未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

とある電車の中での出来事

2015-12-25 23:38:20 | ほのぼの

世羅高原の春 世羅高原農場5月 本文とは関係ありません。

先日、久しぶりに岡山へ出張でした。研修会を終え帰りの電車の中の出来事です。電車は広島方面行きのJR山陽線でした。
岡山駅から乗車しましたが、電車内はほぼ満席でした。たまたま二人掛のイスで、通路側がひとつ空いていることに気づきました。

迷わず腰を掛けると、窓側に座っていたのが、中学生か高校生の男子生徒です。膝の上にかばんを置いて、抱きかかえるようにしていました、両手はだらりとぶら下がりまさに熟睡の状態です。

岡山駅より前からから乗っていたわけで、どこで降りるのかわかりませんが、寝過ごしていると気の毒だな~、と思いながらも声をかける勇気もありませんでした。
電車はいくつかの駅を通過し、やがて新倉敷駅に到着しました。そこで、その男子生徒が、がばっと顔をあげ、ここはどこの駅だろうと、きょろきょろとしています。

「新倉敷だよ」と教えてあげると、一目散に出口に出て行きました。やれやれ乗り過ごしたかと、気の毒にと思いながら、ふと床に目をやると、スマフォと文庫本を落としているではありませんか。

すでに停車してから時間が経っていたので、もう電車は発車するタイミングでしたが、私は自分のかばんを座席に残し、スマフォと文庫本を拾ってあわてて出口に向かいその男子学生を探しました。幸いにも声の届くくらいの場所にいたので、電車からホームに片足を降ろして「落としたよ!」と声をかけると、幸いにも気づいてくれて渡すことができました。

やれやれ間に合って良かった、ひとついいことをしたなと席に戻ると、あたりの乗客の視線になぜか暖かいものを感じました。
やがて電車が動き出すと、先ほどの生徒がこちらを見て、少し頭を下げたような気がしました。
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おたより54号

2013-05-27 22:44:39 | ほのぼの

Mygarden バラ・クリーミーエデン 本文とは関係ありません。

最近、週末が忙しくてなかなか出かけられません。
というところで、何かネタがないかな、と思っていたところ、会社でお世話になっているお隣の
ガソリンスタンドの奥さんの手書きのお便りが、請求書に添えられていました。
日常の何でもないことが、書きつづられているのですが、どこかほのぼのとした気持ちになりました。
(以下、原文のまま)

昨日までの竹ぼうきの先っちょのような枯れ枝だと
思っていた木々が、いっせいに芽を吹いて山を萌え黄色に
染める季節になりました。
家族二人の生活になって、かれこれ10ヶ月余り・・・・
人間っておおちゃくに成るのすぐですね。
以前は、少しづつ昼と夜にご飯を炊いていましたが
最近はお昼にまとめ炊きしています。
2.5号が13分で炊き上がり、15分蒸らし、30分以内で
ふっくらご飯が食べられます。残りはラップにくるんで
持って帰り「チン」します。
以前娘が「土鍋のご飯は冷えてからチンした方が
香りがいい」って言ってました。確かに!こおばしい香りが
します。食欲はしっかりあるのに、作るのがおっくう、
私だけじゃないですよね・・・・

毎日同じような物ばかりだと飽きがくるので月に一度の
お楽しみに郵便局のふるさと便(通販)を取ってます。
4月は名古屋コーチンの焼鳥、普段はタレ付きで
「チン」するだけのを買っていますが「これは生です」
上手く焼けるかな?・・・大丈夫!!
ガスコンロのグリルメニューにも焼鳥があります。
温度計が2つと湿度計が1つ付いた優れものです。
肉を網に並べてメニューを選びスイッチ「ON」
「つくね」はこんがりきつね色「ネギま」はふっくら
ジューシーに焼け、塩と七味で食べました。
魚はもちろん、毎朝のパンを焼くのもトースター代わりに使って
います。おかげで電気オーブンも、電気炊飯ジャーもキッチンに置く
必要がありません。「スッキリです」

簡単にカンタンにでついつい電気製品を選びがちですが、
ごはんもふっくら、パンもふっくら、肉も魚も全~んぶ
「ふっくら、いいかおり」ガスならではです。
今までの生活変えるのって大変ですけど
私の生活ってめんどうくさそうですか?
本人は気に入ってやってます。 ハイ!
(主人が見つけた27回サラリーマン川柳より)
「何気ない暮らしが何より宝物」



ホームセンターで買った68円のバーベナです。アップで見るととても美しく思えました。本文とは関係ありません。
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いつもご覧いただき、ありがとうございます。-未熟なカメラマン・さても-

2011-11-09 20:04:31 | ほのぼの
NHKテレビより、真ん中が私の画像です。

ホームページ(以下HP)を開設してから、早いものでもう7年半経ちました。そのHPを立ち上げる以前の話ですが、当時はデジカメがブームになっていたころで、撮った写真を実力以上に評価いただいくことも何度かありました。それに気を良くしてHPを立ち上げ、気に入った画像をコンテンツごとに掲載して、自己満足の世界にいるわけですが、今もって未熟なことに変わりはありません。その後、何年か経過し、いろいろなところで「そのHPなら見ていますよ!」とか「楽しみしています!」という有難いお言葉をいただくようになりました。

また、中国新聞のHPを紹介するページで、わざわざ自宅までお越しになり取材を受け掲載をいただいたこと、地方公共団体関連団体からのリンクの依頼、個人の方から掲載されている画像が欲しいので送って欲しい、などの依頼も数多くいただきました。
また、NHKBSプレミアムの番組制作会社から、「画像を拝借したい」との依頼を受け、こちらは先日、放映されたところです。たった一枚の掲載で、約1秒間ぐらいだったでしょうか。でも、ありがたく実に名誉なことでした。

仕事から帰って、夕食を済ませたあと、睡魔と格闘しながら、また愛犬の相手をしながらの更新。思えばなんと膨大な時間を費やしてきたことでしょう。また、更新するため、各地に出かけることも必要になってきます。(これは、楽しみでもあるわけですが) 今後とも、皆様のおことばを励みに、ますます頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。さても。
(未熟なカメラマンHPは→こちらです。)

(コンテンツのご紹介)
□ 私の写真館  岡山県井原市以外の画像を主体としたおでかけ情報です。ボリュームはさほどでもありません。

□ Photo gallery ジャンル別の気に入ったお気に入り画像集ですが、ほとんど更新できていません。

□ 日帰り旅日記 ボリュームのある日帰り旅行記です。参考になると、一番好評をいただいているようです。作成に時間がかかるので、掲載に時間がかかります。

□ 古い町並み  中四国・近畿圏の古い町並みを歩き、感じたことを書いています。

□ ローカル写真日記 井原市内の情報を画像でお伝えしています。

□ 華鴒大塚美術館 勤務地・高屋町にある美術館です。公式サイト以上に詳しいサイトを目指しています。私的応援ページです。

□ 茶道上田宗箇流 私が所属する上田宗箇流文化教室・井原遠鐘クラブを中心に活動を紹介しています。特に力をいれているのが、茶花です。

□ 風の駅いでたに 蕎麦オーナー制度で会員になっているいでたにの農業体験です。
          昨年から始めました。

□ ブログ     このページです。週、1~2回、更新しています。

□ リンク     相互リンクをいただいている方のHPやお気に入りのHPです。

□ 新掲示板    以前の掲示板がいたずらの書き込みが多くて、新しい無料レンタル掲示板に変えました。栃木県、奈良県、京都府、大阪府など、ありがたいことに遠方の方々からも投稿をいただいています。

□ ミルとムック  愛犬の紹介です。最近、ほとんど更新できていません。ミルは亡く    なりましたが名前だけは残しています。

□ 洋ランのページ 最近、手を抜いているページです。毎年、同じものが咲きますので新鮮味がありません。消滅の運命かも。自慢はコチョウランです。今年の春は10鉢が見事な花を咲かせました。

□ ばらのページ  私のバラ園です。こちらも春・秋と同じ顔触れ。今ひとつ新鮮味がありませんが、今後は充実させたいと思っています。

□ Gardening 洋ラン、バラ以外の我が家の花の紹介です。不定期更新です。

□ Profile      簡単な自己紹介です。

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感動したテレビ番組

2011-01-24 21:27:09 | ほのぼの

1月22日 吉備路国分寺周辺で見た菜の花

2週間程前の1月9日夜、「さんまと玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかスペシャル」というTBSのテレビ番組を見てとても感動しました。ご覧になった方も多いと思います。大阪府箕面の老舗名物みやげ店の女主人97歳のおばあちゃんの夢をかなえてあげる、というものでした。このおばあちゃん、実は30年も会っていない広島県呉市に住む実の姉に死ぬ前に一度会いたいという夢を持っています。なんとそのお姉さんが109歳だというから驚きです。普通なら生きていてもその年齢では、寝たきりか、さもなければ痴呆になったり、いやいや実はもう亡くなっているのではといろんなことを思ったりもします。
このおばあちゃん、100年から続く、箕面名物モミジの天ぷらのみやげ物屋の女主人で、97歳にして現役といますから驚きです。わけあって店を継ぐことになり、忙しくて結婚もままならず、この歳まで独身だったというわけです。それにしてもバリバリのしゃべり方は、さすがに関西のしっかりもののおばあちゃん。
さて問題はどうやって呉まで行くかですが、おばあちゃんの希望は大胆にもリムジン。特別仕様車のとても長いド派手なボディの車で出発です。途中、昼食の希望を聞くと、折角だからと、神戸で神戸牛を食べたいとの注文を出し、一流店で味を堪能。しかしこのお歳でお肉が食べられるのかと思ったら、なんと230g完食でびっくり。やっぱり、元気の源はお肉、これはほんとに必要なのですね。以前、あるテレビ番組で、僧職にして作家の瀬戸内寂聴さんが、同じように定期的に行きつけのお店でステーキを食べるところが紹介されていましたが、まさに同じ。野菜だけでは元気が出ないということですね。
食事のあとは車内で一眠り。そうこうしているうちに、目的地の呉のお姉さんのお宅に着きました。恐る恐る玄関前の石段を登って中に入ります。さてお姉さんはどうかというと、しっかり歩いて迎えに出てきました。とても109歳とは思えないほど元気。言葉も明瞭、記憶もしっかりしています。そして姉妹はしっかり抱き合います。妹に店を押し付けてごめんね。とお姉さんにも負い目が会ったわけです。足をくじいたと聞いていたので心配していたとの妹のことば。まさに涙々のご対面です。おみやげはもちろん、もみじの天ぷら、そして箕面の写真。実は一番驚いたのがこのお姉さんの元気さでした。これなら日本最高齢も夢ではない、と思いました。そしてお別れのシーン、あんたの妹で良かった、と叫ぶ妹。恐らくもう二度と会うことはないでしょう!悲しい別れですが、このおばあちゃんのキャラで視聴者を笑わせます。
この番組、実際に全国各地で夢を聞いて歩いて、その数7000件とか。私の夢も聞いてもらいたいと思いましたが、なかなかそううまくはいきませんね。
そうそう、もみじの天ぷらですが、軸が柔らかい専用のカエデを使用し、1年塩漬けして寝かし、揚げるときは塩抜きをして、上質の小麦粉で衣をつけてさっと揚げ、砂糖、ゴマを付けて出来上がり。カリントウのような香ばしさがあるそうで、病みつきになるそうですよ!箕面では、20軒以上のお店で販売しています。

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「そば打ち」ってほんとに難しいですね!でもはまりそう!

2010-12-21 23:34:48 | ほのぼの

先生の話を聞くメンバー

日曜日に、井原市芳井町の生涯学習センターで開かれたそば打ち体験に参加しました。主催は私も今年から所属している「風の駅:いでたに」で、代表者は吉岡粛郎さん。この日は10名の参加でした。そば打ちの講師は、そば打ち検定四段の持ち主です。(すみません、お名前を聞き漏らしました)そば打ちに検定があるとは知りませんでしたが、初段から五段まであるそうで、最上位の五段の有段者は全国に13名しかいないそうです。その殆んどが北陸以北の方だとか。まず、この先生からお手本を見せていただきました。そば打ちで一番重要なのが水だそうで、そば粉の乾燥度で水の必要量を判断するのだそうです。粉を握って固まるようなら、少なめとか、ということですね。それにしても、その行程の繊細なこと。できたそばは、まさに芸術品といってもいいですね。
それからメンバーが、助言を受けながら作るわけですが、なかなかうまくいきません。そば粉500gに繋ぎの小麦粉200g、水は300gで、まず小麦粉をふるいにかけることから始めます。めいめいにできたそばを試食し、この日の体験を終了しました。お土産にそば粉を2口分=計4キロをいただきました。今年の年越し蕎麦は当然自前になりそうです。



できました。自信作。ほんとにおいしかったですよ。
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