2013.03.21(木)、なばなの里の温室(ベゴニア館)に、カメラ、マクロレンズ、リングフラッシュ、に三脚まで持ち込み、じっくり腰を据えての、咲いてる花をひとつも残さずに撮影をと意気込んでいる。
温室内は回りがガラスで明るいから”逆光”になり易いのである。普通はその場合、露出を幾分増やすことで」解消出来ることもあるが、そうすると背景が明る過ぎて不都合な場合がある。そんな時に有効なのがフラッシュ(又はスピードライト)を光らすことである。
しかし、マクロ(近接)撮影の場合は光がきちんと主役の花に当たらないし”てかる”原因にもなりやすいので、私は「リングフラッシュ」と言って、レンズの周りから光を発するフラッシュがあるので、これを使っているのだ。
レンズの周りから、完全に均等に光が発せられると影のない写真、つまり”立体感”のない写真になってしまう事があるが、それは左右のライトの明るさを調節出来るようになっているので、おおむね避ける事が出来る。
「サンブリテニア」 ゴマノハグサ科
「セントポーレア」 イワタバコ科
「ジャガランダ」
「コエビソウ」 別名:「ベロベロネ」 キツネノマゴ科
「テコマ」 ノウゼンカズラ科
「ベンケイガズラ」 クマツヅラ科
「シンニンギア」 別名:「断崖の女王」
この半は、私の「花図鑑」での名前を「イワタバコ」としているが誤りのようである。
「グロキシア」 イワタバコ科
「ジャスティキア」 キツネノマゴ科
「メディニラマグニカ」 ノボタン科
「レイウシア」
この花は我が家の庭でも咲くので珍しい花ではないが、今まで花がピンク色しか見た事がなかったので、見慣れない花のひとつに加えた次第。
今日は花の種類が多い上に、人通りが少ないので、三脚を構えてじっくりファインダーとディスプレー(撮った写真の表示)に時間が掛けられたので、一味違った写真も中には見る事が出来て、大満足な一日であった。
多くのカメラマンは、一枚の写真に拘り、時間を掛けて良い写真を撮ろうと努力するから、質の向上が図られるが、私の場合は”数”を撮ることに終始してるので、いつまで経っても素人の域を出る事が出来ないでいる。
そんな私でも、文明の利器を使えば、多少は向上する事が確認できたので、持つ重さの制約はあるものの、以降は出来る限り”リングフラッシュ”を持って出る決意を新たにした。(カメラ+レンズ=1.6kg、リングフラッシュ:0.8kg、三脚1.0kg)
その為にと改良した”カメラキャリヤー”を、少し格好が悪い事を我慢すれば、今日の実用テストの結果も悪く無かったので、実用に踏み切ることにした。(キャリヤー込みの総重量=8.5kg、それに弁当と水筒が加わることもある)
以上でなばなの里からの「花ずくし」は完結とする。