蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

南三陸町歌津「チーム日光」

2011年12月28日 14時33分56秒 | 東日本大震災復興支援活動
 出張続きの小川耕太郎に代わって、スタッフ竹村から報告です。

 今回は小川社の藤井とともに、「チーム日光」さん奮闘の地、南三陸町歌津の平成の森を訪ねました。(12/21~22)



覚悟はしてたものの、さぶかったです。 21日夕刻からは積雪もあり、
地面からも時折吹く風もヒヤーンと・・・・・・

寒さのためか22日朝起きてみると、左肩激痛でまったく腕が上がらず、
結局その日は作業の手伝いもできずに、ただビデオと写真を撮っていました(すみません)。



「チーム日光」さん建築中の竪穴式迎賓館(集会所)の柱や梁の構造材になるヒノキは、
自分んちの山で育った尾鷲ヒノキです。立木の1本1本を、念を入れて(心をこめて)選別した木なので、
柱として再び立ち上がった姿を見て、これはあの尾根筋に生えてたやつかな、
こっちはあっちの谷で1本なりでいたやつだと眺めていました。




10月末に伐採、搬出し、検尺の後にトラックに積込み、日光で皮剥きと大まかな刻みを終えて、やってきた材です。
グリーン材(未乾燥材)なので、いまから縮んだり反ったりしないかも心配ですが、
南三陸町の地で再生の希望を担って役目を果たしてくれればと願っています。

21、22日は、残りの柱の立上げと梁架けの作業でしたが、
仕口のちょっとした寸法具合や狂いで手戻りもある中、
皆が力を合わせ、たんたんと、もくもくと、作業は進んでいきました。
まさに木を組み、人を組み、心を組みあわせている現場でした。

「チーム日光」の皆さん、ほんとうにごくろうさまです。