オットの花粉症が悪化してるんだと思っていたら、風邪だと言う
え~そうなの?と、慌てて風邪に「効きそうな」ホットドリンクを
◆大根◆しょうが
◆ごまの蜂蜜
・薄切りして蜂蜜をたっぷり混ぜる
◆紅茶
・浸してるあいだに紅茶を煎れて、熱々を注ぐ
具をスプーンで潰しながら、紅茶だけを飲んでもらう
即席の気休めかもだけど、少なくとも温まって眠れるだろう
今のアタシは自分のことで一杯一杯なので、気づくのが遅く
だけどこの夜は、ぐうぜん熱々の「筍グラタン」だったから
ちょうど良かった、本当はリンゴだけの予定だったんだけど
GW目前にして、きばな家はボロボロだっ
1ヶ月ぶりに耳鼻科へいったけど、先生の指示を間違って理解していたらしく
「1ヶ月もたってから来ても」と呆れるように、すごく冷たい対応をされた
薬の飲み方も間違っていて(何度か聞いて念を押したんだけどなアタシは)
「僕そんなこと言ったかなぁ」と不満げにしているので、仕方ないから
「申し訳ありません、私のほうが間違ってしまったようで」と謝ったら
機嫌が治ったみたいだけど、相変わらず言ってることは解りずらく
結局どうしていいのか解らない
悪い先生じゃないみたいだけど、アタシとは合わない気がする
2週間分またドッシャリ薬を抱え、憂鬱も何倍にもなって帰ってくる
被害妄想かなぁ~と思いながらも、今までこんな経験ってないせいか
それとも更年期障害の影響なのか、歩きながら哀しくなってきて涙がでる
そういえば松居直美ちゃんが、更年期で苦しんでいたとき
子供の学校へ行ったおりの周りの冷たい対応に、独り号泣したと
昨日のネットニュースで読んだ、こ~いうことだったのかなぁ
アタシも思いっきり泣きたい気分になった
泣いてたってしょうがないやと、スーパーへむかって買い物をして
帰り道、今年になってから開店した、小さな珈琲屋のドアを開ける
ぷ~んと香ばしい好い香り、男の人が1人、一生懸命おおきな機械で焙煎していた
運がよかったらしく、オリジナルブレンドがすぐ買えた
ちょうど予約注文が入って焙煎したばっかりとかで、待ち時間はナシ
カリタ用に100g挽いてもらって、ホカホカまだ温かい袋を受けとる
焙煎時間とか事情とかを聞いて、今度からは買いもの前に注文して
帰りに受け取ることにする、すごく感じのいい人だった
ここは小さな呑み屋さんだったとこ、すごく狭いスペースなんだけど
白を基調とした店内に改装され、白い琺瑯容器に色んな豆が入っていて
小さな作業台の上には、清潔なステンレスのボールや計りなんかが並び
ブレンドしたりするのかな~と、待ってるあいだボンヤリと観察する
きっとまた買いにくるなと思ったから、ポイントカードも作った
作ります、と言ったらやけに嬉しそうにしていたな、そういうものなのか
どうも~と店をでて、クンクン袋からもれる珈琲の香りを嗅ぐ
「焙煎仕立てで香りはいいですが、明日・明後日のほうが味は良いです」
と教えてくれた、へぇ~そうなんだぁ、知らなかったなぁ
急いで飲んでしまわないとダメなんだと思ってた、今日まで
ブレンドも、スペシャル、ミルク、モーニング、ビター、エスプレッソ、アイス
それに春夏秋冬別のブレンドまであり、メキシコアルツーラだのホンジュラスHGとか
モカシダモG4、ケニアAA、デカフェ・コロンビアなんて、聞いたことないものがズラリ
まるで、先日よんだ「リバース」の中に登場する珈琲専門店みたい
気がつけば、すっかり気分は良くなっていた、アタシって単細胞
しかし、道々の買い物で両手は大荷物、おまけに日傘もさしている............
ふうふう言って歩いていたら、目の前、おでん屋の角に爺ちゃん自転車が突っ込む
おいおいと助けにいったら、おでん屋の看板に「自転車ごと」からまってる爺ちゃん
こっちも大荷物で四苦八苦助けてたら、おでん屋のオジサンも出てきて加勢してくれる
「や~や~ありがとうありがとう」と言いながら、ヨロヨロいっちゃった
その後ろ姿を、おでん屋のオジサンと専業主婦ひとり、道端に佇んで見送る
爺ちゃん、もう自転車やめれ
帰宅して、ピーナッツバターで食パンを食べたら
口ん中の水分ぜんぶ持ってかれた
慌てて冷たい牛乳を飲む