未熟なカメラマン さてものひとりごと

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宿場町やかげの“流しびな行列”平成27年3月22日(日)

2015-04-03 23:07:35 | 撮影

使い姫

笠岡湾干拓地の菜の花畑をみたあと、一度帰宅し、午後から宿場町矢掛の“流しびな行列”を見に行ってきました。自宅から20分ほどの距離です。到着したのは午後1時ごろでしたが、観光駐車場はすでにいっぱい。今年は例年に増して盛況のようです。それでもなんとか駐車でき、急いで会場の町並みに向かいました。

すでに行列は始まっていて、通りの西の方から、あの懐かしい「ひなまつり」のBGMとともに一団がやってきました。最初に人力車に乗った女雛さま、そのあとに続く祭司様と淡嶋様のお使い姫と侍女たち、最後に小さな子どもたちが演じる、姫に救われた雛の化身である雛魂(ひなだま)たちの数十人の行列が続きます。



踊りの主役は若い高校生たち

それにしてもなんとカメラマンの多いことでしょう。踊りが披露されるポイントの前には、行列の到着を待って、早くもカメラマンの列が幾重にもできています。行列自体の撮影はそれほど難しくありませんが、うっかり被写体の近くにいると、遠慮なく大勢のカメラマンから、邪魔と注意されます。
撮影の楽しみは、女雛、お使い姫などの配役です。最も重要な被写体でもあるわけですから、今年はどんな人がなっているだろうと興味津津です。踊りの撮影は、困難を極めます。人垣の背後から隙間を狙っての望遠での撮影がやっとでした。踊りには、中学生、高校生も参加していています。
休憩タイムには、踊りの途中には決してみることができない笑顔を、見ることができます。

この催し、近年、全国で始めてと銘打ってはじめられたものですが、江戸時代からつづく町並みにうまく溶け込んで、矢掛では秋の大名行列に続く大きな催しとなっています。
古民家を再生しての宿泊施設や交流施設もオープンしました。それを記念する行事も行われていて、町は大いに盛り上がっています。



カメラマンがすごい
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