未熟なカメラマン さてものひとりごと

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旬の柑橘類を求めて大三島へ 愛媛県今治市大三島町

2022-12-19 10:49:20 | 果物
訪問日:令和4年12月12日(月)

風呂上がりに、ヤクルト1000をグイっと飲んだあと、柚子を絞り、はちみつを加えてお湯で割って飲むのがこの時季の習慣となっています。その柚子が季節を終え、市場に出回らなくなったので、代わりに安いレモンを求めて大三島の道の駅「多々羅しまなみ公園」までドライブに出かけることにしました。

(多々羅しまなみ公園)



道の駅・多々羅しまなみ公園 多々羅しまなみ公園は世界有数の斜張橋「多々羅大橋」をはじめ、瀬戸内海の景色を一望できる人気のビューポイント。レストランや特産品センター、また地元で採れた新鮮な野菜・柑橘・海産物の販売を行っている農水産物直売所・上浦ふれあい屋台市があります。


多々羅大橋は世界最大級の斜張橋。しまなみ海道は、サイクリストの聖地といわれています。


幸せの鐘


農産物ふれあい屋台市。地元の農家の皆さんが旬の柑橘を持ち込む。こちらで販売される柑橘は、10月の温州みかんから始まって7月の河内晩柑(和製グレープフルーツ)まで、実に40種類。当日は「まどんな」の箱売を多く目にしました。

レモンは、このあたりの特産で、随分安いので助かります。
袋ごとに生産者の名前が入り、農薬を使用したかどうかのチラシがわかりやすく入っています。大小の大きさは違いますが、8個から10個入りが250円から300円です。
「まどんな *1」という名前のかんきつが大量に並んでいました。この島の特産品なのでしょうか。ついでに、こちらも買って帰ることにしました。


(大山祇神社)

多々羅大橋を撮影後、せっかくなので大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)にお参りして帰ることにしました。境内に参拝者はまだらでした。樹齢2600年以上という神木の大クスにパワーをもらっての参拝後の楽しみは、神社鳥居前にある、日本料理「喜船」の海鮮丼です。
ひと手間入った海鮮の具と赤だし汁、今回は、ぜいたくにいくら入り1980円を注文しました。うれしかったのは赤だし汁です。あまりにもおいしかったので、つい声が出てしまいました。



総門 石畳の敷設工事が行われていました。


大樹に囲まれた神社


神木 樹齢は2600年以上といわれる 根回り20m、目通り11m、高さ15.6m


幹の根元は空洞ですが、樹勢はまだまだ衰えていません


神門 近年建て替えられたものです


天井 細部まで手が加えられています


拝殿


隼人の舞 2010年11月に今治造船が船舶の安全航海を願って、文化勲章受章者の中村晋也氏が制作のブロンズ像を奉納したもの。像は狩衣(かりぎぬ)の装束に鳥兜(とりかぶと)をかぶり、右手に扇子、左手に鉾を持ち、「隼人舞」を舞う人の姿を表現しています。


神木を裏側から見たところ 枝の張りがよく見えます。大山祇神社周辺には大小数百本のクスノキが群生しており、「大山祇神社のクスノキ群」として国の天然記念物に指定されています。


伊藤博文公手植えのクスノキ 1909年植樹 樹齢110年


十七神社


日本最古のクスノキ 樹齢3000年の天然記念物「能因法師の雨乞の楠」

(尾道ミニ散歩)

このあと、尾道市まで戻り、天寧寺周辺を散策したあと、お気に入りのカフェ・尾道浪漫珈琲でアメリカンコーヒーとフルーツワッフルで一息入れ、お隣のお土産屋さん「尾道ええもんや」で壱番館’の尾道ラーメンを買って帰途につきました。本当はロープウエイで頂上まで行き、新しい展望台を見たかったのですが、何とロープウエイが点検のため休止していたのです。天寧寺の三重塔を見下ろせる位置まで坂道を上り、撮影後、今日はここまでとした次第です。


細い路地を進む 誰が名付けたか「猫の細道」


梟の館 謎めいた入り口ですが、フクロウグッズがたくさん並ぶカフェのようです。


崩れかけた建物のように見えましたが、入り口に「福石猫神社入口」と書いてありました。とても入って見る勇気はありません。


塔の向こうに尾道水道が見えてきました


一番のビュースポットです。天寧寺三重塔と尾道市街、そして向こうに尾道大橋。故平山郁夫画伯が愛した尾道の風景です。


上の公園までやってきました。いつもなら猫がたくさんいるのですが、この日は見当たりませんでした。


桜の紅葉。なんでもない枯れ葉ですが、陽が射し青空とのコントラストがきれいにみえました。


尾道といえば坂道。代表する景観。


尾道水道が眼下に。穏やかな一日でした。


もう少し下ってみたところ


山陽本線 ちょうど電車がやってきました


国道と道路が並行して走っています


商店街で奇妙なマネキンをみました。?????何がどうなっているのか


ゲストハウス「あなごのねどこ」


通路の先が気になります。

*1 しまなみまどんな 特徴的なプルプル食感と甘い果汁、そしてさわやかな香りが特徴
コメント (2)
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かんきつ類の女王「せとか」と対抗馬「甘平」

2017-02-17 23:23:29 | 果物
先週末、しまなみ海道は大三島(愛媛県)に行ってきました。お目当ては、かんきつ類「甘平」です。そして目指すのは、道の駅「多々羅しまなみ公園」。天気はうす曇でしたが、風の影響からか雲の動きが早く、一時的に陽が差すこともある不安定な天気でした。
大三島ICを降り正面の三差路を左に曲がるとすぐに道の駅はあります。



道の駅「多々羅しまなみ公園」から見る多々羅大橋

駐車場は7割方埋まっているようでした。道の駅前の眺望は素晴らしく目の前に瀬戸内海の素晴らしい景観が広がり、左手には多々羅大橋の優美な姿を望むことができます。
お目当てのかんきつ類、いろんな種類があるのには驚かされます。
さて「甘平」ですが、販売中のいくつかの籠はすでに空っぽでした。これは残念と、ほかの品種で我慢しようかといろいろ思案していると、一台の軽トラックが停まり、荷台からなにやらダンボール箱を下ろし始めました。


いろんな種類の柑橘類が並んでいます。


「甘平」を何とかゲットすることができました。


幸いだれも気づいていないようなので、そっとのぞいて確かめると「甘平」ではありませんか。さすがにお値段も少々お高いようで、一箱4500円の値札が付いていました。バラ売りを考えていたので、どうしようかと悩みましたが、結局買うことに決めました。個数を確認すると、大玉が14個入っていました。
レジ担当者の人から、傷みやすいので涼しいところに置いてくださいね、と助言がありました。

自宅に帰って、早速その味を試してみました。皮はみかんと比べとても薄く、剥くのに少々
手間がかかります。しかし中は果肉がぎっしりつまり、歯ごたえのある食感です。袋の皮もうすいので、そのまま食べることができます。なんという甘さでしょう。販売期間はわずか一ヶ月半程度、お徳なのは、見た目が悪い訳あり品かもしれません。いずれにしても産地で買うと新鮮さはもちろんお値段もお手頃です。でも高速道路の料金を考えると微妙ですね。
ところで、今、柑橘の女王といわれているのが「せとか」です。道の駅では、「せとか」も、わずかですが販売されていました。お値段はさほど変わりません。

「せとか」は、清見、アンコール、マーコットの血を受け継いだ品種で、上品な香りと爽やかな味が魅力の品種です。栽培も大変難しいようで、高度な技術を要するようです。
大玉ですと都心の高級百貨店の贈答用では、ひと玉800円から1000円の値もつくとか。
「せとか」と「甘平」ぜひ、食べ比べてみませんか。



公園に咲いていた季節の花、スイセン。
コメント
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