2013.03.23(土)、例年の通り癌封じの寺にお礼(?)参りに来たついでに、奈良県の北西部、京都府と大阪府の県境近くを廻って、古寺を訪ねている。
「長弓寺」「宝山寺」を参拝した後は、一旦東方に走り、奈良市に入った。
「霊山寺」 (りょうぜんじ)または(れいさんじ)
真言宗 登美山(とみさん)
奈良市中町3879
拝観料¥500. 駐車無料
奈良市の西郊、富雄地区にあり、富雄川の支流湯屋川をはさんで南北両側の丘陵上に鎌倉時代建立の本堂(国宝)、三重塔(重文)などの建物が建つ。これら古建築とともに、全面金箔貼りの黄金殿、バラ園、温泉、ゴルフ練習場、大霊園などの設備を有する異色の寺院である。
伝承によれば、小野妹子の子である小野富人は、壬申の乱(672年)に加担したかどで右大臣の地位を辞し、今の霊山寺境内にあたる登美山に閑居して登美仙人あるいは鼻高仙人(びこうせんにん)と称したという。鼻高仙人となった小野富人は、登美山に薬師如来を祀り、病人を癒すために薬草を栽培し薬湯を設けた。これは、彼が熊野本宮大社に参篭した際に出現した薬師如来(熊野速玉大神の本地仏)のお告げにしたがったものであった。
咲いてた黄色い花は「トサミズキ」。
「本堂」(国宝)
「シダレザクラ」
シダレザクラ」の右は「梵鐘」
「ツバキ」
「ヒイラギナンテン」
立派な「バラ園」であるが、漸く芽が出始めたばかり・・・・。
この後は、「東明寺」に向ったが、それは次回に公開としたい。