未熟なカメラマン さてものひとりごと

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岡山県の桜の名所を訪ねて 曹源寺の枝垂れ桜 平成30年3月26日(月)

2018-03-28 21:51:21 | 桜の名所

曹源寺の正門


境内に差し込む朝日

久しぶりに曹源寺の枝垂れ桜を見たくなり岡山市内まで出かけることにしました。自宅を5時半過ぎに出発。寺院には7時前に着きました。駐車場がいっぱいかも、と危惧していましたが、止まっていたのはたったの2台。これには正直、拍子抜けしました。
ソメイヨシノが咲きかけのころに、すでに満開と、県内では早い開花で知られています。正門から入るとまっすぐ山門に続く石畳、朝日が差し込み青々としたコケに木立の陰影が映りこみます。



巨大な三門が迎える

市内の雑踏からすぐのところにこのような静寂な空間があるというのがまるで嘘のようです。耳を澄ますと、聞こえるのは小鳥のさえずりだけ。さらに進むと、朝の勤行でしょうか、読経がこだまのように聞こえてきます。この寺院は、岡山藩主池田剛政が元禄11(1698)年に創建した西日本屈指の臨済宗の寺院として知られています。現在、寺院にいる修行僧のほとんどが原田老師を慕ってやってきた外国人修行僧です。



静かな境内


庭園に続く石畳

掃き清められた、砂地に箒のあとがいく筋も入っています。これだけきれいに管理されていると、うっかり足跡を残さないようにと、歩き方も慎重になってきます。
そしていよいよ庭園です。「どうか咲いていますように」と、祈るような気持ちで露地を入っていきます。
そして、池泉回遊式庭園の心字池の向こうに、満開の枝垂れ桜。あれ、どうしたことでしょう。大きな二本の内、左側の木は、まさに満開でしたが、右側の一本がほとんど花を付けていません。



心字池に映り込む枝垂れ桜


見事な枝垂れ


内側から池を望む

早島から来たというカメラマンも、こういう状態は初めてと言っていました。近くで確認すると枯れてはいないようですが、早や若葉が出始めている枝もあります。樹齢はわかりませんが、かなりの老木に違いありません。何とか樹勢が回復することを祈るばかりです。



枝垂れのアップ




愛らしい花弁

庭園内には私も含めてたったの3人、撮影にはありがたいのですが、ともするとこの枝垂桜が忘れられてしまったようで寂しい感じもなくはありません。
昨年訪ねたときは、ほとんどつぼみで、咲いていたのはほんの数枝のみでした。それに比べると、今回はまだマシのような気もするのですが、何とも複雑な気持ちです。



苔が美しい


岡山県を代表する枝垂れ

桜を鑑賞した後、久しぶりに三重塔を見て帰ろうと思いました。この道でよかったかなと、半信半疑で荒れ気味の山道を進みます。
息を切らしながら登るとやっと頂上近くに塔が見えてきました。周囲には金網のフェンスがしっかり張られ、どっちかというと殺風景な景観です。さすがにここまで来る人は少ないように思いますが、振り返ると、なかなかの眺望ではありませんか。眼下に岡山の市街が広がっています。



眼下に市街が広がる


山頂付近の三重塔


静かな境内


修行僧が一斉に行う朝の清掃

帰りに、境内で掃除をする日本人らしき修行僧を発見。ほとんどが外国人の修行僧と聞いていたので、「おはようございます」と声を掛けられ、どこかほっとする自分がいました。
このあと、せっかく岡山まで来たのだからと、後楽園に寄って帰ることにしました。



後楽園のタンチョウ


静かな朝の園内


さわやかな青空


唯心山から望む沢の池


咲き始めのソメイヨシノ


存在感のあるソメイヨシノの老木


桜林 見ごろはもう少し先


池のコイ


生垣の花 山茶花でしょうか?


こちらはツバキ


早朝から前撮りするカップル
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笠岡ベイファーム 3,000万本の菜の花畑 (岡山県笠岡市) 平成30年3月18日(日)

2018-03-19 21:38:46 | 花の名所

第2駐車場横、1haの菜の花畑 満開見ごろでした。

笠岡ベイファームの菜の花が咲いているという情報を得て、早速出かけてきました。曇り空でしたが、時折陽が射すという、まずまずのお天気でした。
いつもながら、道の駅を目指して、車を進めるものの、広大な干拓地に菜の花らしきものはどこにも見えてきません。
交差点でベイファーム方面に向きを変えたところで、やっと視界に黄色の菜の花が見えてきました。道の駅とは少し離れていますが、ここは第2臨時駐車場横の1haの菜の花畑です。


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それでも広い菜の花畑

メインの菜の花畑(5ha)は、予定より3週間も生育が遅れているようです。咲きそろえば、フラットな菜の花畑に3,000万本の菜の花を見ることができます。傾斜地や、段々畑に植えられた菜の花畑に比べると、少々趣に欠けるところはありますが、その濃密で、黄色一色の菜の花畑は圧巻というしかなく、きっと誰しも感動することでしょう。

当日は日曜日ということもあって、大勢の家族連れやカップルで賑わっていました。
なぜか、大きな2羽のインコを見せている人がいて、そこには人だかりができていました



やっぱりファミリーが多いですね





鮮やかな色をした2羽のインコ 何という種類でしょう。


アップしてみました


たくさんのミツバチがいました

この臨時第2駐車場横の菜の花畑は、ちょうど見ごろでした。耳を澄ませるとミツバチの「ブーン」という羽音が聞こえ、かえってあたりの静けさが感じた気がします。
写真を撮るため座り込むと、そこは別世界。菜の花の青臭い独特の匂い、と土の匂い、どことなく懐かしく、子どもの頃に戻ったような気分になります。
ゴールデンレトリバーと一緒に菜の花畑に入り、写真をとる女性カメラマンがいました。いわれたとおり、じっとしてポーズをとる賢いワンちゃんをとてもいじらしく思いました。



ワンちゃんを撮る女性カメラマン


とても賢いワンちゃんです

3月21日(水・祝日)には、「菜の花Festival2018」が開催されます。毎回、1万人以上の観光客が訪れる笠岡の春を告げる一大イベントですが、今年は天気が悪そうで、残念です。

2月から4月まで、菜の花の期間中の来場者数は15人以上とか。
メインの花畑が見ごろのころには、鯉のぼりもあがることでしょう。そして、5月には「ポピーFestival 5/20予」、夏には「ひまわりFestival 8/5」,秋には「コスモスFestival 10/中」とこれからも、四季折々の花が楽しめる笠岡ベイファームに目がはなせません。


(リンク)
笠岡ベイファーム 
笠岡市観光連盟 
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早春の松江を訪ねて 平成30年3月12日(月)島根県松江市

2018-03-15 22:02:48 | 城郭
昨年、美保の関(島根県松江市)を訪ねたとき、どうしても行きたかった海鮮丼の人気店が休業日で残念だったことを思い出し、再度、挑戦することにしました。
岡山自動車道、賀陽ICから高速に乗り米子ICで一般道に下りてさらに1時間、やっと目的地に到着しました。途中、皆生温泉で日帰り入浴もいいかなと思いましたが、お店の営業時間のこともあり、ゆっくりもしておれません。

県北方面、ずっと雪を心配し出かけるのを控えていましたが、さすがに3月半ばともなるとまったくその心配はありません。しかし蒜山SAで望む大山の南壁はまだ雪景色でとても美しく感じました。



蒜山サービスエリアから望む、荒々しい大山南壁

さて、お店の名前は「まつや」といいます。ちょうど12時頃でしたが、やはり人気店。お店には予想通り行列ができていました。30分ほど待って店内へ。注文したのは、「まつや定食」です。すごい、その種類と量には、びっくりです。今年は、もうだめかと思っていた松葉ガニを食べることができて何ともうれしい限りです。



海沿いにある人気店、まつや


人気メニュー「まつや定食」これに刺身の盛り合わせが付きます 果たして完食できるのか

せっかく、松江にきたのに、このまま帰るのはもったいないと、国宝になった松江城を見て帰ることにしました。美保の関からのその距離、約20km。近くまで来ても、お城の隣の駐車場の入り口が、なかなかわかりませんでした。結局、お城の廻りを一周してなんとか入ることができました。青空が広がり、絶好の撮影日和だったのですが、天守閣周辺では大々的に修繕工事が行われており、被写体としては残念というしかありません。以前には天守閣に通じる歩道沿いに植込みがあったのですが、完全に取り除かれていました。



三ノ門跡


国宝松江城、桜が咲いていればもっとよかったのですが、青い空があっただけでもありがたいですね。
1611年築城、築城主・堀尾忠晴 天守の平面規模では現存12天守のうち2番目
高さ約30mで3番目



附櫓(つけやぐら)、天守の入り口です


天守を支える太い柱


最上階から下を見下ろすとこんな感じです


風が通り気持ちのよい最上階、開放的でリラックスできます

天守閣ですが、その床面積の広さは、現存12天守のうち、2番目だそうです。黒を基調としてメリハリのある美しい建物です。お城独特の急勾配の階段があり、最上階からの眺望は素晴らしいものでした。宍道湖に遠く、嫁が島や、島根県立美術館の建物を望むことができました
お城から帰るとき、城内で見かけた刀を指した武士姿の女性?案内役。市の職員でしょうかそれとも観光ボランティアでしょうか。直接、聞いてみればよかったのですが、まあ、いいかとそのまま帰ってしまいました。



ガイド?さんでしょうか 衣装が目を引きます

山陰道を通っての帰り、美しい伯耆富士を見かけました。季節的に春霞が掛かっているようでしたが、雪を被り、まぎれもなく富士山の形状です。大山は見る位置からその姿を大きく変えます。もう少し近くて見たいと米子自動車道に入ってから、わざわざ溝口ICで下り、一直線に大山に車を走らせました。
予想通り、近づくと、その姿はくっきりと見え、美しい大山の姿を撮る事ができました。自宅まで約2時間半。明るいうちに何とか着けそうです。



西側から見る大山・伯耆富士


さらに近づくと、迫力が増します
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菜の花と海との絶景 福山市田尻町・第18回菜の花まつり 平成30年3月11日(日)

2018-03-14 20:46:45 | 花の名所

田尻の菜の花畑


菜の花の名所として知られている田尻町の菜の花畑ですが、今まで、狭い急勾配の道の先にある駐車場まで登りきる自信がなく、なかなか出かける勇気が湧きませんでした。
しかし、絶好の被写体をこのままにしてはおけません。この日、意を決し自宅を11時頃出発しました。ところが、当日、カープのオープン戦があったのか、市内中心部から鞆町に通じる途中の橋が相当に混んでいて少々あせりました。

さて、会場の入り口付近に着くと、入り口で係員の方が誘導してくれました。ただ、降りてくる車もあり、基本交わすことができないのでタイミングがなかなか難しいのです。何とか登り切り、無事に駐車場へ入れることができました。
午前11時過ぎでしたが、駐車場は、ほぼ満車のようでした。
菜の花はほぼ見ごろでした。笠岡湾干拓地の1000万本には到底及びませんが、山の勾配の畑に植えられた菜の花は、瀬戸内海の海を背景にまさに絶景。多くの人が撮影に興じていました。



菜の花に埋もれて記念撮影する家族


かわいい双子ちゃんです。


菜の花をバックに白梅を撮影しました


背後に瀬戸内海、抜群の立地です。

当日、イベントもあり、販売用に数梁のテントが張られていました。
お昼時でもあったので、菜の花うどん(300円)をいただきました。つきたてもち(300円)、たこ焼き(300円)もお土産に買いました。このあたり一帯には、杏(あんず)の木が、たくさん植えられています。ピンク色の花芽はかわいくぷくっと膨れ、今にも開花しそうでした。3月25日はたじり杏まつりが開催されるようで、また多くの人でにぎわうことでしょう。



販売コーナー。一番人気は菜の花うどんです


菜の花のアップです。


杏(アンズ)の木、花芽がぷくっと膨れ、開花はもうすぐのようです


はねつるべ 「ザ!鉄腕!DASH!!」で制作されたもののようです

このあとせっかくなので、鞆の町並ひな祭を見て帰ることにしました。立体に改修された市営の駐車場に車を入れ、カメラを片手に散策開始です。まず向かったのが、沼名前神社です。この辺りの路地では、寺院が目立ち、お墓もたくさんあってどことなく落ち着いた佇まいを見せています。どのお寺も紅梅や白梅があり、野鳥の姿を多く目にすることができました。



最初に向かったのが、沼名前神社 


ジョウビタキがいました


トサミズキです


深紅の紅梅です


かわいい白梅です


ピンクの紅梅です


法宣寺の境内


街角に懐かしい手押しポンプがありました 立派に現役です


こちらにも野鳥がいました


かわいい紅梅です


こちらはかわいいネコです

次に、鞆一番の観光スポット、常夜燈前の広場に向かいました。“がんぎ(雁木)”と呼ばれる海辺の石段は江戸時代の遺構です。撮影の後、一番の絶景スポット、医王寺に向かいます。この日の天候は、とても暖かく石段を歩いていると汗ばむほどでした。医王寺からの眺望を楽しんで、坂を下る途中、カフェで一休みして帰ることにしました。立ち寄ったのが古民家を再生したレトロな雰囲気のお店です。アイスコーヒーを注文すると、店の主人から「今日は暑いですか」と不思議そうに尋ねられたのでした。



鞆の浦を代表する雁木と常夜燈


医王寺からの絶景です


カフェでひと休み 「さわすわてい」は玉木宏主演「星籠の海」の舞台になったそうです
古民家の再生だそうですが、柱を残してほとんどやりかえたそうです



路地からはご覧のようなアプローチ


相変わらず、町はご覧のような混み具合です


古民家再生プロゼクトのレトロなカフェもありました


ここから太田家住宅の雛飾りです


江戸時代のお雛様です


うさぎのお雛様です


豪華な段飾り


どの部屋にも雛飾りがありました


格式のあるお雛様です


こちらも格式のあるお雛さまです


癒される港の風景です

しばらく休憩した後、太田家住宅まで戻り、開催されていた雛祭りのお雛様を見て鞆をあとにしました。



崖の上のポニョ このあたりが舞台かも


一夜干しでしょうか
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平成30年3月3日(土) 勝山お雛まつりを訪ねて(岡山県真庭市)

2018-03-05 10:18:02 | 古い町並み

最初にお目にかかったのは明治14年の天神さまでした


創作お雛様 お菓子でしょうか、それとも?

>
お馴染みの段飾り、豪華絢爛ですね


江戸後期~明治の初め 親王飾りというのだそうです

勝山のお雛まつりを訪ねました。町並みは何度も訪ねているのですが、お雛まつりは初めてでした。自宅を出たのが11時前、高速を利用し勝山には12時過ぎに到着しました。びっくりするほど広い河川敷の臨時駐車場は、見事に満車のようでした。
5日間の期間中、訪れる観光客は、4万人以上とか。今や県内の各所で開かれているひな祭りの中にあって、こんなに大勢の観光客を惹きつける、勝山のお雛まつりの魅力とはいったい何なのでしょう。



草木染の染色家加納さんのお店 勝山の暖簾はこの方の作によるものです


築約250年前(江戸時代中期)の商家 天井の梁が見事ですね


再び歩いていると、こんなかわいいお雛様を見つけました キューピー人形ですね


今も現役の赤いポスト レトロな町並みによく似合います


会場の勝山町並保存地区は、電線が地中化され、路面も整備されて各民家、商家の軒先には、風情ある暖簾が下がり、町並み全体がとても落ち着いた佇まいとなっています。
このお雛まつり期間中には、町並保存地区すべてといっていいほど各軒先や玄関先にお雛様が飾られます。お雛様は江戸時代中期のころから、現代までさまざまです。手作りの傑作もあってバラエティーに富んでいます。
各所に休憩所が設けられ、観光客に対する配慮も十分。20年目ともなると、反省に反省が加えられ、マニュアル化されて万全の体制が整えられているのでしょう。
普段は人影もまばらなこの町並みですが、お雛まつりでは一変します。



清友邸 築200年を越える玄関を入ると、醤油を高瀬舟の発着場まで運んでいたトロッコのレールが今も残っています。普段は入れないところにもお雛まつりでは入れる、というのがありがたいですね



江戸時代後期のお人形です、押し絵雛もありました


お花も見事です


玄関から通りを眺める 勝山は出雲街道の宿場町でした


風格のある町屋


こちらも風格のある町屋です


わんちゃんもお散歩です かわいいですね


喜志家 大正時代まで旅館業を営んでいました 店名は「皆様に喜んでいただ志を忘れないように」から



粋な和服姿の店主 勝山の盆踊り「千代萬歳豊稔踊り」保存会で活動されているとか

ある自動車の板金・塗装のお店では、玄関先の店舗の土間をこの5日間は雛まつり行事に貸し出すのだとか。飲み物や食べ物を販売しているのは支援団体のメンバーのようです。このように町全体が団結して大勢のお客様をお迎えする、そのおもてなしの心が伝わるからこそ、訪れる人の心を温かくし、来年もまた来てみようという気にさせるのでしょう。



藤原モータース 作業場は期間中開放 どこか映画「三丁目の夕日」に出てきそうな雰囲気です


午後2時半ごろ 町並みはご覧のような状況です


レストラン西蔵 お雛まつりのレイアウトでしょうか 照明がきれいですね


「御前酒」の蔵元 辻本店


 試飲もできます 今日は従業員総出で対応のようです


西蔵から辻本店を望む 暖簾がいいですね


木目込人形のお雛様 とてもきれいです


袖に特徴がありますね

御膳酒で有名な辻本店が、有料で建物内やお庭を公開(蔵元のお雛まつり2018 季節を祝う五節句)しているというので、初めて入ってみました。歴代の当主の子息が迎える五節句の雛人形や鎧飾りが展示され、また江戸時代からの黒蒔絵腰高菓子台や、貝合わせなど珍しいものがたくさん展示されていました。



ここから、如意山房です かわいい貝合わせがありました


こちらは黒蒔絵腰高菓子台 嘉永6年のものです


押絵雛もありました


雛菓子 とても繊細にできていますね


お客さまの対応に追われる辻さん(和服姿)友子さんは東京から勝山に嫁いで1年半 この部屋は蔵元奥座敷で、三代目当主が建て増し 与謝野晶子・鉄幹夫婦も逗留したそうです



四代目当主の長女 初雛(大正4年)


見事な日本庭園もありました


衣装蔵です 明治の初めに建て増しされました


内部の様子 日本で1台しかない蓄音機もありました 


当主の初節句 鎧飾り、兜飾り、具足などが展示されています
ちなみに五節句とは、新春・一月一日、桃の節句・三月三日、菖蒲の節句・五月五日、七夕の節句・七月七日、菊の節句・九月九日


この後、町並みのはずれまで歩き、引き返しましたが、何と観光客の多いこと、驚くばかりです。
このお雛まつりでは、多くのカメラマンの姿を目にします。たしかに絶好の被写体だと思います。ただ、お雛様を撮影しようと最初から頑張っていると相当な枚数になります。どこに的を絞り、どう切り取るか、そこが腕の見せ所ですね。



お茶席もありました 着物の女性 外国の方のようでした


苔を敷き詰めた大作 すごいですね


切り取った竹の中にはお雛様 照明が入る力作です


通りはご覧のような状況

ここで、一息入れようと向かったのが旭川にかかる橋です。橋から眺めると、川岸の石垣の上に建てられた建物の連なる様子がとても郷愁を誘うのです。かつては、この川を高瀬舟が往来し、繁栄した証(あかし)かもしれません。幸いなことにここには観光客は誰一人としていません。



中橋から見る石積みの護岸に立つ古い建物群 なんだか癒されますね



人力車といえば松本さん 今年も矢掛の流しびなに出られるそうです お孫さんでしょうか、かわいいですね



ボランティアの高校生です ごくろうさま 快く撮影に応じてくれました 

こうして町並みに戻り、辻本店の特設テントで販売されていた甘酒をショウガでいただき、先ほどの車修理の屋台で販売されていた、やきもちを食べて勝山をあとにしました。想像以上に盛大な勝山の雛まつり、来年もぜひ足を運んでみたいと思いました。
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