未熟なカメラマン さてものひとりごと

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世羅高原の花ハス やまびこ農園(広島県世羅町) 平成27年7月20日(月)

2015-07-24 00:26:21 | 撮影
今年も世羅町にあるやまびこ農園を訪ねることにしました。自宅を早朝5時過ぎに出発。ちょうど1時間後の6時過ぎに現地に到着することができました。昨年訪ねたのは、7月27日だったのでちょうど1週間早いことになります。

先客がすでにあると思っていましたが、どういうことでしょう。ほかに誰一人の姿もありません。いつもなら駐車場所に苦労するところですが、皮肉にもその心配はまったくありませんでした。
はやる気持ちを抑えて、三脚を立て、長靴に履き替えてハス畑に向かいます。畑の周りは電気柵が張り巡らされています。

するとどうでしょう。ひと目見た瞬間、今年は勢いが無く状態がよくないのがわかります。花の茎の首の部分が折れたり、中途半端に開花して傷んでいるのもたくさんありました。
やはり全体的に早いというのもありますが、このような状態の花ハスを見るのは初めてで、正直がっかりしました。
それでも、私が大好きな「ミセススローカム」の、まるで岡山名産の白桃のような丸いつぼみはいくつかみることができました。あとは白いハスの花をところどころに見る程度です。ピンク系の大型の品種はほとんど目にすることはありませんでした。



















このやまびこ農園の花ハスですが、生産者のハス畑なのでいろんな種類のハスを見ることができる、とても有難い存在なのです。山奥の中にあるので場所を聞かなければなかなか一人で来ることはできない、知る人ぞ知る秘密の場所なのです。

1時間ほどして、やっと1人のカメラマンがやってきました。私の方を見て開口一番。
「おはようございます。今年はだめですね」と。
「昨年より1週間早くきましたが、状態はよくないですね」と私。
「これなら1週間後にきても、おそらくだめでしょう」とカメラマン。
「生産者の方から聞いたのですが、対策は講じているけど、毎年だんだん花が小さくなっているらしいです。」とカメラマン。

一番いい状態で撮影できれば最高なのですが、なかなか満足のいく好条件に出くわすことが少なく、そんな中で奇跡的に感動するような美しい場面に出会えるというのが、これが撮影の醍醐味でしょうか。
そうこうしているうちに、西から山間の里にも暑い陽が差し始めたので、当日は断念し止む無く引き上げることにしました。
駐車場で入れ違いに一組の夫婦がやってきました。

花ハスはあきらめたものの、このまま帰るのももったいないので、先日テレビで放映していた三次市君田町のヒマワリ畑を見て帰ることにしました。
(君田町のひまわり畑に続く)
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