未熟なカメラマン さてものひとりごと

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思えばチャングムからだった!

2011-01-31 23:36:19 | TVドラマ

1月21日、お茶のおけいこの茶菓子

韓国の時代劇ドラマは本当におもしろいですね~。NHKハイビジョンで金曜日の夜に放送されている「イ・サン」。毎回見るのをとても楽しみにしています。
夜10時から、ノーカット・字幕版で2話続けて放映されていますが、さすがに2話続けてともなると少し疲れますね。登場人物は、ほとんど変らないのに次から次に難題が降りかかってきます。味方が敵となり、またくっついたり離れたり、でもそれでいて新鮮ですから不思議です。大体が憎々しい仇役がいて、それに打ち勝つストーリー。ただこれだけですが、やり込めるところが見ている側の快感なのでしょうね。それで60話とか70話と続くのですからすごいと思います。そしてもうひとつのテーマが愛。ラブストーリーでもありますね。それにしても韓国の女優さんは美しい。いかなるシーンでも完璧メイクですから驚きです。それから、感心するのがドラマの始まり、配役の紹介の部分ですが、例えばNHKの大河ドラマですと延々と続き、早く本編を見たいと思いながら時間が過ぎるのを、ただ耐えて待っているばかりですが、韓国の時代劇ドラマですと、紹介は主要な人物のみであっという間に終わります。これはいいですね。ただ、本編で亡くなった人が、変わることなくずっとそのままというのは、少しどうかとも思います。
ドラマの中に、喜劇的な役をする人たちがいて、とかく固くなりやすい物語をやわらげています。でもそのシーンが長いと少しだれてきますから、加減が難しいですね。それから韓国時代劇ドラマでいつも残念に思うのが、兵隊の隊列を組んでの移動シーン。駆けていく場合が多いのですが、たぶんエキストラなのでしょう。まるで運動会のようでどれも迫力が感じられません。
しかし、男性の衣装は華やかですね。傘のような帽子には羽のようなものまで付いています。
この放送で一番すごいと思う役者さんは、前国王の王妃役の人です。仇役ですが素晴らしい演技をします。例えば媚びるときの笑顔、恫喝するときの顔、泣いて詫びる時の顔など、シーンに応じて変幻自在。いつも感心して見ています。

それからDVDのレンタルで最近見始めたのが、「チュノ」こちらは、もう少し娯楽的ですね。戦うシーンがメインで、日本の時代劇でいうところのチャンバラ劇のようなもの。少し違うのが、蹴りなどの足技があってとても迫力があることです。この物語、最初の出だしは、まるで西部劇のようでした。でも韓国の昔の刀はどのような形をしていたのでしょう。中国のものとも違うのでしょうが、中には日本刀かと思えるようなものも登場します。現在、4巻(8話まで見ました。)レンタル料、2枚で160円というのが有難いです。それにしてもずらりと並ぶ韓流のDVD。圧巻です。
韓国の時代劇ドラマ、思えば「チャングムの誓い」を、チャンネルを廻しているとき偶然見かけたのが最初でした。以来、「チュモン」「風の国」など時代劇ドラマを専門に見てきました。これからも目が離せない韓国の時代劇ドラマです。

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感動したテレビ番組

2011-01-24 21:27:09 | ほのぼの

1月22日 吉備路国分寺周辺で見た菜の花

2週間程前の1月9日夜、「さんまと玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかスペシャル」というTBSのテレビ番組を見てとても感動しました。ご覧になった方も多いと思います。大阪府箕面の老舗名物みやげ店の女主人97歳のおばあちゃんの夢をかなえてあげる、というものでした。このおばあちゃん、実は30年も会っていない広島県呉市に住む実の姉に死ぬ前に一度会いたいという夢を持っています。なんとそのお姉さんが109歳だというから驚きです。普通なら生きていてもその年齢では、寝たきりか、さもなければ痴呆になったり、いやいや実はもう亡くなっているのではといろんなことを思ったりもします。
このおばあちゃん、100年から続く、箕面名物モミジの天ぷらのみやげ物屋の女主人で、97歳にして現役といますから驚きです。わけあって店を継ぐことになり、忙しくて結婚もままならず、この歳まで独身だったというわけです。それにしてもバリバリのしゃべり方は、さすがに関西のしっかりもののおばあちゃん。
さて問題はどうやって呉まで行くかですが、おばあちゃんの希望は大胆にもリムジン。特別仕様車のとても長いド派手なボディの車で出発です。途中、昼食の希望を聞くと、折角だからと、神戸で神戸牛を食べたいとの注文を出し、一流店で味を堪能。しかしこのお歳でお肉が食べられるのかと思ったら、なんと230g完食でびっくり。やっぱり、元気の源はお肉、これはほんとに必要なのですね。以前、あるテレビ番組で、僧職にして作家の瀬戸内寂聴さんが、同じように定期的に行きつけのお店でステーキを食べるところが紹介されていましたが、まさに同じ。野菜だけでは元気が出ないということですね。
食事のあとは車内で一眠り。そうこうしているうちに、目的地の呉のお姉さんのお宅に着きました。恐る恐る玄関前の石段を登って中に入ります。さてお姉さんはどうかというと、しっかり歩いて迎えに出てきました。とても109歳とは思えないほど元気。言葉も明瞭、記憶もしっかりしています。そして姉妹はしっかり抱き合います。妹に店を押し付けてごめんね。とお姉さんにも負い目が会ったわけです。足をくじいたと聞いていたので心配していたとの妹のことば。まさに涙々のご対面です。おみやげはもちろん、もみじの天ぷら、そして箕面の写真。実は一番驚いたのがこのお姉さんの元気さでした。これなら日本最高齢も夢ではない、と思いました。そしてお別れのシーン、あんたの妹で良かった、と叫ぶ妹。恐らくもう二度と会うことはないでしょう!悲しい別れですが、このおばあちゃんのキャラで視聴者を笑わせます。
この番組、実際に全国各地で夢を聞いて歩いて、その数7000件とか。私の夢も聞いてもらいたいと思いましたが、なかなかそううまくはいきませんね。
そうそう、もみじの天ぷらですが、軸が柔らかい専用のカエデを使用し、1年塩漬けして寝かし、揚げるときは塩抜きをして、上質の小麦粉で衣をつけてさっと揚げ、砂糖、ゴマを付けて出来上がり。カリントウのような香ばしさがあるそうで、病みつきになるそうですよ!箕面では、20軒以上のお店で販売しています。

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高校女子駅伝 興譲館高校の走りに感動

2011-01-08 23:23:54 | スポーツ

1区から2区へ 笑顔でタスキを渡す菅選手(NHKテレビより)

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
もう1月になりました。2月は逃げる、3月は去るといいますが、これから月日はあっという間に過ぎていきますね。
今日のお話は、昨年の師走、高校女子駅伝のことです。地元というか町内の興譲館高校が5年ぶり二度目の優勝を飾りました。
県大会、地区大会では、圧倒的な記録で、優勝も随分期待されていました。そのようなプレッシャーの中、大会後の選手のコメントも、「優勝に向けて自分の与えられた使命をつくすだけ」とか「絶対負けない走りをしようと思った」といった強気のものでした。確かにそのような意識がなければ、目的を成就させることは極めて難しかったでしょう。
 県大会は、毎年井原市内で行われていますし、地区大会も昨年はこの井原市のコースで行われました。全国各都道府県のコースは、もちろんそれぞれで、起伏のあるコースもあればカーブの多いコース、海風の影響を受け易いコースもあるでしょう!また、地面の形状や質により衝撃もいろいろあったりしてなかなか一律に比較はできません。私が思うに井原のコースは、比較的記録が出やすいコースではないかと思うのです。約1分、プラスして考えなければならない、そんな気がしています!
とはいえ、NHKの実況で、どちらかというと興譲館高校に冷静な解説者の山下さんも、この記録では無視できないようでした。豊川高校3連覇を阻む筆頭として一番に紹介されました。
レース中の一番の感動は、1区の菅選手のラスト数百メートルの力走でしょう!3.4人のかたまりから抜け出し、後続を一気に離したところです。おもわず拍手してしまいました。いかにも駅伝の醍醐味といったものを味わさせてくれました。そして次の感動は、4区赤松弘佳選手が首位を奪還し、区間賞の走りで後続をまたまた引き離したときです。
逆に心配したのは、2区の岡選手が、須磨学園の選手に追いつかれたとき、そして3区の武久選手が、2位に後退したとき、そして5区で赤松選手が後方の外国人留学生から追い上げられてきたときですね。
しかしよく考えてみれば、岡選手も須磨学園の選手の追い上げを受けたものの区間2位の堂々たる走り。武久選手も、森政監督が一番の勝因は、この武久選手が8秒差にとどめたこと、といわしめたほどです。5区では、豊川高校、仙台育英高校の留学生が迫ってきて、“ひょっとしたら追い抜かれて、3位に後退してしまうのでは”とヒヤヒヤしました。
最後は、赤松真弘選手が自分の走りを信じ、一度も振り返ることなく堂々たる走りで、1位でゴールしました。
 いつも思うのが、外国人留学生を起用する高校。まさに助人頼みで、いつもその学校の監督のインタビューでは、××秒の差があれば、抜き返せる、というコメントです。私としては、正直、日本人選手で堂々と戦って欲しいと思うのです。
この駅伝、DVDレコーダーに記録し、一体何度見た事か。
早朝、練習のため、家の前を走る選手たち、昨年も、寮のとなりの稲荷神社にお参りして出発したのでしょうか?
夜、犬を散歩させていると、礼儀正しく「こんばんは!」と挨拶をしてくれるのは決って興譲館の生徒。硬派のイメージが強かったのも随分昔の話。先生の指導も良いのでしょう!地元と密着した興譲館の生徒の今後の活躍を期待せざるを得ません。

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