蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

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厳しい環境下で育った べっぴんさんの木「尾鷲ヒノキ」

2015年10月24日 20時06分15秒 | その他

先週末、東京からデザイナー1名、
コピーライターさん2名が
我が家にこられ二泊三日打合せをしました。
二日目はスタッフの竹村(元林業家で熊野古道のガイド)の
案内で山をご案内させていただきました。
写真は手入れをされた尾鷲ヒノキの山です。






「尾鷲ヒノキ」は、関東大震災の時に尾鷲ヒノキで建てた木だけ倒壊しなかったことから
関東地域では一躍有名になりました。



尾鷲の山は、岩盤なので土地がやせており
「ヒノキ」なら優良な構造材が育つ(ヒノキはやせた土地でも育ちやすい)そうです。
構造材は、身体でいえば骨の部分です。
だから、丈夫な方が良いとされています。
そのため、栄養のある土地で大きく育つよりは、
厳しい土地でゆっくり育った方が、年輪が緻密になります






▲落下したヒノキの種から発芽!

更に、尾鷲では1haに8000本も密植し競争させながら
間引きしながらまっすぐ育てていきます。
どんだけ厳しい環境にするんだろうかっと、
可哀そうに思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
競争で生き抜いたヒノキは油分が多く、
この油分には、フィトンチッドといって
害虫達が避ける成分が入っています。



▲施工後、一年経過した尾鷲ひのき無節の壁板(ピンクから肌色に変わります)


▲一年経過した紀州杉






そして尾鷲といえば「雨」。
なんと!!!
本州では年間降水量が一番



土地が痩せて、密植し、更に台風の通過点、
そのうえ雨量も多い・・・・・
不思議なもので、これだけ厳しい環境下で育った木なのに、
けして険しい表情ではなく、
ピンク色かかった超べっぴんな木に育ちます。


更に厳しい環境下で育ったため香りも強く
私たちを魅了させます。
尾鷲ヒノキは建ててから一年くらいすると
上品な肌色に変わります。
油分が多いと、数年経つと木自体がもっている艶がでてきます。
経年変化も素晴らしい材です。








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