未熟なカメラマン さてものひとりごと

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倉敷川 河津桜の並木に、ほっこり春を感じる! 岡山県倉敷市

2024-03-25 08:15:47 | 桜の名所
訪問日:令和6(2024)年3月10日(日)

(福原緑地公園の河津桜)

倉敷川の河津桜が見ごろとの情報を得て出かけることにしました。ナビの目的地を、昨年と同様、倉敷市グラウンド・ゴルフ場にセットしました。到着したのは10時ごろでしたが、駐車場は早くも満杯、周辺の道路には多くの車が路上駐車し通行がやや困難なほど、倉敷警察署の巡回パトカーが、移動するよう呼び掛けていました。


グラウンド・ゴルフ駐車場 満車空きを待つ


いい季節。河津桜をバックにナイスショット
駐車場から河津桜の咲く土手への出口はありません。てくてく歩いて回り込むしかありません。

河津桜を愛でる最後の日曜日、そして青空が広がる絶好の天気ということもありこの人出は無理もありません。気持ちよさそうにグラウンドゴルフに興じるお年寄りにも、少し元気をもらいました。
駐車場内で、空きを待っていたところ奇跡的に近くの車が一台出ていき、停めることができました。
倉敷川沿いには、何か所かに分かれて約1000本の河津桜が植えられているそうですが、私が訪ねたのは、福原緑地公園です。倉敷川を挟んで対岸にも並木があり、実に壮観です。
対岸に渡ってみたいと思いますが、近くに橋はありません。
ということで、どうしても行ってみたい私は、結局随分遠回りして歩いて行くことに。



青空に映える河津桜


河津桜のアップ かわいいですね


ソメイヨシノと比べてやや濃いピンク 


ご覧のような人出です


対岸の桜並木


一枝取り込んで撮ってみました



この河津桜は、市民団体「倉敷千本桜の会」が平成18年から20年にかけて、美観地区の南にある「倉敷川親水公園(船倉町)」から「福原緑地公園(有城)」まで約3kmに、約1000本の河津桜を植えたものです。

(対岸の広場)

対岸のエリアは、まさに公園で、多くの人がお弁当を広げたり、写真を撮り合っていました。
河津桜は、ソメイヨシノに比べて花の色が濃いので、かわいいのですが、ソメイヨシノほど大きくは育たず豪華さもそれほどでもありません。一番早く咲く桜ということで重宝されており、近年多くの地域で植栽され増えてきているようです。



お弁当を広げるには最高です


表岸に咲く河津桜 絵になります


対岸の様子(東方面) 丘の上の校舎は岡山学院大学


対岸の様子(西方面)倉敷川に映り込む河津桜で一層華やかに見えます


まさに春爛漫


満開の桜


ファミリーの姿が目立ちました


対岸の様子 自転車で散策するする人も


倉敷川 水深はそれほどでもないようです カモがゆっくり泳いでいました


引き返すことにしました。下手から見た両岸の桜です


橋の上から見た両岸の河津桜


橋の真ん中あたりからみる河津桜


橋の右辺りから見る河津桜

(国分寺・五重塔)

帰途、河辺橋付近で、ひょっとしたら吉備路・国分寺周辺にまだ菜の花が咲いているのではと思い、急遽寄り道をして帰ることにしました。
しかし、残念ながら菜の花はすでに刈り取られたあとでした。それでも緩い丘陵地に立つ五重塔は、堂々とした存在感、まさに吉備路のシンボルで絵になります。
周辺を散歩する人、自転車でサイクリングロードを走る人、わずかに残った白梅からは、いい香りも伝わってきます。



備中国分寺の五重塔 江戸時代に再建されたものですが、高さは34m、岡山県唯一の五重塔で重要文化財に指定されています。吉備路を代表する景観です。

吉備路風土記の丘(きびじ ふどきのおか)は、岡山県南部の岡山市から総社市にまたがる県立自然公園。その象徴的存在である備中国分寺を中心に、こうもり塚古墳、備中国分尼寺跡、作山古墳、造山古墳など、エリア内には日本の歴史を探るうえでも重要な文化財が数多くあり、四季折々の自然景観も美しいことから、人気の観光地となっています。


中央のこんもりした丘がこうもり塚古墳  

こうもり塚古墳は、6世紀後半に造られた全長約100mの前方後円墳で、後円部には奥行き約19mの横穴式石室があり、その内部に井原市産の浪形岩をくりぬいて作られた石棺(せっかん)が置かれています。石室の規模は奈良県の石舞台古墳に匹敵する大きさです。近くには全国4番目の大きさを誇る前方後円墳の造山古墳があります。


白梅が咲いていました


自作の絵でしょうか。なかなかのものでした。


サイクリングロード『吉備路自転車道』  

(農マル園芸 吉備路農園)
このあと、久しぶりに、農マル園芸に寄ってみました。お目当ては、バラ苗です。バラ苗の購入は蒜山ハーブガーデン以来、実に2年ぶりです。たくさん並んでいて選ぶのに苦労しました。店内では、ラン展が開かれていて、ちょうどNHK趣味の園芸でおなじみの江尻先生の園芸講座も開かれていました。いちご狩りもありましたが、すでに受付終了となっていました。



いろんな種類のランが展示販売されていました


カトレア


見事なボリュームのシンビジューム

(へんこつうどん真備店)

最後に昼食でこの日を閉めます。久しぶりに「へんこつうどん真備店」に寄りました。地元でも一番の人気店です。麺のたわーんとした柔らかさにほどよい堅さ。県内のうどん店では、岡山市北区のすぎ茶屋が一番のお気に入りですが、こちらのお店も大のお気に入り。回転率の良いお店で、多く客が入るほど、打ち立て、ゆでたての麺がいただけるのでは、味は最高です。
我が家の近くにもこのようなお店があればいいのにと思いながら倉敷市をあとにしました。
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「河津桜とミモザも咲く水仙の里」を訪ねて 広島県福山市内海町田島

2024-03-04 07:17:47 | 花の名所
訪問日:令和6(2024)年2月26日(月)

天気予報では、午前中晴れ、午後から曇りとなっていました。知人から「水仙の里から見る海がとてもきれいでしたよ!」との情報を得て、久々に訪ねることにしました。福山市中心部を過ぎ、沼隈の平家谷方面に進みます。
内海大橋を渡ったところで、左に折れればよかったのですが、何を考えていたのかまっすぐ進んでしまいました。すぐに間違いに気づきましたが、小さな島、目的地は海岸沿いにあるのでそのうち行き着くだろうと思ったのが大間違いでした。

道はだんだん狭くなりそれでも進んでいると、ついに行き止まりになってしまいました。結局50m以上もバックすることに。島の道路事情を甘く見ていました。
再び内海大橋まで戻りいつもの道を進みます。目印は「水仙の里」の看板ですが、だんだんけわしい山道に入っていきました。どうも以前来た道とは違うようでしたが、道路上にチョークでわかりやすく矢印が掛かれていたので、これで間違いないようです。



入園口 「やぶ椿と水仙の里」の看板が残る

以前は、「やぶ椿と水仙の里」でしたが、やぶ椿がほとんど消滅して、現在では、河津桜とミモザが咲くスイセンの里となっています。
斜面一面に白いスイセンが見えます。種類はそれほどでもありません。手前の前面あたりはまばらですが、高台の奥の方に進むと、密集したスイセンの花畑が階段状に広がっていて、見ごたえがあります。
スイセンはほぼ満開・見ごろ、河津桜と、ミモザは一部見ごろで、全体としてはもう少し楽しめそうです。以前訪問したときは河津桜の小枝にとまるメジロを撮影することができましたが、この日は見つけることはできませんでした。



園内全景 水仙の里は、山に囲まれた丘陵地にあります


スイセンの畑に、河津桜とミモザが点在しています


密集したスイセンの花畑


種類はそれほど多くありません


一重の純白のスイセン

(河津桜がそろそろ見ごろ)


上段の河津桜は見ごろとなっていました





ミモザもそろそろ見ごろに


スイセンの畑に凛と立つミモザ


ミモザはオーストラリア原産の常緑小高木 別名:フサアカシア




ポンポン状の房の花弁が何ともかわいい


春を謳歌するスイセンと河津桜

海を見下ろす


中段あたりから


上段あたりから海を臨む


これで快晴なら文句なしなのですが


丘から海を眺める 談笑する女性二人


サルもいました。置物ですが。


まさに癒される日本の原風景

かわいいヤギさんたち


見ているだけで癒されます


それぞれバルコニー付きの個室で大切に飼育されています

お愛嬌にヤギが4匹、それぞれに小屋が用意され、大切に育てられています。一番端の小屋にヤギの姿がありません。地元の人の話の中で「天国」に行ってしまったとか。
水仙の里からどこでも眼下に海を臨むことができますが、この日の海は残念ながら天気が今一つのモノトーンの世界で、知人から聞いた鮮やかなブルーの海は望めませんでした。
ひとつ残念だったのが、ちょうど視界に入る電線ですがこれはどうしようもありませんね。園内には、はちみつなどの加工品も販売されていました。
念のため帰り道を教えてもらったのですが、またまた道に迷い、行き止まりの道に入ってしまいました。
よく見ると、途中に「帰り道」と書かれた看板が出ていました。どうやら帰り道も一方通行になっていたようです。
(入園料:無料)
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