未熟なカメラマン さてものひとりごと

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蔵王憩いの森で足慣らし 平成26年5月24日

2014-05-30 06:40:58 | 山歩き


今年も、何度か山歩きをしようと考えていますが、その前に日頃の鍛錬をと週末によく行っているのが、広島県福山市の蔵王憩いの森です。一番高い蔵王山でも標高225.5m程度の低い山並みですが、とても起伏に富んでいて、ちょっとしたミニ山岳コースとしても楽しめる森林公園です。森にはいくつもの遊歩道が整備されているので、自分流にアレンジして負荷度を調整しています。本格的な山歩きの前のちょっとした足慣らしには有難い場所ではないでしょうか。

まず憩いの森の駐車場ですが、憩いの森広場、西深津、蔵王、の3つの専用駐車場があります。私がいつも利用するのが蔵王団地登山口の駐車場です。国道182号線から蔵王小学校をめざし、いちご幼稚園の手前の山道を入るとすぐです。ここには10数台の駐車スペースがあります。ここで山歩きするときは、自宅を6時半頃出発、7時ごろに到着し、靴を履き替え軽いトレーニングをしていざ出発です。蔵王団地からは、二つの登山口があります。ひとつは、野鳥の広場に向かう遊歩道コース、もうひとつは、岩場を登りきる急坂コースです。特に後者の方は雨の日はすべりやすく危険です。

ここで山歩きする人たちには二つのタイプはあります。ひとつは、私と同じように登山靴をはき、ザックを背負いストックを持って歩く人。もうひとつは地元の方でしょうか。まさしく軽装で毎日の日課で歩いている人たちです。それでも何事もなくひょうひょうと歩いていきます。これも日頃の鍛錬の成果でしょう。朝の挨拶をすると、きちっと挨拶が返ってくるのが前者、後者はこちらのあいさつに頭を下げるだけといった感じです。
急な岩場を登りきると、東屋やベンチがありそこが頂上で展望広場となっています。途中、眼下には福山市の市街地が一望できる素晴らしい展望です。憩いの森の中には、このような展望広場が、他にも、千田、奈良津とあり、野鳥の広場、憩いの森広場、休憩広場といった場所も整備されています。

端から端まで歩くと、アップダウンの片道約1.5キロの遊歩道、往復3.0キロのウオーキングはとても気持ちいいものです。ウグイスの鳴き声を聞き、新鮮な朝の空気を吸いながらのウオーキングは最高です。また蔵王の森にはフクロウが生息しているそうです。時々、木々を見上げていますが、まだお目にかかっていません。いつ会えるかと、これも楽しみのひとつです。



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Hiro Rose Garden を訪ねて 平成26年5月24日(土)

2014-05-26 22:54:43 | 植物


広島県の備後地域、福山、府中のバラ愛好家なら誰もが知っている北川洋子(きたがわひろこ)さんの、Hiro Rose Garden(オープンガーデン)に初めて行ってきました。場所は簡単、府中商工会議所のとなりです。知人の話によると府中商工会議所の駐車場に停めていいとのことで、助かりました。週末は無料でしたが、ウイークデイは有料となります。

さて、バラ園ですが、入口にオープンガーデンの案内の立看板があり、期間は5月12日から5月28日までとなっていました。庭園はもちろん個人宅の庭園ですが、これがかなり広いのです。屋敷をぐるりと取り囲む感じで、いろんな種類のバラがびっしりと植えられていて圧倒されます。その数、約600本、よくぞここまで増やされたものと感心します。その増やす方法ですが、主に接ぎ木だそうです。おおよそ背面につるバラが花の壁面を造り、その前にイングリッシュローズ、ハイブリットティー、フロリダパンダ、そしてとどめは、ミニバラの盆栽といった感じでで、なかなかのボリューム感です。
大きなアーケードや、白いテーブルとイス、ベンチなども設置されていて雰囲気は抜群です。庭園への入園料はもちろん不要ですが、注文すればコーヒーなどの飲物をいただくこともできます。(飲物は有料)またバラの苗も販売されていました。

訪問客のほとんどは、中年女性のグループや中年の夫婦で、めいめいに花の撮影やイスに座って、飲物をいただきながらのバラ談義に余念がありません。
私もバラの栽培を始めて約10年になりますが、バラ園は、ほぼ壊滅的状態となっており、大苦戦をしています。その原因は、同じ場所での永年の栽培により土地がやせてきていること、土中に害虫が繁殖し根や茎の食害、なかなか断ち切れない黒点病の連鎖など、きりがありません。バラの栽培は難しいとよく言われますが、まさにそのとおりと実感しています。そこで昨年から主力を鉢物に変更しています。(現在12鉢)このお庭で活き活きと咲くバラを見て、薬剤の散布の仕方や時期などどのようにされているか非常に興味がありました。

そこで、北川さんから詳しいアドバイスをいただきました。地植えの場合は土の天地返しを行って活性化させ、腐葉土や堆肥を入れて土壌改良を行う。根切りも必要。消毒については、花が咲く以前にしっかり行うこと。ダコニールは暖かくなってからは使用せず、サプロール乳剤を使うこと。かなりの高濃度で希釈して散布。土にもしっかり行うこと。また株の根元には、オルトランを撒くなど事前に環境を整えることが重要。とにかく花が咲いてからはほとんど消毒しないとのことでしたが、害虫や病気による被害もほとんど見られない生き生きとしたバラをみていると、もう少しがんばってみようかなと、少し勇気をもらいました。



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本場の明石焼が食べたい!その2 兵庫県明石市 平成26年5月17日(土)

2014-05-22 00:38:29 | 食事

地元の人が玉子焼とよぶ明石焼 

明石駅前を南下し、商店街に入ると、まるで市場のような雰囲気のお店が両側に並んでいます。この商店街は、魚の棚商店街という名前ですが、アーケードの上部にあるローマ字表記には、UONTANAとあって、Nの次にOが無く、一瞬ロゴ表示のミスだと思いましたが、この看板がいくつもあるのでどういうことだろうと帰ってネットで確認してみると、魚の棚をウオンタナと読むのが正式だそうです。普通では決して読めないですよね。

この商店街には、きっとおいしい明石焼のお店があるはずと確信していたので、まずはお店を探しました。すぐに一組が待つ、お店を発見。ここにしようと即決で迷うことなく先客に続いて並びました。それにしても店の広さはそうでもないのに、店員の多さに驚きます。店の外で一生懸命焼く男性店員がひとり、店の調理場の中に女性が2人、接客係に女性が3人といった感じです。お店の看板には、「玉子焼」とあり、お店の名前は「たこ磯」とありました。地元で明石焼は、玉子焼と呼ばれています。5分ほど待つと先客が案内され、次の順番となりました。

店から男性が出てきて、お腹をさすりながら発した言葉が「あ~おいしかった!」これは期待できそうです。それからすぐに順番がきて案内されました。注文したのは、もちろん玉子焼です。まな板状の木皿は、不思議なことに手前が低く奥が高くなっています。その板にふわふわのたまご焼が15個並んでいます。ちょっとこの量に圧倒されますが、これでお値段は700円。中の具はもちろんぷりぷりの明石蛸、他にもアナゴをミミックスしたミックス焼もありました。出し汁が付いており、お好みに合わせ薬味として三つ葉のみじん切りもありました。熱々の玉子焼を汁につけて早速いただくことに。最初はあまりの暑さに反射的に出してしまいましたが、慣れると絶品。あっというまに完食してしまいました。客の回転率をあげるためでしょうか、板が空くとすぐに係の人が回収にきます。

壁には、有名人の色紙がずらり張られていました。かなり以前のものもあるようですが、サインなので誰なのかさっぱりわかりません。明石の玉子焼のことをネットで調べてみると次のように書いてありました。
柔らかく、直径5㎝程度の球形が自重で押しつぶされたような形をしており、見た目はたこ焼きに似ています。江戸時代の終わりごろから食べられており、たこ焼きの元になった食べ物といわれています。材料に鶏卵を使う点、生地が非常にやわらかい点、小麦粉以外に沈粉と呼ばれる小麦でんぷんの粉を使う点、具が基本的にタコのみである点などが、いわゆる大阪のたこ焼きとは異なります。店によっては、タコ以外にこれも明石名産の穴子を具として入れるところもあります。明石市でも特に明石駅南側の魚の棚などの商店街一帯にある店舗が有名で、明石を目指す観光客の目的の一つにもなっています。(参考:ウイッキペディア)

たこ磯をあとに、アーケードをゆっくり散策。玉子焼のお店が他にも何軒かありました。またこちらでは炭焼きあなごも有名なようです。3~5匹の串刺しで、明石産の天然もので大きいサイズのものは4,000円以上の値段がついていました。見て歩くだけでも楽しい商店街。あなたも一度お出かけになってはいかがですか。



明石といえば魚の棚といわれるくらい有名な商店街です。
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本場の明石焼を食べてみたい! 兵庫県の旅 5月17日(土曜日)

2014-05-20 00:20:55 | 観光名所

あわじ花さじきのアイスランドポピーが見ごろです。

17日の土曜日、大阪湾を望む丘陵地に作られた、あわじ花さじきの花を見に淡路島を訪ねました。到着まで自宅から約2時間半ほどかかりました。天気は上々で世界一のつり橋・明石海峡大橋の巨大さを改めて認識しました。ただ、海はどことなく霞んでいて橋から見る瀬戸内海は、どこかぼんやりしていました。

公園の駐車場は、ほぼ満車でしたが、第2駐車場に何とか停めることができました。とにかく広い園内です。第2駐車場の下方面に放牧された牛が見えたのでまずそちらに行ってみることにしました。途中の芝生でプードルにボールを投げて遊ばせている男性2人づれがいました。誠に微笑ましく、ボールを追いかけ持って帰るプードルはほんとうにかわいくて、我が家のムックにはとてもあのような芸当はできないだろうと思っている矢先、園内のアナウンスで「芝生でドッグランをされている方は、直ちにやめてください!」と放送がありました。愛犬を連れての入園は認められているので、この程度のことでと、すこし気の毒に感じましたが、ルールなのであれば仕方ないですね。こちらの公園は無料ですが、これだけ広いのであれば、有料のドッグランの施設があってもいいと思いました。

さて、この時季の花はアイスランドポピーです。数色の色を持つポピーが丘陵地に映えるさまはとても見事です。眼下に見えるのは大阪湾ですが、霞んでいて、空と海の区別がつきにくい状況でした。一度に咲く花壇のスペースは、広島・世羅高原の巨大農場ほどではありませんが、雰囲気は決して負けていません。乗馬クラブの散策コースにもなっていて大きな馬が遊歩道を闊歩するさまにびっくりさせられます。ただ、今回は2度目なので、さほど驚きませんでした。木陰で写生をしたり、お弁当を広げたりするには、絶好の場所です。もちろん被写体としても最高です。ポピーが風に揺られてたなびいている様子は、まるで笑っているように見え、かわいいですね。

1時間程、花さじきで過ごしたあと向かったのが、道の駅あわじでした。生しらす丼というのが有名なようで、売店にはすごい行列ができていました。それにしてもここから見る、明石海峡大橋はまさに絶景です。こちらで軽い食事とも思いましたが、実は「本場の明石焼」を一度食べてみたいというのがあって、ここはぐっと我慢し次に向かったのが明石駅近くの商店街でした。名前を魚の棚商店街といい、近くの漁場から水揚げされた明石たこをはじめ多くの魚介類を販売しており、明石市の代表的な観光スポットとなっています。
車を明石駅前の立体駐車場に停め商店街までは歩いて5分ほどの距離でした。(つづく)



世界最長のつり橋 道の駅あわじからの絶景
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四万十といえばウナギでしょう。 高知四万十の旅 平成26年5月4日(日)

2014-05-12 22:34:41 | 観光名所

うなぎの名店 四万十屋 2階が食事処

沈下橋を見たあと、お昼にしようとウナギで有名な、四万十屋にやってきました。午後1時を過ぎていましたが、駐車場はいっぱいでなかなか空きません。やっと駐車することができ、急いで店内に入ると大勢の待ち客の姿がありました。予約名簿に記入しましたが、10人以上の先客がいました。さすがに人気店と、ここは待つしかありません。感じとして1時間から1時間半は覚悟が必要かなと思いながら、1階の特産品の品々を眺めて時間を待ちます。こちらは、1階が地元の特産品を販売するお店、食事処は2階でした。2階にはベランダ風のスペースもあり、そこが一等席のようです。

次の人を順に担当の人が呼んでくれますが、意外にも半分程度が待ちきれず帰ってしまったようです。ということで実質30分程度の待ち時間で済みました。名前を呼ばれて2階にあがると、運のいいことに室内(窓側)のいい席に座ることができました。ウナギは天然と養殖、メニューは、うなぎ丼とうな重が主で、他にも地元の食材を活かした一品料理もありました。値段的にはうなぎ丼の天然と、うな重の養殖物がほぼ同じぐらいでした。値段のこともあり、どれにしようかと悩みましたが、しばし協議の結果、ここまで来たからにはと、天然のうなぎ丼にすることに決定しました。他の席を見るとほとんどの人が、同じようにうなぎ丼かうな重を食べています。こんなにうなぎを消費していいのだろうかと少し心配もしました。 



天然のうなぎ丼 どうです!おいしそうでしょう。

天然ものは、養殖に比べて小振りで淡白かな、と話をしているとお待ちかねの料理が運ばれてきました。思った以上に肉厚で、ぷりぷりです。おいしいね!と舌鼓して食べたうなぎ丼はまさに絶品。自然の恵みに感謝です。このお店は、たびたびテレビの番組で取り上げられ、店主自身も現役の漁師と聞いています。あの有名な漫画「美味しんぼ」にも登場する有名店でした。昨日の居酒屋で食べた、「カツオのたたき」「どろめ」や「ごり」、そして今日のうなぎと四万十の味を十分に堪能できた今回の旅でした。あとは帰るだけと高知道を帰ることになりましたが、途中、「土佐・桂浜」の案内板を見て、せっかくなので寄って帰ろうかということになりました。

インターを降りて、桂浜を目指しますが、市内のいたるところにあるのが、「桂浜方面渋滞右折してください」と書かれた道路の表示板です。しかしこの時間(夕方の5時頃でした)ならもう混んでないだろうと安易に車を進めたのがよくありませんでした。途中でしっかり渋滞に掛かってしまいました。運河を横切る急な橋を過ぎ桂浜がすぐというところで、警備の方に「このまま進まれると、1時間以上かかりますよ。この先に道路の広いところがあるので、そこに停められたらどうでしょう」というようなアドバイスがあり、仕方なくそちらに車を進めました。そこから歩きになりましたが、すでに時刻は午後6時を過ぎていました。案内板には桂浜まで2キロの表示がありました。海岸線と並行して走る道路の歩道をひたすら歩き、急な山を越えるころ、何と、車の渋滞はほとんど解消され、スムーズな流れに変わっていました。


これには、少々がっかりしましたが、今さら引き返すわけにもいきません。山を越え桂浜に降りたころには少しうす暗くなっていました。しかし浜には多くの観光客の姿がありました。気温も高く散策はとても気持ちのよいものでした。しかし、お目当てはやはり龍馬像です。石段をあがると広場には大勢の観光客の姿がありました。「やっと会えたぜよ!」と記念写真を撮り、5分程度ですぐ引き返しました。とにかく足元が見えるうちに山を越したかったのです。このあと、何とか車に戻り桂浜をあとにしました。途中のサービスエリアで食事を摂りましたが、岡山の我が家に着いたのは午後11時頃でした。さすがに疲れました。しかし、天気も良く見たいところもすべて見ることができたので、大満足の今回の旅でした。感謝、感謝。それにしても高知は広いですね。(土佐・高知の旅 終わり)


桂浜から山を越えて帰るころには午後7時を過ぎていました。
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