、その先への大きな進展が望めない機種でありました。

  よく調べもせず、店頭で見て、店員の売るがための説明だけを聞いて、即日買ったのが間違いでした。 当時のニコンが出す一眼デジの最低の機種D40を更に簡易にしたものですから、今思えば馬鹿馬鹿しい買い物をしたものですが、当時は初めて一眼デジを持つうれしさに、浮かれて見誤ったのでした。

  悩んだ挙句に結局、5ヶ月使用しただけで、半値八掛けで売却したのでした。そして、2008年9月19日新発売(予定)のニコンD90を注文したのでした。 当時ビッグカメラやキタムラでは13万円台でしたが、大枚をはたく以上、少しでも安くしようと、2万円安の富士カメラと言うネット販売専門の店に、少々の危険覚悟で発注し、発売日の翌日から使い始めたのでありました。

 その勇姿は下の写真です。

  今の電子機器はなんでもそうですが、持てる機能の一部しか使い切れていませんが、 それでもこのカメラは私にはぴったり肌になじみ、私と常に行動し、海外にも同行し、幾多のブログに写真を提供してくれました。 道に落下させたり、雨に濡れたり、除湿箱に入れることもなく、乱暴な使用や下手な撮影に耐えてくれました。

 このマシン発売当時には、シャッターの寿命試験を15万回やったとありました。 私は現役時代品質保証部にいて、寿命試験をやってた経験から、それが嘘でなければ結構持つ、そこまでは使わないであろうと思ったものでした。 このカメラはシャッターを押す毎に4桁の数字でカウンとしファイル名(写真の名前)を付けてくれます。

  しかし、実際に撮りはじめると、4桁では直に0001に戻るために、パソコンに取り込む際に5桁に変換するように変えましたが、それでも、10万枚撮ると1に戻ってしまうので、撮った写真のカメラの記号として付けていたファイル名の先頭文字”D"を”E"に変えて使ってきました。 

  そして今は”E35000”を越えており、このD90では実に135、000枚を超えて撮影してきたことになります。 この間7年余りですから、単純平均では月1600枚余り、毎日50枚以上撮ってきたことになります。 そのためか、一月ほど前から、アクセスランプの常時点滅など、故障らしき現象が見られるようになってきました。

  寿命試験の15万回までにはまだ少し間がありますが、ぼつぼつ終末期と考えて、 代替え機を探し初めました。 プロ用など上にはいくつもの機種がならんでいますが、前回D80(下位の最上位機種)の上で憧れのD300(フルサイズ機=上位機)に近い機種としてD90が作られたので飛びついたのでしたが、現時点ではD90に勝る機種は見当たらない(現在の下位グループ内の最上位機種)のです。

  勿論、他のメーカーにすれば、あるやも知れないが、大量に購入済のレンズが全て使えず、新たに買わねばならないから、そんなことは出来ない相談です。 また、現用機で不満は殆ど無く、 出来ることなら、本体を軽くしたい、それに欲を言えばバリアブルモニターであること位しか望みがないのです。

 ニコンの上位機と下位機ではセンサーサイズが異なることから、レンズのマウント寸法も異なり、D90はAPS-Cサイズであり、私が持つレンズは全てこの規格ですから、上位機(フルサイズ)にはセット出来ないので、手持ちの全レンズを買い替えない限り、上位に進むことは困難なのです。(この状態を”帯に短し、襷に短し”と称していました)

 

 現用機に対しグレードアップにならないが、使い勝手がよくなり価格が適切などを前提として機種をあたれば、只今売り出し中のD5300かD5500しか見当たらない。 現用のD90がカメラ本体のみで850gr、これに対しD5300が530gr、D5500が470grとなっており、持ってみるとかなり軽い。 両者ともにバリアングルモニターです。

 この二機種の価格差は3万円、単純な比較では重量差は60grにしかならないから悩むところです。 他の仕様を細かく見ると、5500はタッチパネル方式であり、外形寸法も1mmほど小さい等、ほんのちょっぴりよくなっているのみ。  最後の決め手は、重いものが持てなくなった体でも、 長時間首にぶら下げられる「重量差」でありました。

  実際に本体のみを持って見ると、60gr差ははっきりと感じ取れるので、「60grを3万円で買う」ことに決めたのでありました。 買い替えでグレ-ドアップにならないのは、気分のよいものではないですが、 上位機種は雲の上にしかないのだから、それに、下位の最上位には違いないのだからと自身に言い聞かせたのでありました。

   ”価格.com”などで価格の動きをチェックしていた所、ある日一気に5千円下がったので、即購入を入れたのでした。 ビックカメラにて税込み84千円余り(ポイント10%)でした。 なお、この日の最安値は富士カメラ等の70千円でありましたが、ポイント活用(前後の買い物を含む)で殆ど差無く買うことが出来ました。

そして、先日到着した「D5500」機。

  下はレンズを取り外した状態です。 

    バリアングルモニターです。 なお、タッチパネル方式はスマホではほとんど有効には使っていませんが、カメラ上では結構使えそうな気がしております。

 例えば、ライブビュー状態で撮るときに、ピントを合わせたい画面上の位置に指を当てれば、その位置にピントが合い、指を離せばシャッターが切れる、失敗なら直ちに何度でもやり直せる・・・など。

  カメラ本体ケースが軽量化のためか、かなり薄くなっているので、落下は重大事故になる予感がします。 見た目の重量感が無いのは見ないようにすることで使ってゆきたい。 ファイル名(写真のナンバー)は”F00001.jpg”から開始しました。 

 カメラが軽くなったことで、重い万能標準(マクロ・望遠)レンズを外して、単焦点のレンズにすれば、非常に軽くなり首の負担はがぜん小さく、毎日の散歩にも持ち出せるほどの軽快感に惚れ込みそうです。(ファインダー付ミラーレス機との差が大きく減少)

  古女房ともいえる「D90]は、お役御免となるかと言えば、”世間はそんなに甘くない”。ばっちり修理の上、老後も二番機として働いてもらう積りです。 (ファイル名は ”E・・・・・” を継続)

                            おしまい