2013.04.08(月)、今日はお釈迦様の日、昨年同日に京都知恩院に参って、偶然”甘茶”を御馳走になったのが非常に嬉しかったのか、夢よもう一度と出掛けたが、今時金にならない事をする寺は少ないのか、諦めて神社でもよしとして、予定表の通りに進むことにしている。
「御香宮神社」 (ごこうのみやじんじゃ、ごこんさん)
京都市伏見区御香宮門前町
拝観境内自由 社務所石庭¥200 駐車無料(拝観の場合に限る)
神社としては珍しく、鳥居の前に立派な「表門」がある。
初めは「御諸神社」と称した。創建の由緒は不詳であるが、貞観4年(862年)に社殿を修造した記録がある。伝承によると、この年、境内より良い香りの水が湧き出し、その水を飲むと病が治ったので、時の清和天皇から「御香宮」の名を賜ったというが、実際には菟芸泥赴によれば、「筑前国糟谷郡の香椎宮から神功皇后を勧請し、神功皇后御廟香椎宮を略し、御香の宮と申す「とあり筑紫の香椎宮をこの地に分霊し勧請した説の方が有力である。この湧き出た水は「御香水」として名水百選に選定されている。全国にある「香」の名前のつく神社は、古来、筑紫の香椎宮との関連性が強く神功皇后を祭神とする当社は最も顕著な例である。
豊臣秀吉は、伏見城築城の際に当社を城内に移し、鬼門の守護神とした(現在でも古御香宮として残っており、また伏見宮貞成親王に関係が深かったこともあり、境内は陵墓参考地として指定されている)。
後に徳川家康によって元の位置に戻され、本殿が造営された。表門は伏見城の大手門を移築したものとされている。
明治元年(1868年)に起こった鳥羽・伏見の戦いでは伏見町内における官軍(薩摩藩)の本営となったが、本殿等は無事であった。
「割り拝殿」
神徳”安産”を示す石標
名水「御香水}
「本殿」
赤い花は「キクモモ」。
「花写真館」 http://mokunen.c.ooco.jp/h-p-syuu/22ki/kikumomo.html
この後御一行様は、「月桂冠大倉記念館」に向ったが、記事は後日掲載とする。