未熟なカメラマン さてものひとりごと

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屋島の新しい観光施設・「やしまーる」を訪ねました。香川県高松市屋島

2023-02-20 07:44:04 | 観光名所
訪問日:令和5(2023)年2月5日(日)

久しぶりに、瀬戸大橋を渡り四国を訪ねました。一番の目的は、おいしい讃岐うどんを食べること、そして昨年11月に屋島にオープンした屋島山上交流拠点施設「やしまーる」のパノラマ館に展示されている源平合戦・屋島の戦いに発想を得て描かれた「屋島での夜の夢」を見ることでした。

目的第一のおいしいうどん店は、今回も森田真司さんの「もり家高松本店」です。讃岐うどんの名店は、随分訪ねましたが、私が一番おいしいと思ったのはやはりこのお店です。自宅からの所要時間は、約1時間半でした。ここから屋島を目指します。



茹でた直後の麺が水でさらされすぐに運ばれてくる 少し太めで光沢のある麺がなんとも食欲を注ぐ


駐車場を振り返ってみたところ 向こうに海が見える

屋島寺 四国八十八箇所霊場 第84札所


広い境内 天気は上々でした


柵の上に停まっていたジョウビタキ 近づいても逃げません


本堂 手前の狸の夫婦がおもしろい 屋島寺境内の蓑山大明神・屋島太三郎狸(やしまたさぶろうたぬき)


四天門

やしまーる/Yashimaru 屋島山上交流拠点施設


れいがん茶屋 令和3年10月にリニューアルオープン 中は満席でした


眺望は抜群 ぼうやが印象的 向こうにサンポール高松が見える


やしまーるの空中回廊から見る穏やかな瀬戸内海


最高の天気でした


このカーテンが入り口 13:00~14:00はメンテナンス


ガラスのイスがユニーク


中広場 カップルのための撮影場所


新屋島水族館周辺


時間つぶしにもう少し先まで歩いてみました

屋島の駐車場までは35分ほどでした。駐車場は。日曜日ということもあって満車状態。お馴染みの四国八十八霊場第84番札所「屋島寺(やしまじ)」を抜けたところに「やしまーる」はあります。時刻は13時過ぎでしたが、早速、受付を訪ねると、13時~14時はメンテナンス時間となっており、鑑賞はできないとのこと。
しかたなく14時で予約し、CAFÉで休憩ののち、周辺を散策したりして時間をつぶし、いよいよ対面です。
係の方の案内で、まず前室(暗室)に通されナレーションの中、3分間、目を閉じリセットします。次にいよいよパノラマ展示とご対面。デッキ部分が観覧スペースで、眼下に縦5m、横40mの絵がぐるりと取り囲んでいます。朝から夜と移り変わる屋島の戦いが見事に描かれています。ナレーションや音響効果で臨場感がありました。一番手前には、実物の破損した難破船を思わせるようなや板材、そして砂浜、石などが置かれ、だまし絵のように融合し、境の判別がつきません。
時間は、たったの20分間、拝観料は1000円でしたが、同時刻の観覧者は、私を含めたったの2名でした。空中回廊の一番高いところにある展望スペースからの眺望はとにかく見事でした。この「やしまーる」ができたことで屋島のイメージが随分変わったようです。



空中回廊


空中回廊 アップ


中庭から


別角度から


別角度から


中庭から見たところ

特別名勝 栗林公園 ミシュラン三ツ星 香川県高松市栗林町

これで、本日の目的は達成しましたが、せっかくなので、栗林公園の梅林によって帰ることにしました。さすがに見ごろはまだまだ先で、全体としては2分咲程度、しかし中には満開となっている木々も何本かありました。とても良い香りがして思わず深呼吸をしてしまいます。落葉樹の大きな木の枝にとまっているコゲラやモズがとてもよく観察できます。


北門駐車場から入園


南梅林 全体の見ごろはもう少し先のようでした


花弁が2色の珍しい品種


シジュウカラを見つけました


こちらはコゲラ


咲いていたのはピンク系の梅ばかり


まーるい花弁がかわいい


春を感じます


カモも羽を休めていました


掬月亭前の池 まさに大名庭園といった風情が感じられます


水深は低いようです。コイがきれいに見えます

このあといつものように、掬月亭でお菓子と抹茶をいただきました。
同席の人たちはすべて外国の人たちでした。いただいたあと奥座敷・掬月の間から大名気分で南湖を遊覧する小舟を眺め、しばし休憩。あの太鼓橋が架け替え工事中で全体を撮影できなかったのが残念でした。ぐるりと園内を散策したのち公園をあとにしました。時刻は16時過ぎ、どうやら明るいうちに自宅に帰れそうです。



抹茶をいただきました お菓子が売り切れたため代役の”灸まん”登場 通常700円が500円でした


きれいに掃き清められたお庭


めずらしい形の手水鉢


南湖 和船が客を乗せてゆっくり進んでいます


開放的な掬月の間 大名気分を味わえます


後方に紫雲山 


楓岸から掬月亭を見る


残念ながら、たいこ橋は架け替え工事中でした 


モズが見送ってくれました

最後までご覧いただきありがとうございました。
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上田宗箇流井原 合同の初釜が開催されました。

2023-02-19 11:47:23 | 茶道
開催日:令和5(2023)年1月22日

立春を前に、寒さの中にも春の気配を感じさせる、令和5年1月22日、井原市高屋町の華鴒大塚美術館別館緑樹園で、合同初釜が、10時、11時の二席に分かれて開催されました。総勢二十名の参加でした。
一席目はいばら文化教室、社中の皆さんが客に、井原遠鐘クラブが水屋を。二席目は主客交代でいたしました。まず、美術館の原点となる華鴒の間(洋室)で、白湯が出されて喉を潤しながら、華やいだ気分で互いに新年の挨拶を交わしたあと、レトロなガラス戸越しに日本庭園を眺めながら織部床の茶室に移動しました。



竹一重切花入に結び柳と桃太郎椿


遠鐘クラブの席




大福茶 中に梅干しと山椒の粉を付けた栗豆が入っている 

お点前は、遠鐘クラブと文化教室の両方に席を置いている私が、遠鐘クラブの側で先生から命じられ、未熟ながら一所懸命努めさせていただきました。お茶会が初めてという方も数名おられ緊張した面持ちで臨んでおられました。主菓子はいつも変わらぬ富久味庵製の「千代の糸」です。
織部床には、藤井誡堂筆「青松多寿色」の書が掛かり、竹一重切花入には前日から準備された先生渾身の結び柳と桃太郎椿が見事に調和し、席の雰囲気はピリッとしつつも次第に和やかなものに変わっていきました。亭主は二席とも先生がお勤めになりました。
水指は人間国宝・金重陶陽の備前焼で、扱いにとても緊張しました。皆さん、梅干しと山椒の粉を付けた黒豆でいただく大福茶を楽しくいただいておられました。大福茶のあとは、点て出しで薄茶が振る舞われました。
干菓子は、鶴亀の杉の羽子板風銘々皿で出され、めでたさに話しが盛り上がります。
11時からの二席目は、主客交代で遠鐘クラブの席でした。実に三年ぶりの初釜となりました。世話人代表、顧問をはじめ遠く岡山市内在住のご夫妻も駆け付けられ、久しぶりの再会に話しがはずみました。今年も無病息災で茶の湯が楽しめますようにと念じ、一同晴れやかな気分で会場をあとにしました。







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