マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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6年ぶりにつくって食べる団らんのたこ焼き

2022年07月10日 08時34分44秒 | だんらん
晩飯に登場したタコ焼き器。

大阪など関西の人はみなお家にあるというたこ焼き。

生まれも育ちも大阪・住之江。

今にも倒れそうな木造民家に住んでいた。

台風がくるとわかったら、長い板は窓を保護に斜め打ち。

暴風を防ぐ手当は毎年のことだった。

父親がおらんから設営は主に私の役目。

そんなきしゃな我が家でもたこ焼き器はあった。

ガスに直接つないで焼くタイプだったように思える。

やがて引っ越して奈良に建てた新築の家にも整えていたたこ焼き器。

子どもたちと一緒に焼いて食べていた。

つい先日のこと。

介護・療養の関係で我が家に滞在している94歳のおふくろが云った。

「たこ焼きを食べたい」。

久しぶりの登場に蔵から出してきたたこ焼き器。

直近の利用日は、平成26年5月4日。

次男の友達は台湾から来た2人

奈良見物したいと願ってやってきた2人に観光案内。

その晩の食事は我が家で食べるたこ焼き。

とても美味しいと味わってくれた日本の食文化。

記憶に残ったことだろう。

さて、たこ焼きである。

長年の経験からいえば初めに焼くたこ焼きは上手くできない。

味はともかく形がたこ焼きになりにくい。

2回目の焼きになってようやく馴染んでくれるたこ焼き器。

油を挽く関係でそうなる。

初回は油慣れのしていないタコ焼き器。

2回目の焼きで馴染むたこ焼き器である。

今回もその通りになったけど美味しかったというおふくろとかーさん。

2人ともたこ焼きソースはかけずに食べたそうだ。

スーパーサンデイで買ってきたたこ焼きの粉には味が含まれているということのようだ。

その点が昔と違う。

風呂からあがってから食卓についた。



すでに焼いていたたこ焼きは不揃い。

丸っこくて奇麗な形は数個。

他はほとんどが崩れかけ。

横から見ればその差がわからなくなるのが面白い。



具材はとびきり美味しかった外国産の蛸。

業務スーパーで売っていた3割引きでも十分に美味しいと家人は言う。



具材は蛸の他に紅しょうが、天かす、刻みネギ。

皿に盛ったたこ焼き一つをパクリ。



ソースをつけなくとも確かに美味しい。

そのままでもいいのだが、私はソース派。

醤油をかけるとタレントの誰かが云ったらしいが、断然にソース。

ウスターソースでなくどろっとしたたこ焼きソース。

かつお節粉をパラパラ落とした次は青のり。



それで十分なんだが、今夜はマヨネーズもたらして食べる。

一口、二口、三口、四口・・・と箸が溜まらない。

合わせて発泡酒もごくごく。

500ml飲み切ったところで完了と思ったら、まだ残っているからと追加の5個。



もう満腹ぷくぷく。

ほんとに“食”が細くなった、と思う。

(R2. 9.21 SB805SH撮影)


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