訪問日:令和7(2025)年4月7日(月)
井原市内の桜の名所を北から南まで一巡してみることにしました。一日で回り切るのは初めてのことでした。自宅を10時出発。途中、コンビニでお茶とおむすびを買っていざスタートです。
① 蓮通寺(浄土真宗本願寺派)井原市芳井町片塚487 枝垂れ桜 やや見ごろ過ぎ
先日のローカルテレビで紹介していました。このような立派な枝垂れ桜が市内に有るとはつゆ知りませんでした。放送から3.4日経っているので、もう終わっているのではと危惧していたのですが、何とまだしっかりボリュームを保っていました。
とにかく片塚というところ、人生初めての訪問でした。傾斜のある山道、ナビを頼りに恐る恐る進むみ何とか到着。
木は予想以上に大きく、全体のバランスも申し分ありません。どこか岡山市曹源寺の枝垂れ桜に似ていると思いました。まだ一般には知られていないと思います。少し得をした気分になりました。

桜があちこちに

想像以上の大きさにびっくり

見事なボリューム

かわいい梅の木がありました

下から見上げて改めてその大きさを実感

正面から見る

小さな花弁です

繊細な枝先
② 円信寺(日蓮宗) 井原市芳井町川相1225 枝垂れ桜 満開見ごろ
いつもお世話になっている円信寺さんの枝垂れ桜です。うれしいことに、ちょうど見ごろでした。確か檀家の皆さんが周年の行事で寄附されたと聞いています。
淡いピンクが特徴です。見事なボリュームです。まさに満開見ごろでした。木自体はそれほど大きいものではありませんが、坂道の上にあるので実際よりも大きく見えます。

枝垂れには珍しいピンクは抜群の存在感

ボリュームがすごい

内側から見るとシャワーのよう
③ 光福寺(浄土真宗本願寺派)井原市芳井町井山1808 見ごろ過ぎ
毎年のように訪問させていただいている光福寺の枝垂れ桜です。先々代住職が畑の隅に植えたところ、肥料がよく効いたのか、あらよ、あらよと大きくなったそうです。
以前、台風の強風で大きな枝が折れたそうですが、それでも樹高が高く堂々たる存在感。向かいの峠からでも、その威容が確認できます。
この日は、残念ながら見ごろは過ぎていました。見ごろに時期にはコブシとの競演をみることができるのですが、こちらもほぼ終わっていました。参道がかなりの勾配で狭いので注意が必要です。

参道の桜がきれい

山門

見上げるような高さ。残念ながら見ごろは過ぎていました

優雅で繊細な枝垂れ

癒される山里の風景
④ 小田川の堤防に植えられたソメイヨシノ 井原市芳井町与井 満開見ごろ
いつも、対岸の国道から桜並木を眺めながら車を走らせていましたが、今回初めて通ってみることにしました。
国道から芳水橋を渡りすぐに右折すると桜並木が迎えてくれます。100mほど道の両側からソメイヨシノが枝を伸ばし、桜のトンネルを形成しています。その後、桜は土手側のみとなり、その先に河原に設けられた駐車場に降りる道があります。前日には大きなウオーキングのイベントがあったようですが、普段はとても落ち着いていて、頭上を桜が覆いお弁当を食べるには最高の場所です。車は20台くらい停められるようです。
位置はすこしずれていますが、小田川の対岸にも桜並木があってまさに春爛漫といった風情でした。

まるで井原堤のようです。ボリュームも素晴らしい。河原の枯れ草をきれいに刈り取ってほしかったですね。

見事な桜のトンネル。道幅も広いのですっきり感があります

記念写真を撮るファミリーがいました

桜の枝の下で談笑する人たち。なごみますね。

こちらも向こうも桜、サクラ、さくら

駐車場に降りる道

とにかく青い空でした
⑤ 桜渓塾跡公園 井原市芳井町簗瀬 ソメイヨシノ、ヤマザクラ 満開見ごろ
国道313号線を、市営さくら団地方面に進路をとると、坂道の両側の桜並木が迎えてくれます。
道を上り切ったあたりに、嘉永4年(1851年)に漢学者の阪谷朗廬が開いた「桜渓塾」を当時のまま保存整備している史跡公園があります。「朗廬阪谷先生垂帷跡」の記念碑に刻まれた題字は、渋沢栄一が書いた文字。裏側に彫られた碑文の書も栄一によるものです。(市HP)
公園の遊歩道を少し上ったところに、カタクリの小さな群落があり可憐な花を咲かせていました。一般には意外と知られていないと思います。
この場所から振り返ると桜渓塾の建物とその向こうに見える桜とで当時の頃がよみがえってくるようです。

高く空に伸びる木 まだ若いようです

カタクリを発見 井原市内で見ることができるとは!

古い建物と桜の組み合わせ

さくら団地に通じる坂道の両側にもソメイヨシノ
⑥ 相原公園(あいばらこうえん)ソメイヨシノ満開見ごろ 井原市大江町1036番地付近
井原市桜の名所として、井原市民の憩いの場となっています。
特に「井原桜まつり」の開催期間中は、夜間にぼんぼりが点灯され、昼夜を問わず多くの人で賑わいます。大型の駐車場や、お弁当を広げる十分なスペースがあり、大きなトイレも完備してあるのでお花見には最適な場所です。

例年、井原堤より1週間程度遅く咲くのですが、今年は満開でした。

ぼんぼりが設置され、遅くまでお花見を楽しむことができます。

大勢の人の姿がありました
⑦ 井原堤(いばらづつみ)ソメイヨシノ 満開見ごろ 井原市井原町
岡山県内でも有名な桜の名所です。小田川の土手2キロにわたって800本のソメイヨシノが植えられています。道幅がそれほど広くないので、両側から桜の枝が覆いかぶさりさながらトンネルのようです。夜間はぼんぼりが点灯され、多くの市内外からの観光客でにぎわいます。
対岸の桜橋公園の桜も満開で、まさに桃源郷のようでした。この時間、近隣の駐車場が満車状態で遠くまで歩くことになりました。堤は生活道路でもあり車が通るので注意が必要です。

完璧なサクラのトンネルです

小田川にかかる桜の枝 河原もきれいに整備されています。遊歩道でお弁当を広げる人の姿もありました。

人出が増えてきました。バイクも見えます。

今が旬のチューリップ。私費で植えられているそうです。

桜の下でくつろぐ人たち

小田川を挟んでの桜並木

桜橋公園下の遊歩道を歩く人たち

癒されます!

井原のマスコットキャラクター(でんちゅうくん)いざ出陣です。ポーズをとってくれました。かわいいですね。

4月5日夜の井原堤です。対岸の桜橋公園のぼんぼりが川面に映ってきれいでした。
井原市内にもまだまだ訪ねたことのない桜の名所があるかもしれません。
次年度はもう少し研究してみたいと思います。
井原市内の桜の名所を北から南まで一巡してみることにしました。一日で回り切るのは初めてのことでした。自宅を10時出発。途中、コンビニでお茶とおむすびを買っていざスタートです。
① 蓮通寺(浄土真宗本願寺派)井原市芳井町片塚487 枝垂れ桜 やや見ごろ過ぎ
先日のローカルテレビで紹介していました。このような立派な枝垂れ桜が市内に有るとはつゆ知りませんでした。放送から3.4日経っているので、もう終わっているのではと危惧していたのですが、何とまだしっかりボリュームを保っていました。
とにかく片塚というところ、人生初めての訪問でした。傾斜のある山道、ナビを頼りに恐る恐る進むみ何とか到着。
木は予想以上に大きく、全体のバランスも申し分ありません。どこか岡山市曹源寺の枝垂れ桜に似ていると思いました。まだ一般には知られていないと思います。少し得をした気分になりました。

桜があちこちに

想像以上の大きさにびっくり

見事なボリューム

かわいい梅の木がありました

下から見上げて改めてその大きさを実感

正面から見る

小さな花弁です

繊細な枝先
② 円信寺(日蓮宗) 井原市芳井町川相1225 枝垂れ桜 満開見ごろ
いつもお世話になっている円信寺さんの枝垂れ桜です。うれしいことに、ちょうど見ごろでした。確か檀家の皆さんが周年の行事で寄附されたと聞いています。
淡いピンクが特徴です。見事なボリュームです。まさに満開見ごろでした。木自体はそれほど大きいものではありませんが、坂道の上にあるので実際よりも大きく見えます。

枝垂れには珍しいピンクは抜群の存在感

ボリュームがすごい

内側から見るとシャワーのよう
③ 光福寺(浄土真宗本願寺派)井原市芳井町井山1808 見ごろ過ぎ
毎年のように訪問させていただいている光福寺の枝垂れ桜です。先々代住職が畑の隅に植えたところ、肥料がよく効いたのか、あらよ、あらよと大きくなったそうです。
以前、台風の強風で大きな枝が折れたそうですが、それでも樹高が高く堂々たる存在感。向かいの峠からでも、その威容が確認できます。
この日は、残念ながら見ごろは過ぎていました。見ごろに時期にはコブシとの競演をみることができるのですが、こちらもほぼ終わっていました。参道がかなりの勾配で狭いので注意が必要です。

参道の桜がきれい

山門

見上げるような高さ。残念ながら見ごろは過ぎていました

優雅で繊細な枝垂れ

癒される山里の風景
④ 小田川の堤防に植えられたソメイヨシノ 井原市芳井町与井 満開見ごろ
いつも、対岸の国道から桜並木を眺めながら車を走らせていましたが、今回初めて通ってみることにしました。
国道から芳水橋を渡りすぐに右折すると桜並木が迎えてくれます。100mほど道の両側からソメイヨシノが枝を伸ばし、桜のトンネルを形成しています。その後、桜は土手側のみとなり、その先に河原に設けられた駐車場に降りる道があります。前日には大きなウオーキングのイベントがあったようですが、普段はとても落ち着いていて、頭上を桜が覆いお弁当を食べるには最高の場所です。車は20台くらい停められるようです。
位置はすこしずれていますが、小田川の対岸にも桜並木があってまさに春爛漫といった風情でした。

まるで井原堤のようです。ボリュームも素晴らしい。河原の枯れ草をきれいに刈り取ってほしかったですね。

見事な桜のトンネル。道幅も広いのですっきり感があります

記念写真を撮るファミリーがいました

桜の枝の下で談笑する人たち。なごみますね。

こちらも向こうも桜、サクラ、さくら

駐車場に降りる道

とにかく青い空でした
⑤ 桜渓塾跡公園 井原市芳井町簗瀬 ソメイヨシノ、ヤマザクラ 満開見ごろ
国道313号線を、市営さくら団地方面に進路をとると、坂道の両側の桜並木が迎えてくれます。
道を上り切ったあたりに、嘉永4年(1851年)に漢学者の阪谷朗廬が開いた「桜渓塾」を当時のまま保存整備している史跡公園があります。「朗廬阪谷先生垂帷跡」の記念碑に刻まれた題字は、渋沢栄一が書いた文字。裏側に彫られた碑文の書も栄一によるものです。(市HP)
公園の遊歩道を少し上ったところに、カタクリの小さな群落があり可憐な花を咲かせていました。一般には意外と知られていないと思います。
この場所から振り返ると桜渓塾の建物とその向こうに見える桜とで当時の頃がよみがえってくるようです。

高く空に伸びる木 まだ若いようです

カタクリを発見 井原市内で見ることができるとは!

古い建物と桜の組み合わせ

さくら団地に通じる坂道の両側にもソメイヨシノ
⑥ 相原公園(あいばらこうえん)ソメイヨシノ満開見ごろ 井原市大江町1036番地付近
井原市桜の名所として、井原市民の憩いの場となっています。
特に「井原桜まつり」の開催期間中は、夜間にぼんぼりが点灯され、昼夜を問わず多くの人で賑わいます。大型の駐車場や、お弁当を広げる十分なスペースがあり、大きなトイレも完備してあるのでお花見には最適な場所です。

例年、井原堤より1週間程度遅く咲くのですが、今年は満開でした。

ぼんぼりが設置され、遅くまでお花見を楽しむことができます。

大勢の人の姿がありました
⑦ 井原堤(いばらづつみ)ソメイヨシノ 満開見ごろ 井原市井原町
岡山県内でも有名な桜の名所です。小田川の土手2キロにわたって800本のソメイヨシノが植えられています。道幅がそれほど広くないので、両側から桜の枝が覆いかぶさりさながらトンネルのようです。夜間はぼんぼりが点灯され、多くの市内外からの観光客でにぎわいます。
対岸の桜橋公園の桜も満開で、まさに桃源郷のようでした。この時間、近隣の駐車場が満車状態で遠くまで歩くことになりました。堤は生活道路でもあり車が通るので注意が必要です。

完璧なサクラのトンネルです

小田川にかかる桜の枝 河原もきれいに整備されています。遊歩道でお弁当を広げる人の姿もありました。

人出が増えてきました。バイクも見えます。

今が旬のチューリップ。私費で植えられているそうです。

桜の下でくつろぐ人たち

小田川を挟んでの桜並木

桜橋公園下の遊歩道を歩く人たち

癒されます!

井原のマスコットキャラクター(でんちゅうくん)いざ出陣です。ポーズをとってくれました。かわいいですね。

4月5日夜の井原堤です。対岸の桜橋公園のぼんぼりが川面に映ってきれいでした。
井原市内にもまだまだ訪ねたことのない桜の名所があるかもしれません。
次年度はもう少し研究してみたいと思います。