蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

新商品開発?

2008年02月26日 11時01分21秒 | 小川耕太郎
あるところから新商品開発?の依頼があった。
900×110×15の板25kg分をダンボールに詰めてという品物。
アリクイがあっても、節穴があっても、
裏が均角なら表に丸みがあっても良いという。


そんな板を誰が使うのだろうと疑問に感じていたのだが
話を聞いてなるほどと思った。


材木屋の感覚では商品にならないような板が
提案の仕方で商品として流通する。面白いものだ。


しかも、一回の発注が数百ケース。
早速、作ってもらえそうなところに相談に行ってきます。


その他にも木で作る商品企画が目白押し。
「全部出来ます。」と返事しました。
そりゃそうでしょう。やれば良いだけなんだから。


こんな話を製材所に持って言ったら
みんなビックリするだろうな。
みんな材が売れなくて困っているから。


でも、着々と木を使う動きは進んでいます。
まさにポイントは国産材。
今までの常識を打ち破り、材料で終わらず
商品にまで踏み込んだところが生き残る。


材積をあげなければ売り上げが上がらないという常識は、いまや非常識。
カンタンなことで、今までやるのが面倒くさいと思っていたことを
やるだけのことだと思う。